2017/5/10 09:10:44

元気に長生き!チワワの健康を維持するために知っててほしいこと

    1.チワワの体について学ぼう!

    理想体型って?

    チワワの平均体重は1~3kg、平均体高は15~23cm(大人のひざ下あたり)です。「あれ?うちの子、平均よりも太ってる…もしかして肥満なの?」いいえ、一概に肥満とは言えません。
    なぜなら同じチワワでも遺伝や骨格によって、体の大きさが変わってくるため、平均よりも体重が重くても肥満とは限らないのです。「じゃあどうやって肥満かどうかを判断するの?」と疑問に思うかたもいらっしゃるでしょう。そんな時は「BCS(ボディコンディションスコア)」という方法を使います!BCSとは、愛犬の体格や体型を含めた見た目の状態、脂肪の付き方を触れて判断する方法です。肥満度は5つの段階で評価されます。

    【BCS5段階評価】
    太りすぎていても、痩せすぎでもいけないので、BCS3を維持できるようにしましょう!
    BCS1 痩せすぎ
    「あばら」「腰の骨格」がはっきりと浮き出ていて、触ると簡単に骨が分かります。
    上から見てみると砂時計のような体型になっています。

    BCS2 痩せ気味
    「あばら」が少し浮き出ていて、なでてみると骨が分かります。
    上から見ると、BCS1よりは膨らみがありますが、かなり腰の部分がくびれています。

    BCS3 理想体型
    「あばら」が薄い脂肪におおわれていて、なでると骨が分かります。
    上から見た時の腰のくびれは緩やかで、ウエストもゆるやかに細くなっています。

    BCS4 太り気味
    厚い脂肪におおわれていて、見た目では「あばら」が分かりません。
    またウエストは引き締まっておらず、かろうじてくびれがある程度です。

    BCS5 肥満
    とても分厚い脂肪におおわれています。見た目でも、触っても「あばら」が確認できません。
    上からみてもくびれがなく、お腹が出ていて垂れ下がっています。まるでドラム缶のような体型をしています。

    チェック方法
    BCSをチェックするポイントは、「あばら」と「くびれ」です。これらは上と横から見るだけでも、ある程度チェックできますが、毛の長い子は判断しずらい場合があります。そこで実際に触って確認することによって、より精度の高い診断ができるのです。

    ①まずは見た目でチェックしよう
    上と横から見て、ウエスト部分のくびれ具合をチェックします。
    ※毛が長い子の場合、ウエスト部分をグイッと持ち上げるようにして、しっかりラインを出してから確認しましょう。

    ②触ってチェックしよう
    あばらがどの位浮き出ているか調べます。
    ※毛が長い子の場合、毛の下に手を入れてできるだけ地肌に近づけて確認しましょう
    ウエスト部分を触って、くびれ具合を調べます。
    腰の骨を触って、どのくらい浮き出ているか調べます。

    2.とっても怖い肥満

    放っておくと大変なことになってしまうんです

    「ぽっちゃりしてる方が、愛嬌があってかわいい」とおっしゃる飼い主さんもいらっしゃるのではないでしょうか?確かに少しぽちゃっとしているチワワはかわいいのですが、肥満って愛犬の体に相当な負担がかかっているのです。
    人間の1kg増えると、犬の1kg増えるでは意味が違ってきます。体の小さなチワワであれば、人間で換算すると10kg以上増えるのと同等だと言われています。ほんの数グラム増えただけと軽く考えないで、小さな体重の変化にも気をつけましょう。
    犬の肥満に繋がるであろう原因は、主に5つほどあげられます。

    1.運動不足
    「チワワだから運動量も多くないし、散歩行かなくても大丈夫でしょ」と室内で少し遊ぶ程度で、終わらせる方もいるかと思います。しかしその考えが肥満へと繋がります。たまには外へ出て、ドッグランなどで思いっきり走らせてあげた方がいいでしょう。

    2.ごはんを必要以上にあげる
    「ごはんをあげたらすぐ完食して、まだ欲しそうだったからつい」とあげすぎてしまう方も、いらっしゃるでしょう。犬はあればあるだけ食べてしまう生き物です。なので欲しそうな顔していても、必要以上にあげないようにしましょう。またかわいいからといって、オヤツをついついあげすぎてしまうのも注意してくださいね。

    3.不妊手術
    女の子なら避妊手術、男の子なら去勢手術をすることで太りやすくなります。手術をしたことによって、体内のホルモンバランスが変わってしまうことが原因のようです。

    4.年齢
    シニアになるにつれて代謝が下がることで、今までと同じ量のごはんでも太ってしまいます。

    5.病気や怪我
    病気のせいで太ってしまうことがあります。下半身不随の子は、動けないので太りやすくなってしまいます。また、内分泌系の病気になった場合も太ってしまうことがあります。

    肥満が引き起こす病気

    初めに肥満であることはデメリットばかりなのだということを知っておいてもらいたいなと思います。太っていることが原因で引き起こされる病気もありますし、手術をする際に必須な麻酔をかけるのが難しいということも。
    なぜ麻酔をかけるのが難しいかというと「多すぎる脂肪のせいで麻酔の量のコントロールがしずらく、危険な状態になる可能性がある」「首回りについている脂肪によって気道が圧迫されている」という理由からです。これでは、病気を治すために行う手術ができなくなってしまいます。獣医さんから「太っているから手術ができない」なんて言われたら、どうしようもありません。そんな事を避けるためにも、愛犬を肥満にしてはいけないのです。
    先ほど太っていることが原因で引き起こされる病気があると話したのですが、今回はその中からいくつか抜粋してご紹介しようと思います。少しでも肥満が怖いものなのだということを知ってもらいたいのです。

    足の病気
    体重が重いことで、足や腰に負担がかかり、関節を痛めてしまいます。そうすると足を引きずったり、片足を上げたり、歩くことを嫌がったりするようになります。もともと関節の弱い犬は症状が悪化する可能性がありますので、要注意です。足だけでなく背骨にも負担がかかり、椎間板ヘルニアになる場合があります。ひどいと歩けなくなることもある怖い病気です。
    ●椎間板ヘルニアとは?
    背骨の脊髄と呼ばれる部分が圧迫され、骨と骨の間にあるクッションの役割をしている椎間板が異常を起こし、足の痛みや痺れが症状として現われる病気です。
    もっと詳しく症状をご紹介していきますね。足の神経が麻痺して「足がもつれる」「歩けなくなる」「触ると嫌がる」「歩き方がいつもと違う」などの症状がみられるようになります。

    糖尿病
    太り過ぎていることによって発症することがあります。糖尿病は長く付き合っていかなければいけない上に、症状が分かりにくく放っておくと、白内障や深刻な病気を併発する可能性があるので注意が必要です。糖尿病はオスよりもメスのほうがなりやすいとされており、発症率は2倍ほど高いと言われています。また8歳前後が発症のピークだとか。
    この病気は犬に大きな負担がかかるのはもちろんですが、獣医に指示された通りに専用の薬や食事を与えたり、インスリン注射を打ったりしないといけないため飼い主にとっても負担になる病気なのです。
    糖尿病において重要なポイントになるのは「食事」と「運動」です。愛犬が毎日食べているドッグフードの中には、炭水化物が50%を超えるものがあります。その炭水化物が糖尿病の原因の一部となっていることが。そのため愛犬の食生活を見直すことが大切です。また、糖尿病は運動をしないとどんどん進行していってしまいます。なので定期的な運動が必要となってきます。

    心臓病
    肥満が直接的な心臓病の原因とは言えませんが、心臓に負担がかかっていることは確かです。太っているということは、常に重い荷物を抱えながら生活しているのと同じため「ハァハァ」と荒い呼吸を常にしている状態になります。呼吸が乱れるのは、心臓にとっては大きな負担となるため心臓病を引き起こす可能性が高くなるのではないかと考えられます。
    心臓病といえど、いろんな種類があるので一言では言えませんが、急に痩せたり、倒れたりしたら心臓に異常を抱えている場合があるので、早めに動物病院へ行きましょう。

    泌尿器の病気
    肥満によって、尿に含まれる成分が偏るためシュウ酸カルシウム結石症などの、泌尿器系の病気を発症しやすくなります。
    ●シュウ酸カルシウム結石症とは?
    膀胱や尿道、腎臓に結石ができて、痛みがでる病気です。また結石によって、おしっこが通る道が塞がれてしまうことも。頻繁にトイレに行ったり、なかなかおしっこがでなかったり、お腹を触った時に嫌がったりした場合は、早めに動物病院に行ってください。

    目指せスリムなチワワ!

    「太っていても良いことが1つもない…ダイエットさせなきゃ!」と決意したのはいいけれど、なにから始めたらいいか分からない!とお悩みの飼い主さんに、ダイエット方法をご紹介いたします!
    ダイエットをするまえにまずは目標体重を決めましょう!その子の大きさに合わせた理想体重を目標にします。飼い主が理想体重を割り出すのは難しいと思うので、かかりつけの獣医に相談してみるのが1番正確で早いと思います。
    目標体重を決めたら、それに向かってダイエット開始です。スリムで、軽やかな足取りで散歩に行くチワワになりましょう!

    食事を工夫してみる
    かさ増ししてみる
    ドッグフードの量を減らし、おからや豆腐など犬が食べても大丈夫な食材を入れて、かさ増ししましょう。おからや豆腐は低カロリーでヘルシーなので、たくさん食べても大丈夫です。犬がそのごはんに飽きてきたら、味を変えるために脂質の少ないササミを湯がいて、入れてみてもいいでしょう。
    かさ増しに向いている食材
    ○野菜(もやし、きゅうり、ブロッコリーなど)※あまり大量に与えすぎない
    ○こんにゃく
    ○鶏・ササミ肉(湯がいてあげる)
    ○豆腐
    ○おから

    食事の回数を増やしてみる
    1回にあげる量はほんの少しだけど、食事の回数自体を増やしてあげることで、犬は満足してくれるのです。また遊びやしつけの際に使う「ごほうび」としてあげることで、一気にガツガツ食べることを防げるので、愛犬が空腹を感じている時間が少なくて済みます。

    オヤツは低カロリーのもので、小さくしてあげる
    オヤツは一切あげない方がいいのですが、やはり全くあげないのはかわいそうですよね。ですので、あげるのであればカロリーの低いものを選びましょう。そして極力小さくしてあげてください。

    楽しく運動
    散歩に行く
    急激な運動は心臓に負担がかかってしまうので、愛犬のペースを見ながらゆっくり散歩に行ってみましょう。距離や時間は徐々に長くしていきます。少し愛犬が疲れているなと思ったら、公園で休憩を入れてあげてくださいね。

    運動に慣れてきたら…
    ドッグランに行って、ボール遊びしてみたり、他の犬と遊んでみたりするのもいいですよ。大きな広い場所で、のびのび自由に遊ぶことができるので、きっと愛犬も楽しんでくれるはず!

    ☆こんなのもどうでしょうか? 愛犬と楽しく踊るドッグダンス!
    名前からだいたい予想はつくと思いますが、ドッグダンスとは音楽に合わせて愛犬と楽しく踊るスポーツです。「音楽に合わせて踊るだけなら簡単そう!」と思われがちですが、実際にやってみると難しいのです。なぜかというと、リードを使わないため、犬は常に飼い主に集中している必要があります。さらに出された指示に従ってダンスするので、お互いの信頼関係が大切になってきます。
    「自分1人でドッグダンスを教えるなんてできない」そんな時は、インターネットで検索してみてください!ドッグダンスを教えてくれる教室を、簡単に見つけることができます。教室に通えば、一緒に頑張る仲間もできますし、愛犬にもたくさんの友達ができることでしょう。
    難しそうだといって諦めないでくださいね!しっかりトレーニングを積み重ねれば必ずできるようになりますし、愛犬との仲も深まっていきます。ドッグダンスで楽しみながら運動してみましょう!

    3.毎日の愛犬の状態を知っておく

    健康チェック

    先ほど少し病気の話をしましたが、やはり健康を維持する上で、愛犬の体の異変に素早く気付いてあげることが大切です。病気を早期発見することで、愛犬の痛みや苦しさを軽くしてあげることができます。そのためにも毎日の健康チェックはかかさず行いましょう!
    健康チェックは、愛犬の体に触れながら行うためコミュニケーションを取ることもできます。病気も発見できて、コミュニケーションも取れるなんて一石二鳥ですね!
    それでは詳しい健康チェックの仕方を解説していきますので、毎日の健康チェックを習慣付けましょう。

    健康チェック
    チェックする場所は、頭からお尻の方に流れていくような感じでやっていきます。


    犬と見つめ合って焦点が合っているか確認します。
    目やに、充血、腫れ、目にゴミが入っていないかをみます。まぶたをあげたり、めくったりしてみてください。


    鼻の頭から鼻筋まで順に触って確認してください。
    鼻は適度に濡れているか、腫れ、鼻づまりはないか、鼻水が異常なほど出ていないかをみてください。


    まずは耳元から先まで触って確認します。
    熱をもっていないか、腫れはないかをみてください。
    次に耳の中を確認してください。
    耳垢の色、溜まり具合、異臭がしないかをみてください。


    口を開いて歯や歯茎を確認してください。
    歯垢、歯石が溜まってないか、口の中に異物はないか、炎症は起こしていないかをみます。


    足の付け根から肉球まで、触って確認してください。
    腫れがないか、触って嫌がる痛がるところはないか、肉球にケガがないかをみていきます。

    胸からお腹
    痛がる場所がないか、しこりがないかを触って確認します。

    背中からしっぽ、被毛
    痛がる場所がないか、骨が曲がってないかを触って確認します。
    被毛はかき分けて、脱毛がないか、皮膚にできものがないか、赤くなっているところはないかをみます。

    お尻まわり
    しっぽを上げて、肛門あたりに汚れ、炎症がないか確認します。
    また生殖器から分泌物などが出ていないかもみます。

    体だけでなく、排泄物や飲食、行動なども見ておきましょう。
    飲食
    食欲はいつも通りあるか、水を大量に飲んでいないか、吐いていないかを確認します。

    排泄物
    尿の量が異常に多いもしくは少ない、色がおかしくないか、便秘ではないか、下痢していないかなどを確認します。
    またトイレの回数や、おしっこの姿勢をしているのに出てない、もしくは出にくいなどがないかもみてください。

    行動
    少しでもいつもと違う行動をしていたら、獣医さんに相談してみましょう。
    ○呼吸が苦しそう
    ○くしゃみを頻繁にしている
    ○咳をよくする
    ○体をかきむしっている
    ○お尻を地面にこすりつけている
    ○歩き方がおかしい(足をひきずっている、ケンケンして片足で歩いている、フラフラしているなど)
    ○けいれん、震えている

    4.チワワの健康をサポートしてくれる食材とは?

    食材を上手に使って健康になろう!

    健康を維持する上で、食事は重要なポイントになってきます。食事はドッグフードだけでなく、犬の体に良いとされる食材をあげることでより、健康になることできるのです。食材の中には犬が食べると、危険な状態になってしまうものもあるので、十分に注意してあげる必要があります。そこで今回は犬が食べても大丈夫、かつ栄養が豊富な食材をいくつか抜粋して、ご紹介いたします!

    湯で野菜
    犬は生野菜を消化できないので、必ず茹でましょう。野菜を湯でた後に出る「茹で汁」には、野菜の栄養素がたっぷり詰まっているので一緒にあげると良いですよ!

    ・さつまいも
    食物繊維が豊富で、便通が良くなります。
    あげすぎると、お腹には逆効果になるため注意してください。

    ・キャベツ
    こちらも食物繊維が豊富です。
    またキャベツには抗酸化作用というものがあるため、ガン予防にも繋がると言われています。

    ・かぼちゃ
    老化を抑える効果のあるビタミンC、Eが含まれています。
    皮ごと与えるのであれば、少なめの量にしましょう。

    豆腐
    豆腐は低カロリーなのに、腹持ちがいいためダイエットしている犬にはピッタリの食材です。
    さらに豆腐にはタンパク質が多く含まれています。タンパク質は体を作るのに必要な成分であり、毛のツヤなども維持してくれます。
    また豆腐に含まれるイソフラボンという成分は、ガン予防にも効果が期待できるそうです。

    こんにゃく
    こんにゃくは、消化しにくいと言われていますが、与え方や量に気をつければ特に問題はないようです。与えすぎると下痢などを起こすため、量は少なめで細かく切り刻み、加熱してあげましょう。
    こんにゃくは、利尿作用があるため、お腹に溜まった毒素や老廃物を取り除いてくれる効果が期待できます。

    フルーツ
    ・リンゴ
    食物繊維、酵素がたっぷり含まれている食材です。
    腸内環境を整えてくれるため、下痢や便秘の対策として使えます。
    またリンゴを食べることで歯石が溜まるのを最小限に抑えてくれます。
    ※消化に悪い皮はむいてあげましょう

    ・すいか
    高血圧、ガンの予防に効果があると言われています。
    ほとんどが水分でできているため、与えすぎには注意です!

    ・パイナップル
    脂質をエネルギーに変えてくれたり、疲労回復したりする成分が含まれています。
    こちらも与えすぎると下痢や腹痛の原因になるため、注意しましょう。

    マグロ
    タンパク質が豊富で、さらにDHAという学習能力を高める効果のある成分がたっぷり入っています。

    5.まとめ

    愛犬の健康管理は、飼い主の役割

    いかがでしたでしょうか?この記事が、少しでも飼い主さんのお役に立てていれば幸いです。
    「愛犬には少しでも元気で健康に、長生きしてほしい」犬の飼い主であれば、誰もが思うことでしょう。そのためには愛犬の健康を管理することが必要になってきます。この健康管理は、飼い主の大切な役割でもあります。その役割を果たすためにも、健康のためにはどんな事をすればいいのか、正しい知識を付けておかなければいけません。健康維持に大切な「食事」と「運動」。特にこの2つに関しては幅広く知識を付けておくといいでしょう。

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