チワワのしつけは難しい?吠え癖・噛み癖のしつけ方や怒り方は?

6.チワワの吠え癖はなおせる!ワンちゃんの学習方法を活かそう

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チワワは臆病で警戒心が強い一面を持つため、インターホンの音や来客に吠える子が多いです。そこから吠え癖という問題行動に発展することもありますが、しっかりとしつけを行えば吠え癖がつかないようにすることも可能です。

ただし、ワンちゃんは吠えて自分の意思を伝えるため、全く吠えないようにするのは不可能とだけ頭に入れておいてください。
その代わりに、インターホンや来客、外出先などで吠えないように、しっかりとしつけを行っていきましょう。

吠え癖のしつけには学習法でもご紹介した、不快なできごとを条件付けて、問題行動を減少させるアプローチが有効です。ワンちゃんの嫌がる音が鳴るものなど、吠え防止グッズを利用するのも良いでしょう。


<吠え癖をしつけるポイント>
・吠えを止めさせるときは飼い主自身で罰を与えない
(飼い主が家にいないときだけ吠えまくるようになる可能性もあるため)
・間違っても、チワワが吠えたときに甘やかすように優しくなだめたり、おやつを与えたりしないこと
(吠えたら構って貰えた、おやつをくれたと間違った学習をしてしまい、余計吠える犬になってしまうため)

吠え癖のしつけ方は下記ページでも詳しく解説しています!
無駄吠え?要求吠え?チワワの吠え癖の原因と対策 無駄吠え?要求吠え?チワワの吠え癖の原因と対策

7.噛み癖をつけないために!子犬期からの服従訓練がカギ

子犬の頃に甘やかされて何でも許されてきたチワワは、成犬になっても噛み癖がついてしまうこともあります。噛まないチワワにするためには、子犬の頃から服従訓練をしっかりと行うことが大切。服従訓練は、飼い主が上位である主従関係を覚えさせる訓練です。

服従訓練では、体を抑える練習(ホールディング)を行い、飼い主が犬のどこを触っても嫌がらない訓練や、飼い主と一緒だと落ち着けるということを教えます。

気が強いチワワは子犬であっても不機嫌なときは噛みついてきたり、唸ったりします。しかし、気が強い子こそしっかりとイケナイ!ダメ!ということを教えていきましょう。


<噛み癖をしつけるポイント>
・噛んできたらダメ!イケナイ!など決めておいた叱り言葉を大きく低い声で言う
・噛んでもいいおもちゃ、ガムを与える
・嫌な音を立てて不快にさせる


どの方法もしっかりと噛むのを止めたら褒めて下さい!
その子にとって怒る行為が逆効果になる場合もあります。そして、噛むという行為には様々な気持ちが込められているので、しっかりとその気持ちを理解したうえでしつけましょう。

そして、手に噛みつく場合は人の手が苦手な場合もあり得ます。普段からチワワが落ち着いているときは、体を撫でながら優しく声をかけてあげましょう。

まとめ

こうして見ても、改めてしつけは難しいことがわかりますね。チワワも子供のしつけと同じように“根気”が必要です。1つのことを覚えるのに時間がかかる子もいれば、すぐ覚える子もいます。

また、しつけには様々な方法があり、その子その子によって合うものが異なります。困ったときにはプロの方に頼るのもいいでしょう。ドッグトレーナーによってもしつけ方やしつけ方針、人と飼い犬とのあるべき関係性や考えが違いますので、愛犬に合ったトレーナーを探しましょう。チワワにしっかりと愛情を注ぎ、飼い主との生活をしつけでより良いものにしていきましょう。

また、以下のリンクからはチワワの子犬やそのブリーダーを探すことができますので、併せてご覧ください。

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