パグの寿命は?長生きしてもらうためにできること

パグは長生きな犬種なのでしょうか?
ここでは、パグに少しでも健康で長生きしてもらうために、日常生活で気を付けたいことや健康維持に必要なお手入れの方法を解説します。

パグの平均寿命は何年?最長(ギネス)記録は?

パグの寿命は?長生きしてもらうためにできること
photo by Huskyherz

小型犬は、他のサイズの犬種と比べて平均寿命が長い傾向があります。そのため、小型犬であるパグは長生きが期待できる犬種です。
では、パグの平均寿命は何歳で、これまで最も長く生きたパグは何歳まで生き続けたのでしょうか?

パグの平均寿命は?

パグの平均寿命は12~15歳。アニコム損保の調査によると、ワンちゃんのサイズごとの平均寿命は以下のようになっています。この内パグが該当する小型犬の平均寿命は14.2歳なので、平均的な寿命といえるでしょう。

超小型犬(~5kg)13.8歳
小型犬 (5~10kg)14.2歳
中型犬 (10~20kg)13.6歳
大型犬 (20~40kg)12.5歳
超大型犬 (40kg~)10.6歳

参照元:アニコム損保保険株式会社

一方、現在(2020年2月現在)確認できる範囲ですが、20歳という長生きのパグが確認できました。正確な年齢の確証はないものの、生活環境次第では、平均寿命を超えて長生きしてもらうことも可能といえるのではないでしょうか。

パグの年齢を人の年齢に換算すると?

「ワンちゃんの年齢を7倍すると、人間の年齢に換算することができる」と聞いたことはないでしょうか?
しかし現在、ワンちゃんと人間の年齢をより正確に比較することができるようになったのです。

ワンちゃんの年齢は、計算式で人の年齢に換算できる?

2019年11月4日、米カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)の研究チームにより、ラブラドールレトリバーを対象とした、ワンちゃんの年齢に関する研究論文が発表されました。

その内容を大まかにまとめると、「犬の実年齢の自然対数を16倍して31を加えた数値が、ヒトの年齢に換算した犬の年齢である」とのこと。これを簡潔にまとめたのが、以下の式になります。

「人間に換算した年齢=16ln(犬の年齢)+31」

さらに、この式から導き出した数値を、表にまとめてみました。

犬の年齢人間の年齢
131
242
349
453
557
660
762
864
966
1068
1169
1271
1372
1473
1574
1675

こうして見てみると、人間と比べてワンちゃんは1歳までに急激に成長して、以降ゆっくりと加齢しているのが分かります。

しかし、上述したように、これはラブラドールレトリバーを対象とした内容であり、100%パグに該当するかどうかは分かりません。
ワンちゃんの体のサイズや犬種によって平均寿命が異なるように、より正確に答えを導き出すためには、今後の研究が待たれます。

長生きに必要な健康チェック・お手入れ・運動・食事

愛犬には長生きしてもらいたいもの。そのためには、やはり病気をしないよう生活習慣の管理だけでなく、いつまでも健康でいてもらうための健康チェックやお手入れが必要です。
どれも日常的な当たり前なことなので、常日頃から愛犬の生活には気を遣ってあげましょう。

かかりやすい病気を知って、万全の予防を!

<パグがかかりやすい病気>
・軟口蓋過長(なんこうがいかちょう)
・鼻腔狹窄(びくうきょうさく)
・外耳炎
・パグ脳炎
・角膜潰瘍
・眼瞼内反症
・膝蓋骨脱臼

<パグがかかりやすい皮膚病>
・アトピー性皮膚炎
・アレルギー性皮膚炎
・膿皮症

また、短頭種であるパグはパンティングでの体温調整が苦手なので、夏の日が高い時間帯は散歩を避けるなど、熱中症にならないように気を付ける必要があります。

このほか、下記ページではパグがかかりやすい病気について詳しく解説しています。
パグがなりやすい病気まとめ!パグ脳炎や遺伝性疾患ってどんな病気? パグがなりやすい病気まとめ!パグ脳炎や遺伝性疾患ってどんな病気?
また、パグは皮膚が弱いく、最大の特徴といえるシワのケアを怠ると、皮膚病を患ってしまうことも。こちらのページではパグを飼ううえで気を付けたい皮膚病について掲載しているので、合わせてご覧ください。
パグは皮膚が弱いので注意!かかりやすい3つの皮膚病とは パグは皮膚が弱いので注意!かかりやすい3つの皮膚病とは

日々の健康チェックと定期的な健康診断が大切!

パグは呼吸器や脳の病気を発症しやすい犬種といわれています。そのため、日頃から健康チェックを欠かさないようにしましょう。

ブラッシングや散歩など、日常のお手入れを通してコミュニケーションを取りつつ、体調を
確認していれば、ちょっとした異常や異変にもすぐ気付くことができます。これにより、ケガや病気の早期発見、早期治療ができるでしょう。

また、こうした日頃のチェックと合わせて、定期的な健康診断も重要です。家では分からないような病気の症状やその兆候も、動物病院で診てもらうことで判明する場合も珍しくありません。

特に、年齢を重ねてシニア期に入った老犬の場合、若い時に比べ病気になるリスクも高くなるため、1年に1回だった定期健診を半年に1回程度に増やすといいでしょう。

健康のために、こまめなお手入れも

黒パグの一部を除き、基本的にダブルコートの被毛を持つパグは抜け毛が多いので、ブラッシングやシャンプーなどの、被毛のお手入れは欠かせません。

また、パグの特徴である顔の深いシワは、汚れが溜まりやすい場所なので念入りなお手入れが必要な部分です。他のワンちゃんには必要ないお手入れなので忘れがちですが、放っておくと悪臭や皮膚病の原因になるので、愛犬の健康のためにも忘れずにお手入れしましょう。

その他、垂れ耳のパグは通気性が悪く蒸れやすいので、週1回程度は掃除をしてあげましょう。同様に、歯磨きもできる限り毎日してあげてください。
下記ページではブラッシングやシャンプー、耳掃除・歯磨きなどについて詳しく解説しています!
パグの抜け毛対策は?シャンプーやブラッシング方法 パグの抜け毛対策は?シャンプーやブラッシング方法
【初心者向け】パグのしわのお手入れ方法とは? 【初心者向け】パグのしわのお手入れ方法とは?
パグの臭いの原因は?簡単なお手入れ方法 パグの臭いの原因は?簡単なお手入れ方法

お散歩には運動以外の役割も

小型犬に属するパグは、それほど運動が必要な犬種ではありません。
それでも、ストレス発散や肥満防止といった健康維持のために、可能であれば毎日散歩には出掛けたいところです。
具体的に、子犬であれば1日1回15分程度、成犬の場合1日20~30分のお散歩を1回~2回行うことをおすすめします。

この他、パグの散歩に関しては下記ページで詳しく解説しています。散歩に必要なグッズやしつけについても掲載しているので、参考にしてみてください。
パグの散歩時間と回数はどのくらい?必要なしつけや子犬と成犬の違い パグの散歩時間と回数はどのくらい?必要なしつけや子犬と成犬の違い

肥満にならないよう、しっかりと食事を管理

パグは食いしん坊な子が多いので、肥満には気を付ける必要があります。愛犬の求めるままにご飯を与えていると、すぐに肥満体型になってしまいます。

基本的に1日に与える総食事量は、与えているフードのパッケージに記載された通りで問題ありません。
成長の度合いによって食事回数は変わってきますが、生後2ヶ月頃までは1日3~4回、生後3~4ヶ月頃には1日2~3回に、成犬になったら1日1~2回が目安です。成長に伴い食事の回数を減らし、1回の食事量を増やしていきましょう。

食べ過ぎを防止するには、食事の時間を決めないようにして、空腹にならない程度に定期的に与えるといいでしょう。

このほか、パグの食事管理に関しては下記ページも参考にしてみてください。
パグの理想体重は?覚えておきたい食事量・回数について パグの理想体重は?覚えておきたい食事量・回数について

まとめ

愛犬に長生きしてもらうためには、毎日の食事や運動、お手入れ、健康チェックが必要です。また、今が健康だからといって、いつまで良い状態を維持できるかは分かりません。老後のことも考えて、定期的な健康診断を行うなど、将来を見据えて行動するようにしましょう。

下記ページでは、パグの性格や飼い方といった基本的な情報を掲載しています。いつまでも健康でいるためには、パグという犬種について深く理解して付き合っていく必要があるでしょう。
パグの性格は?飼いにくい? パグの性格は?飼いにくい?
もしも今後、「パグを飼ってみたい」と思ったら、一度ブリーダーの犬舎を見学してみてはいかがでしょうか。パグの健康を考えれば、どんな場所で生まれどんな生活しているのか、知っておいた方が良いでしょう。そのためにも、一度ブリーダーの犬舎を見学することをおすすめします。

下記の「パグの子犬を探す」ボタンからは、ブリーダーナビに掲載しているパグの子犬をご覧いただけます。選りすぐりの可愛い子犬たちの姿を、ぜひ一度ご覧ください。

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