ボストンテリアに服は必要?サイズや服を選ぶポイントは?

ボストンテリアに服は必要?サイズや服を選ぶポイントは?

愛犬に洋服を着せることを楽しみにしている飼い主さんが年々増えてきました。

近年はワンちゃん用の洋服も一般的になり、市民権を得た印象も受けますが、犬種によって要不要もあります。

本記事では、ボストンテリアに洋服を着せることの必要性や服の選び方について解説します。

ボストンテリアに洋服を着せる必要はある?

ワンちゃんは、基本的に服を着る動物ではありません。それでも、愛犬に洋服を着せる飼い主さんは増えています。

では、ボストンテリアには洋服を着せた方が良いのでしょうか。

服を着せるメリット①「抜け毛防止」

ワンちゃんの洋服は、抜け毛の飛散防止になります。

スムースコートかつダブルコートの被毛を持つボストンテリアは、短い毛が頻繁に抜け落ちるため、掃除が大変です。外出先であれば、愛犬の毛を撒き散らしてしまうのは、マナー違反にもなりかねません。

そこで、洋服を着せておけば、抜けた毛の大部分が服の内側に留まるので、飛散を防止することができます。

服を着せるメリット②「冬の寒さ、夏の暑さ対策」

ワンちゃんに服を着せる理由として、多くの人が防寒対策をイメージするでしょう。

たしかに、冬の散歩は比較的寒さに強いダブルコートの被毛を持つボストンテリアにとっても厳しいといえます。そのため、防寒用に洋服を着せてあげるのはとても有効です。

また、短頭種であるボストンテリアは、パンティングによる体温調節がとても苦手なので、夏の散歩の際はクール素材の洋服や、冷却用のべストなどを利用するのも良いでしょう。

服を着せるメリット③「汚れから守る」

ワンちゃんの被毛は意外と汚れやすいものです。それは、短毛のボストンテリアでも例外ではなく、毛色によってはとても汚れが目立ってしまいます。

そこで洋服を着せておけば、散歩時などで発生する汚れを大分抑えられるでしょう。また、雨の日にレインコートを着せておけば濡れるのを防ぐこともできるので、特におすすめです。

服を着せるメリット④「虫よけ」

夏の散歩で飼い主の頭を悩ませるのは、暑さだけではありません。蚊をはじめとした害虫への対処も必要です。

洋服を着せておけば露出が減るので、裸の状態よりも虫の脅威から守ることができるでしょう。さらに、洋服の上から虫よけスプレーを使用すれば、より高い効果が期待できます。

ボストンテリアの服はどう選ぶ?サイズの測り方は?

愛犬のための洋服を購入する場合、気を付けたいのがサイズ選びです。
サイズが合わない服を着せると、不快な思いをさせることになり、場合によっては服その物を嫌いになってしまうかもしれません。

ワンちゃんのサイズの測り方

ボストンテリアは比較的スマートな体型をしているので、大型のブルドッグほど服選びに困るということはないでしょう。ただし、個体差が大きい犬種ということもあり、ボストンテリアにはこのサイズという決め方はできません。

愛犬のサイズを正確に測って、丁度良い大きさの服を選んであげてください。

<サイズの測り方>
1.胴回り
最も調整が難しい胴回りから測ります。前足のつけ根から背中を通って、胸の一番広い部分までグルリと長さを測ってください。

2.首回り
首輪のサイズと同じ長さになるでしょう。

3.背丈
首のつけ根から尻尾のつけ根までの長さになります。

4.腹側の着丈
首輪の位置から後足の付け根くらいの、排泄で汚れない部分までの長さです。

5.腰回り
胴回りの一番細い部分を計測します。具体的には、後足の付け根から背中を回って一周させてください。

おすすめの服

夏用
夏場の洋服は、水に濡らして使用する特殊なクール素材の物や、風通しのよいメッシュ素材の物がおすすめです。

中には虫よけ加工が施してあるものや、紫外線カット効果があるタイプもあるので、機能重視で選ぶのも良いでしょう。

短毛のボストンテリアは直射日光が皮膚まで届きやすいので、夏場の強い日差しから守るためにも洋服は有効です。
冬用
冬服選びは、何よりも防寒対策に暖かさを重視して選びましょう。

生地的には、トレーナー生地やフリース素材、セーターなど、軽くて保温性が高い素材がおすすめです。

また、ボストンテリアは皮膚トラブルのリスクが高い犬種なので、肌に触れる裏生地にも気を配り、着心地の良い物を選んであげてください。
レインコート
ボストンテリアは運動大好きな犬種なので、雨の日であっても余程のことがなければ散歩に連れて行くという飼い主さんもいるでしょう。

ワンちゃん用のレインコートには、以下のようなさまざまな種類があります。

・全身を覆うため汚れにくい「オーバーオール(フルカバー)」
・お腹をしっかりガードしてくれる「エプロンタイプ」
・着脱が簡単な「マントタイプ(ポンチョ)」

靴を履かせるなど、他の雨具と組み合わせて使う場合もあると思いますので、好みや使いやすさなども考慮して選ぶと良いでしょう。

まとめ

近年はワンちゃんに着せる洋服の販売も増え、服を着てお散歩する子もよく見かけるようになりました。

犬の洋服専門のブランドも増えてきたので、愛犬が快適に過ごせる洋服選びやオシャレを楽しんでみるのも良いかもしれません。

また、手芸が得意な方は、愛犬用に手作りの服に挑戦してみるのもおすすめですよ。

そのほか、ボストンテリアについてもっと知りたいという方は、下記ページもご覧くださいね。
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