温厚なキャバリアが吠える理由とは?吠え癖の原因と対処方法について

温厚な性格のキャバリアが吠える理由とは

キャバリアは遊ぶことが大好きな犬種です。とても友好的な性格なので、誰とでも比較的仲良くすることができます。争いごとは極力控えたいタイプの犬種なので、まず攻撃的な態度を取ることはありません。そのため、比較的吠え癖はない傾向にあるのでマンションやアパートなどの住宅密集地での飼育も向いているといえるでしょう。
キャバリアの性格は?飼いやすい? キャバリアの性格は?飼いやすい?

しかし、キャバリアだって他の犬種と同じワンちゃんです。絶対に吠えないわけではありません。なかには吠え癖がついてしまい、家のチャイムが鳴れば吠えたり、お客さんが来たら吠えたりするなどしてしまう子もいます。
もし自宅の愛犬に吠え癖がついてしまったら、飼い主はどのように対処すればよいのでしょうか。

こんな時吠えたらどうしたらいい?

キャバリアが吠えるシチュエーション別にご紹介

キャバリアは愛情豊かな性格の持ち主なので、飼い主に対して深い愛情を持ちます。そのため、吠え癖を始めとしたしつけを行う際は、叱るよりも褒めて伸ばしてあげることが効果的といわれています。吠えるのを止めさせるというよりは、吠える原因を取り除いてあげるとよいでしょう。
では、キャバリアが吠えるシチュエーション別に対策をご紹介したいと思います。


①自宅にお客さんが来ると吠える
「ピンポーン」というチャイムの音が鳴ると、吠えるキャバリア。これは飼い主に対して「誰か来たよ!」と知らせるために吠えている可能性があります。「チャイムの音=来客」と認識しているのでしょう。このような場合、可能であればチャイムの音を変えたり、キャバリアのいる部屋には聞こえないように設定したりするなどするのが1番効果的といえます。

もしチャイム音ではなく、お客さんに対して吠える場合はその人は怪しい人ではないよと安心させることと、キャバリアだけでお客さんのいる場所に行かせないように気を付けるとよいでしょう。また、お客さんに会わせる場合は、なるべくキャバリアの気持ちが落ち着いている時に連れて行くことをおすすめします。

②お散歩に行きたくて吠えている
お散歩の準備を始めると、無駄に吠えて興奮してしまう場合があります。このような時は一旦お散歩の準備をするのは止めて、落ち着くまで待つようにしましょう。そうすることで「吠えても意味がない」と学習し、吠えることを止めるようになります。


③ごはんの時間になると吠える
ごはんの時間になると「早く食べたいよ!」と吠え続ける場合、早く落ち着いてもらいたいがために急いで準備を始めてしまうことがあると思います。でも、これは逆効果。「吠えればすぐにごはんが来る!」と認識してしまう恐れがあります。

ごはんをあげる時は、目の前で準備をするのではなく、気付かれないようにごはんの準備をしてあげるとよいでしょう。

また、ごはんの時間は何時と時間を指定してしまうのもよくありません。キャバリアはとても賢い犬なので、一定の時間を決め手しまうと、その時間帯になると吠え出すことがあるからです。そのため、飼い主の手が空いた時にごはんをあげることが1番適切だといえるでしょう。


④踏み切りの音や雷の音などで吠える
生活音や自然環境による音は、簡単に取り除くことはできません。これに対しては愛犬自身に慣れてもらう必要があります。子犬のうちから、踏み切りの音や車の音、カミナリの音などを聞かせ「これは何でもないよ、怖くないよ」と覚えてもらうことが大切です。この時、決して飼い主自身が過剰反応せず、普段通りに接してあげてくださいね。

吠える理由は飼い主自身にあった!?

過剰な甘やかしは厳禁!

かわいくてついつい甘やかしていませんか。愛犬のキャバリアが吠える度におやつをあげたり、構ってあげたりすると「吠えればおやつがもらえる!」「かまってもらいたい時は吠えればいいんだ!」と覚えてしまい、必要以上に吠えてしまうのです。これは年齢に関係なく起こりますので、飼い主は愛犬の言うことを何でも聞かないようにしましょう。
もし中々吠え癖が止まない場合は『無視』が効果的です。吠えても意味がないということを覚えさせましょう。

満足のいく運動量を補えていない

キャバリアは、遊ぶことが大好きな犬種なので毎日適度な運動が必要です。最適でも1日に20~30分ほどのお散歩に出かけてあげなければいけません。

しかし、飼い主の都合で短時間しかお散歩に行けなかったり、長時間ケージの中でお留守番などをさせてしまったりすると、キャバリア自身ストレスが溜まってしまいます。ストレスが溜まることで、吠え癖や問題行動に走ってしまう恐れがありますので、毎日きちんとお散歩や運動をさせてあげてくださいね。

まとめ

吠える原因は様々な原因があります。そして状況に応じて対策が異なってきます。全てにおいていえるのは、決して体罰を与えない・大きな声で怒鳴らないことです。一時的に静かになることはあっても、根本的な解決にはならないからです。そして信頼関係を失ってしまう恐れもあります。

もし、今回お伝えした内容でも吠え癖が改善されない場合はかかりつけの獣医さんやドッグトレーナーに相談してみてください。その子に合った適切なアドバイスをいただけると思いますよ。

下記ページではキャバリアの飼い方について解説しています。こちらも参考にしてみてくださいね。
初心者向けキャバリアの飼い方 初心者向けキャバリアの飼い方
また、ブリーダーナビでは、愛嬌たっぷりのキャバリアの子犬(パピー)を多数ご紹介しています。どの子も元気で遊び好きなので、小さなお子さまがいるご家庭にもピッタリの犬種です。きっとお子さまの親友のような、そして兄弟のような関係を築くことができますよ。もちろん、お子さまがいないご家庭の方にも大変おすすめです!とても頭がよく、大らかな性格をしていますので、初めて犬を飼われる方にもピッタリの犬種ですよ。ぜひ、一度下記のリンクからブリーダーナビへアクセスしてみてくださいね。

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