チワワに散歩はいらない?運動量が少ないチワワの散歩事情

チワワは、1日に必要な運動量が少ない犬種です。そのため、「チワワには散歩が不要」といわれることもあります。しかし、それは本当なのでしょうか?
ここでは、チワワの散歩について、そうした疑問に答えるとともに、しつけなどの疑問について解説していきます。

 

チワワに散歩は必要?それともいらない?

チワワの散歩
photo by mikefoster

「チワワに散歩は必要ない」という話を聞いたことはないでしょうか?
確かにチワワは比較的運動量が少ない犬種で、室内で遊んでいるだけでも必要な運動量は満たすことができます。
そのため、「一人暮らしでも飼いやすい」「忙しい人でも大丈夫」といわれています。

しかし、運動量だけで「散歩しなくていい」と考えるのは大きな間違いです。
では、運動以外に散歩が必要な理由とは何なのか、見ていきましょう。

チワワに散歩が必要な理由

確かに、運動という面だけで考えるのなら、チワワにとって散歩は毎日必要というわけではありません。それでも散歩は重要な日課といえるでしょう。
では、チワワにとって散歩の必要性とは、どんなところにあるのでしょうか?

散歩には、筋力の維持・発達や肥満の予防といった運動的な意味以外にも、ストレスを解消するための気分転換や、子犬の社会化訓練などの側面もあります。
そのため、チワワをはじめとしたワンちゃんにとって、散歩は単なる運動というだけでなく、必要な日課なのです。

散歩デビューはいつから?頻度や運動量は?

ワンちゃんには散歩が必要といっても、迎えてからすぐ始めて良いわけではありません。
新しい生活への慣れやワクチンプログラムの都合で、ある程度の期間を経たうえで、環境を整えてからデビューする必要があるのです。

散歩はワクチン接種が終えてから

子犬を迎えてから1週間ほどは、新しい生活環境に慣れさせるために必要以上に構わず、ある程度放っておかなくてはなりません。その後ワクチン接種を行い、ワクチンプログラムを終えた2~3週間後には、散歩デビューが可能となります。

ただし、生後4ヶ月をすぎてからのお散歩デビューは「恐怖期」と呼ばれ、社会化が難しくなってしまいます。そのため、愛犬を無理なく社会化させるためにも、お散歩のデビューは生後3ヶ月までにすませておくのが理想です。

ワクチンの問題でお散歩デビューが無理という場合は、「だっこ散歩」で少し家の前に出るだけでも大丈夫なので、外の感覚を体験させてあげてくださいね。ただし、抱っこ散歩も100%安全というわけではないので、獣医さんに相談して許可を得たうえで始めるようにしましょう。

散歩の頻度と1日の運動量

チワワが1日に必要な散歩の距離は、子犬なら約1km、成犬でも2kmくらい。時間に換算すると1回10~20分程度散歩の散歩を、1日に1~2回くらいしておけば問題ないでしょう。これは、特別運動を意識しなくても、部屋の中で遊んでいればこなせる運動量です。

そのため、天候や季節によって散歩に出ることが難しい日があっても、運動不足にはなりにくい犬種といえます。
それどころか、過度な運動は疲労を溜めてしまい、体調を崩す原因になることもあります。
特に小型犬であるチワワは、骨が細くてケガをしやすいため、ハードな遊び・運動は避けるようにしてください。

ただし、これはあくまで平均的な数字なので、愛犬の性別や年齢などの条件を考慮して運動量を調整してあげましょう。

散歩の仕方やしつけ、必要なグッズは?

愛犬との散歩は、「首輪とリードを付けて歩くだけ」ではありません。何も知らずに散歩デビューしてしまったら、あとで必要なものに気付くことでしょう。
では、チワワとの散歩にはどんなグッズを買い揃えて、どんな準備をしておけばいいのでしょうか?

散歩に必要なグッズ

・水分補給用のボトル
散歩中も自由に水分補給ができるように、飲み水を入れたボトルを持ち歩きましょう。トレイとセットになった水筒や、折り畳み式のトレイもあるので、使いやすいタイプを選んでくださいね。
また、お水は散歩中のおしっこを流すためにも使えるので、多少多めに持っておくと安心です。

・リード
長さを調整できるものや手ぶらになれるものなど、さまざまな種類があるので、好みやスタイルに合わせて選びましょう。

・ハーネス
ワンちゃんにリードを装着するためのグッズで、同様の役割を果たすものとして首輪があります。チワワのような小型犬は気管が弱いので、首に負担がかかる首輪ではなくハーネスを利用するといいでしょう。

・散歩用ライト
夜の散歩は見通しが悪くなり、事故に遭う危険性も高いので、ドライバーや歩行者に視認してもらうためにも、散歩用のライトの準備は必要でしょう。特に、日が短くなる季節は常備しておくことをおすすめします。

・トイレ用品
最低限のマナーとして、散歩中の排泄物は持ち帰るようにしましょう。そのために、うんちを入れるためのビニール袋などの用意が必要です。消臭タイプや厚手のものなど、さまざまな種類が用意されているので、お好みで選ぶといいでしょう。

・散歩用バック
散歩用のグッズを持ち歩くための散歩用バッグも用意しておきたいものの1つ。おすすめは手を使わずに持てるタイプ。リードを持っても片手が空くので便利です。

散歩の仕方としつけ方

周囲への迷惑を防止するだけでなく、愛犬の安全のためにも散歩のしつけは必要です。
まずは、飼い主のリードの持ち方から覚えましょう。散歩に慣れていないと、愛犬を好き勝手にさせないよう強く持ちがちですが、互いの負担が少なくトラブルにも対処しやすいように、リードは少し緩めに持ってください。

<リーダーウォーク>
散歩のしつけで基本となる【リーダーウォーク】は、愛犬が自発的に飼い主の横を歩くようにするしつけになります。以下の手順でしつけていきましょう。

①ワンちゃんがリードを引っ張り、先に行こうとする時は必ず立ち止まる
②リードを緩める
③愛犬を褒めてあげる
④飼い主が先に道を歩く

リーダーウォークに限らず、ワンちゃんのしつけではおやつなどのご褒美を上手に利用すると高い効果が期待できます。しつけを覚えることとおやつをもらうこと(=良いこと)を結び付けることで、自発的にしつけを守るようになるでしょう。
また、お座りや待て、来いなど、他のしつけも覚えさせることで、スムーズにお散歩できるようになります。

散歩が嫌い?歩かないときの対処や注意点

すべてのワンちゃんが散歩好きというわけではありません。中には散歩に出かけることを嫌がったり、散歩中に突然怖がって動かなくなってしまう子もいます。
このような行動をしてしまう理由はさまざまですが、もしも愛犬が散歩を好きでない場合、どうすればいいのでしょうか?

散歩を「嫌い」から「好き」になってもらうために

散歩に慣れないまま、ある程度育ってしまうと、散歩に対して苦手意識を持ってしまいます。
そのため、できるだけ早くに散歩デビューさせることが散歩好きになる一番の近道。ですが、一度散歩嫌いになってもしつけ次第では散歩を好きになってくれるかもしれません。

まずは、愛犬が散歩で感じるストレスを可能な限り取り除く必要があります。
例えば、人混みが苦手なら人が少ない河川敷など、生活音や他のワンちゃんが少ない場所を歩くといいでしょう。
外の世界が苦手なら、自宅近くを短い時間歩くことからはじめて、少しずつ遠くに、時間を長くしていくようにしてください。

また、外を嫌がる子は慣れない人や場所を嫌う傾向があるので、家族で散歩に行き、褒めたりおやつを利用したり、ご褒美を用意するのも有効です。
散歩と「嬉しいこと」「楽しいこと」を結び付けて、少しずつ好きになってもらいましょう。

ただし、無理は禁物です。
チワワの中にはどうしても散歩が嫌いな子もいるので、獣医さんに相談しながら過度に負担をかけないよう無理慣らしていきましょう。

夏・冬の散歩は気温に注意

<夏>
チワワの原産国はメキシコです。そのため暑さに強いと思われがちですが、夏には熱中症をはじめとした暑さへの対策をしなければなりません。

最も気を付けるべきは、散歩に連れて行く時間帯です。人間と比べ、地面に近いワンちゃんは、熱された道の影響をもろに受けてしまいます。そのため散歩へ出るなら、日が落ちた時間、もしくは日が昇り切らない時間にしましょう。
また、必ず水を持ち歩き、小まめな水分補給を心掛けてください。

≪ポイント≫
・散歩に行く時間に注意
・できれば早朝が良い。日中は避ける
・水分補給はこまめに

<冬>
ワンちゃんは全般的に寒さに強い傾向がありますが、小型犬であるチワワは寒さに強くありません。寒い日に散歩に連れて行こうとすると、嫌がるくらいです。そのため、冬場の散歩には、服を着せてあげるなどの防寒対策が欠かせません。

特に注意すべきは、屋内と外との温度差です。場合によっては外気の冷たさで気管支を痛めてしまうので、廊下や玄関で寒さに慣れてから散歩に出かけましょう。

また、帰宅後のケアも重要です。
雨や雪で体が濡れてしまったら、乾いたタオルで拭いてあげてから、ドライヤーでしっかりと乾燥させてください。その後、皮膚の乾燥を防ぐため、人間と同じように保湿をしてあげましょう。特に、鼻や肉球は乾燥するとひび割れてしまうので、保湿成分が含まれたジェルやクリームで保護してください。

≪ポイント≫
・防寒対策
・温度差に注意、寒さに慣れさせてから徐々にウォーミングアップ
・散歩から帰ってきたらしっかりケア

散歩が無理なら室内で遊ぼう!

前述したように、チワワはそれほど運動量が豊富な犬種ではないので、室内の遊びだけで必要な運動量は確保することができます。

そのため、天候などの理由で外出が難しい場合は、無理に散歩をする必要はありません。
だし家で遊ぶ場合は、骨や関節に負担がかからないよう、段差などには注意しましょう。

小さな隙間や拾い食いに注意!

チワワならではの散歩時の注意点として、細い隙間や側溝に落ちないように気をつける必要があります。
他の犬種では気にしなくていいような場所でも、小柄なチワワはハマってしまいかねません。少しでも危ないと思う場所には近づかないようにするか、場合によっては抱っこして通過しましょう。

また、拾い食いや誤飲にも注意が必要です。
道端にはタバコの吸殻や空き袋、他の動物の排泄物、犬とって有毒な植物もあります。基本的にワンちゃんは何でも口にしようとする習性があるので、落ちている物を咥えたらすぐに注意して吐き出させましょう。

人やワンちゃんに吠えてしまう…そんな時は

チワワは臆病な性格なので、知らない人やワンちゃんに警戒して、すれ違い様に吠えることがあります。噛みつくなどの、直接的な行動に出ることはないものの、すれ違うことで「吠えたらいなくなった」と学習してしまい、吠え癖がついてしまいます。

こうした問題行動がクセになってしまわないように、吠えそうな気配を察したら、抱っこしてその場から離れるか、視界を遮って見せないようにしましょう。その他、注意を逸らすために指示を出したりおやつを与えたりするのも有効です。

リードを引っぱるクセは直る?

ワンちゃんの中には、リードを引っ張るクセを持つ子がいます。
引っ張る理由はさまざまですが、散歩がスムーズにいかなかったり愛犬の体に負担をかけたり、通行者の邪魔になったりと、何かとトラブルに発展しかねない問題行動といえるでしょう。

そのため、愛犬にリードを引っ張るクセがあるのなら、速やかにしつけて矯正することをおすすめします。

しつけのポイントは、「リードを引っ張ったら立ち止まること」です。
まず、リードの先の輪を手首に通して、長さに余裕を持たせて短めに持ちます。引っ張ったり離れすぎたりしてリードがピンと張ったら立ち止まり、引っ張ると前に進めないことを教えましょう。
こちらに意識を向け、リードがゆるんだ時点でほめてあげて再び歩き出します。

「引いたら立ち止まる、緩んだら歩き出す」を繰り返して、引っ張ることがなくなるまで続けましょう。しつけの間は視線を合わせないようにします。
ワンちゃんの集中力が続く範囲で無理せず、焦らず根気よく続けることが大切です。

まとめ

チワワはそれほど運動を必要としない犬種ですが、それでも他の犬種同様に散歩は欠かせない日課です。散歩は、ただ運動させるためだけの行為ではなく、それ以外にも多くの効果が期待できます。

散歩以外にも、チワワを飼ううえで知っておきたい、しつけや性格については下記ページで解説しています。合わせてこちらの記事も参考にしてみてください。
チワワはどんな性格?飼い方やしつけ方は?寿命・大きさ・価格も解説
ブリーダーからチワワを迎える場合、基本的なしつけができている場合も多く、迎えた後の散歩なども、比較的問題は少なく済むでしょう。仮に問題や悩みがあっても、気軽に相談に乗ってくれるので、心強いですよ。

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