公開日:2017/5/10

最終更新日:2019/5/8

チワワに少しでも長生きしてもらいたい!健康維持の秘訣を紹介

    チワワの体について学ぼう

    チワワを長生きさせるためには、体について知っておくことが大切です。体型や健康状態など、その子の体を把握しておけば病気の予防や早期発見に繋がります。では、まずはチワワの理想体型について見てみましょう。

    チワワの理想体型とは

    チワワの平均体重は1~3kgですが、仮に3kg以上あったとしてもその子が肥満体型だとはいえません。

    なぜなら、同じチワワでも遺伝や骨格によって体の大きさが変わってくるからです。特にチワワは個体差の大きい犬種として知られており、体重が1kg未満の子もいれば3kgを優に超える子もいます。

    平均体重を目安にできないのであれば、どのようにして愛犬が肥満かそうでないかを判断するのでしょうか。

    チワワの体型を判断する際は、BCS(ボディコンディションスコア)と呼ばれる方法を使用します。BCSとは、愛犬の見た目や触った感覚で肥満度を診断する方法です。難しい知識は必要なく、簡単に肥満度を判断できます。

    BCSの評価基準

    BCSは肥満度を5つの段階で表し、その内の3つめが理想とされています。できるだけ3の状態をキープできるよう、食事や運動で調節しましょう。また、各段階の詳しい評価内容については下記をご参考ください。

    BCS1【痩せすぎ】
    あばらと腰骨がはっきりと浮き出ており、触ると簡単に骨が確認できる。くびれ過ぎているため、上から見ると砂時計のような体型をしている。

    BCS2【痩せ気味】
    あばらが少し浮き出ており、触ると骨が確認できる。 BCS1よりは体に膨らみを感じるが、それでもウエストがくびれ過ぎている。

    BCS3【理想体型】
    全体が薄い脂肪に覆われており、触ると骨を確認できる。ウエスト部分はなだらかなカーブを描いている。

    BCS4【肥満気味】
    体が厚い脂肪に覆われている。 ウエストは引き締まっておらず、触るとかろうじて骨が確認できる。

    BCS5【肥満】
    BSC4よりもさら厚い脂肪に覆われており、触っても骨が確認できない。腹部が垂れ下がっていて、くびれもない。

    BSCのチェック方法

    BCSをチェックするポイントは、「あばら」と「くびれ」です。

    上記2つのポイントを見て触って診断しますが、触るときに1つ注意点があります。毛の長いロングコートの場合は、毛の下に手を入れて地肌を触るようにしましょう。毛の上をなでるだけでは、きちんと判断できない可能性があります。

    ①見た目
    まずは上と横から、あばらとくびれをチェックします。 ロングコートは毛でボディラインが隠れているため、少しだけ毛を持ち上げて確認しましょう。

    ②触る
    できるだけ地肌に近い部分を触り、あばらとくびれをチェックします。骨がどれだけ浮き出ているか、どのくらいくびれているかなどを確認しましょう。

    長生きの大敵「肥満」

    チワワの体に大きなダメージを与える

    少しぽっちゃりくらいが可愛いと感じるかもしれませんが、肥満は愛犬の体に大きなダメージを与えます。このダメージが大きくなるに連れて「糖尿病」や「椎間板ヘルニア」など様々な病気を引き起す可能性があります。

    また、人間が1kg増えるのとワンちゃんが1kg増えるのとでは意味が異なります。特に体の小さなチワワの場合、1kg増加は人間で換算すると10kg増えるのと同じだそうです。そのため、たかが1kg増えただけと楽観的に捉えないようにしましょう。

    肥満の原因とは

    チワワによって肥満になる原因は異なります。なかでも、一般的に肥満の原因として考えられているのは以下5つ。

    ①運動不足
    チワワは散歩する必要がないといわれており、外へ出ずに室内だけで遊ばせる方もいるでしょう。しかし、いくら運動量の少ないチワワとはいえ、室内の運動だけではスリム体型をキープするのは難しいです。そのため、週に数回は散歩へ行きましょう。

    ②偏った食事
    偏った食事は、肥満を加速させる大きな原因となります。嗜好性の高いおやつや高カロリーな人間の食べ物は与えすぎないように注意しましょう。

    ③不妊手術
    避妊手術や去勢手術をすると、体内のホルモンバランスが崩れて太りやすくなります。なんと手術によって肥満のリスクが2倍も高くなるとのデータが出ています。そのため、手術後は食事や運動の量を調節して体型を維持しましょう。

    ④年齢
    シニアになると体の代謝が悪くなって、太りやすくなります。若い頃と同じ量の食事を与えるのではなく、年齢に合わせて量を調節しましょう。

    ⑤病気
    甲状腺機能低下症やクッシング症候群など、内分泌系の病気が原因で肥満になっている場合があります。もしご飯や運動を適切に与えているにも関わらず太っているのであれば、獣医さんへ相談しましょう。

    肥満が引き起こす病気とは

    肥満はデメリットばかり

    肥満は、愛犬の体にとって1つもメリットがありません。むしろデメリットばかりで寿命を縮める原因にもなります。また、肥満によって下記のような病気を引き起こすことがあります。

    肥満による病気①椎間板ヘルニア

    肥満によって体が重くなると、足や腰に負担がかかります。特にチワワは骨が細くて関節が弱いため、肥満によるダメージが大きいです。そのままの状態で放置していると「椎間板ヘルニア」にかかる恐れがあります。

    椎間板ヘルニアとは、脊髄が圧迫されて骨と骨の間にある「椎間板」が異常を起こす病気です。発症すると足の痛みや痺れによって足がもつれる、歩けなくなる、触ると嫌がるなどの症状が引き起こされます。

    肥満による病気②糖尿病

    肥満による病気の代表格ともいえる「糖尿病」。

    この病気を発症すると、血液中にある糖をエネルギーに変えるホルモン「インスリン」が不足したり、働きが悪くなったりします。糖尿病は白内障や膀胱炎など深刻な病気を併発する可能性があるため、早期発見が重要です。

    肥満による病気③心臓病

    肥満になると重い荷物を抱えながら生活するのと同等だといわれており、常に心臓へ負担をかけている状態となります。ゆえに心臓病を引き起こす可能性が高いです。心臓病にはいくつかの種類があり、現れる症状も様々。いつもと違う様子が見られたら、すぐに動物病院へ連れていきましょう。

    肥満による病気④シュウ酸カルシウム結石症

    肥満になると尿の中のシュウ酸濃度が高くなって、シュウ酸カルシウム結石症を発症する恐れがあります。シュウ酸カルシウム結石症とは、膀胱や尿道、腎臓に結石ができる病気です。チワワの場合、肥満でなくとも結石ができやすい犬種なため、特に注意が必要です。

    チワワとダイエットをしてみよう

    目指せスリムなチワワ

    チワワにダイエットさせる前に、まずは目標体重を設定しましょう。愛犬の理想体重を割り出す計算方法もありますが、少し複雑なため、かかりつけの獣医さんへ相談することをおすすめします。

    目標体重が決まれば、早速ダイエット開始です。

    ダイエット方法①食事

    まずは、愛犬の食事を変えてみましょう。単純に量を減らすだけでもいいのですが、ダイエット中でも愛犬が満足できる食事を与えたいならヘルシーな食材でかさ増ししてみましょう。

    食材は、

    ・豆腐
    ・ささみ肉
    ・おから
    ・納豆
    ・もやし

    などがおすすめです。また、ドッグフードをダイエット用に切り替えるのも1つの手です。

    ダイエット方法②運動

    散歩へ行ったり、ドッグランや公園にて走らせたりして運動量を増やしましょう。

    しかし、いきなり激しい運動をすると体に負担をかけてしまうため、最初はゆっくり歩いたり、軽くジョギングしたりする程度にとどめましょう。また、水の中で泳がせるのもおすすめです。水の中であれば足腰に大きな負担をかけることなく、運動ができます。

    また、楽しく運動するならドッグダンスがおすすめ。ドッグダンスとは、飼い主とワンちゃんが音楽に合わせて踊るスポーツです。

    チワワの健康状態を知ろう

    毎日の健康チェックを習慣に

    長生きしてもらうには、やはり愛犬の健康を維持することが大切です。しかし、チワワは人間のように言葉を使って話せず、体に異常があっても飼い主に伝えられません。だからこそ飼い主が毎日健康チェックを行って、病気の早期発見に努めましょう。

    チェック項目

    健康チェックの際は、上から下に向かって体を確認します。愛犬への負担を軽くするためにも、できるだけ手短に終わらせましょう。

    ☑目やにや充血、腫れ、濁りはないか、涙の量は多くないか
    ☑鼻は適度に濡れているか、腫れや鼻づまりはないか、鼻水が異常なほど出ていないか
    ☑耳に傷、汚れ、ニオイはないか
    ☑口に歯垢や歯石が溜まってないか、異物や炎症、ニオイはないか
    ☑体に腫れやケガはないか、触って嫌がる痛がるところはないか
    ☑被毛にフケや汚れ、もつれはないか
    ☑皮膚に傷や炎症、イボはないか

    体以外のチェック項目

    体だけでなく、愛犬の行動や排泄物も一緒に確認しましょう。

    ☑食欲はいつも通りあるか
    ☑水を大量に飲んでいないか
    ☑尿の量や色、ウンチの色や硬さがいつもと違わないか
    ☑歩き方に異常はないか(引きずる、片足だけで歩く、ふらつくなど)
    ☑体に震えはないか
    ☑咳やくしゃみの回数が多くないか

    チワワの健康をサポートしてくれる食材

    食事で愛犬の健康維持

    人間の食べ物にはチワワにとって害となるものもありますが、一方で健康をサポートしてくれる食材も存在しています。毎日の食事に取り入れ、愛犬の健康をキープしましょう。

    ・さつまいも
    食物繊維が豊富で、便秘予防に効果的です。また、コレステロールを抑制する働きがあり、動脈硬化の予防にもなります。そのほか、ビタミンCやビタミンBも豊富に含まれています。

    ・豆腐
    豆腐は消化がよい上に、タンパク質やアミノ酸、カルシウムなどの栄養が豊富に含まれています。また、豆腐は植物性タンパク質を含む食材の中でも吸収しやすいとされているため、高齢や病気のワンちゃんにおすすめです。

    ・リンゴ
    リンゴには食物繊維やクエン酸、ビタミンが豊富に含まれています。栄養価が高く、愛犬の胃腸が弱っているときや食欲が低下しているときにぴったり。ただし、リンゴはブドウ糖や果糖が豊富に含まれていてカロリーが高いです。与えすぎには注意しましょう。

    ・マグロ
    動物性タンパク質が豊富で、さらにDHAという学習能力を高める成分も多く含まれています。また、マグロの脂肪分は低カロリーで肥満気味のワンちゃんにおすすめです。

    まとめ

    愛犬に長生きしてもらうためには、飼い主の健康管理が重要となります。だからこそ、チワワの体型や食事についてきちんと把握しておきましょう。また、肥満は長生きの大敵!食事や運動を適切に与え、愛犬の体型維持に努めましょう。

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