トリミングサロンで暴れちゃう…愛犬をおとなしくさせる方法は?

1.普段は利口なのにサロンに行くと豹変?!

暴れる子はサロンお断り!なんてことも…

トリミングサロンで暴れちゃう…愛犬をおとなしくさせる方法は?

普段は大人しくお利口な子でも、「サロンに行くと暴れてどうしようもない」「手がつけられなくなってしまう」なんてことは珍しくありません。身体を触らせてくれない子もいれば、トリマーに本気で噛みついてしまう子もいます。こうした場合は予約の段階から断られてしまうことも。

問題なくサロンに行くためにも、子犬の頃からサロンで暴れないための予習をしておくといいですね。サロンに行くとどうして暴れるのか、またその対策とは?詳しくご紹介します。

2.トリミングで暴れる子をサロンが断る理由

ワンちゃんにとってもトリマーにとっても危険を伴うため

トリマーが暴れる子を断るのには、きちんと理由があります。ワンちゃんやトリマーの安全を確保するためにも、暴れる子はどうしてもお断りせざるを得ないケースがあるのです。

暴れることで怪我をするリスクが高まる

サロンではハサミやバリカン、爪切りなどの道具を用いて施術するので、暴れてしまうとトリマーが怪我をする、それ以前にワンちゃんが大きな怪我を負ってしまうことがあります。実際にハサミが目に当たり、ワンちゃんが大ケガをするという事故も起きています。

興奮のしすぎは、チアノーゼを起こす可能性も

暴れるということは、少なからず興奮状態であることが分かります。そのため、興奮のしすぎによるチアノーゼを起こしてしまう子もゼロではありません。
こうした可能性も含め、トリミングどころではなくなってしまうほど暴れる子はお断りされてしまいます。ただし、これもワンちゃんの安全を優先してのことです。

台から飛び下りてしまう危険性がある

基本的にトリミングは高さのある台の上で施術することになります。暴れて台から飛び降りてしまうと、怪我につながってしまいます。台の上でいい子にしていられるかどうかはサロンに断られないための大切なポイントです。

ワンちゃんへの接し方も上手なトリマーさん、どんな子でも手名付けられそうなイメージがありますが、暴れる子を相手に商売道具である「手」に怪我を負ってしまっては大変です。最悪、トリマーの生命線を奪ってしまう可能性もあることを考えなければなりません。

暴れる子を受け入れてくれるサロンもある!ただしデメリットも…

photo by Mike Schmid

実はすべてのサロンが暴れる子をお断りしている訳ではなく、受け入れてくれるサロンも中にはあります。では、こうしたサロンは危険が伴うにも関わらず、どういった理由で受け入れてくれるのでしょうか?

誰彼構わず歓迎しているサロンの中には、純粋に良心だけで歓迎しているケースもあるかもしれませんが、集客アップや利益を優先するがあまり、暴れる子でも歓迎するケースも珍しくありません。

こうしたサロンの中には、正しい施術を行わないサロンも存在します。そのような場所に預けてしまった場合、ワンちゃんにどのようなリスクがあるでしょうか。

・ワンちゃんの抵抗がより増して、怪我の危険性が高まる
・トリミングを嫌いになってしまう
・トリマーや道具を見ただけで嫌がる、サロンがトラウマになってしまう

良心的で丁寧なサロンでさえも、暴れる子を相手にすれば事故が起きてしまうことがあります。ましてや、トリミングを強行するようなサロンである場合、その危険性はより高まるでしょう。

何かあってからでは遅いからこそ、サロンデビューに向けた自宅でのケアや対策、予習が必要です。また飼い主には、本当に良いサロンかどうか、見極める力も必要となります。

では、具体的にサロンで暴れないようにするためにはどうすればいいのか?その方法を次の章で見ていきましょう!

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