パグの性格や特徴とは?初心者向け飼い方について

「ブサカワ」という唯一無二の特徴を持ったパグには、その魅力にやられた根強いファンが存在します。ここでは、ファンの心をガッチリ掴んで離さないパグの魅力を、あらゆる角度から余すことなく紹介するとともに、飼い方についても解説していきます。

パグは陽気な性格でお利口なワンちゃん!

パグの性格と飼い方

「ブサカワ」と評される見た目にばかり注目されがちなパグですが、実は性格も良くてお利口なワンちゃんです。そのため比較的しつけがしやすく、初心者にも飼いやすい犬種といえるでしょう。ここでは、そんなパグの性格を詳しく解説していきます。

のんびり明るく、落ち着いた性格!

パグはその愛くるしい見た目のイメージ通り、明るい性格のワンちゃんです。攻撃性が低くのんびり落ち着いているので、室内向きの犬種といわれています。
また、独立心が強く落ち着きがあり、良い子に留守番してくれる子が多いです。

基本的に良い子だけど、頑固な一面も

パグの性格を一言で表すなら「良い子」ですが、頑固でプライドが高い面もあり、自分の意思を曲げないマイペースさも併せ持っています。
しかし、幼い頃からリーダーシップを取って根気よくしつければ、その性格の良さも手伝って聞き分けのよい理想的なパートナーになってくれるでしょう。

人懐っこいお利口さん

パグは愛嬌のある見た目のイメージそのままに、知らない人やワンちゃんに対しても気軽に近づいていく、誰にでも友好的な性格です。
おっとりとした性格で攻撃性を見せることもほとんどなく、不快感を与えないよう空気を読む術も心得ています。

ただし人やワンちゃんが好きすぎてたまに暴走することもあり、遊んでほしくて突進してしまうことがあるので、外出するときは目を離さないようにしましょう。

飼い主の言葉にはしっかりを反応するのでしつけがしやすく、小さなお子さんとも問題なく生活できる子が多いので、総じて飼いやすい犬種といえます。

パグの魅力

パグ

パグは、ブサカワのユーモラスな顔に豊かな感情を表すなど、ほかの犬種にはない特徴を多く持つ、とても魅力的なワンちゃんです。クリクリとした大きな目も、豊かな表情をさらに強調しています。

パグの顔の構造は、人間の顔に似ているといわれており、表情を見ていれば考えていることや感情が分かるほどです。
その中でも特にユニークなのは、ビックリして驚いた顔でしょう。黒目がちな大きな目を限界まで見開いて目が飛び出しそうな表情は、心底「ビックリ」としか言いようがありません。

長年一緒に暮らしている人は、表情で意思の疎通ができてしまうという飼い主さんもいるくらいです。こうしたコミュニケ―ションが取れるのも、パグならではの魅力といえるでしょう。

初めてワンちゃんを迎える方におすすめ!

多くの犬種の中でも、パグはとても「飼いやすい」ワンちゃんです。
理由は、前の項目でも紹介した「性格の良さ」。

飼い主に喜んでもらうことが大好きなパグは、積極的に飼い主が喜ぶことをしようとします。そのため、しつけが上手にできたらオーバーに褒めてあげるなど、上手く誘導することができれば、ルールも覚えてくれるでしょう。

また、穏やかで落ち着いた性格をしているので、無駄吠えや噛み癖などの問題行動がほかの犬種に比べて少なく、基本的に飼い主が困るほど暴れたりすることはありません。

それどころか、家族が落ち込んでいたりすると持ち前の人懐こさを発揮して慰めてくれるなど、優しさもみせてくれます。

こうした飼い主に従順で優しい性格、飼い主を困らせるようなことをしないという「手間のかからなさ」がパグの長所の1つといえるでしょう。

そのため、これまでワンちゃんを飼ったことがない、ペット初心者の人でも飼いやすい犬種といえます。

狭いスペースでも仲良くできる!多頭飼いにもおすすめ!

パグの性格の良さは、多頭飼いでも発揮されます。
幼い子どもやほかのペットに対しても友好的で攻撃性が低いので、ケンカなどのトラブルに発展することはほとんどありません。

体の小ささもあって、パグの複数飼いは他の犬種なら縄張り争いになりそうな狭いスペースでも仲良くくっついて眠ることも。飼育に必要なグッズも小型犬向きのものなので、金銭的な負担も抑えられます。

「パグを飼うともう1匹欲しくなる」という人の気持ちも分かりますね。

お手入れが簡単!ただし換毛期と顔のしわに注意!

パグは短毛種なので、ブラッシングなどの被毛のお手入れは比較的簡単です。
ブラッシングは週に1~2回程度で、汚れが気になるようなら必要に応じて蒸しタオルで拭いてあげると良いでしょう。

とはいえ、年に2回訪れる換毛期には短毛種といえども大量の毛が抜けるので、その時期はブラッシングの頻度を高める必要があります。
それでも、長毛種を飼った経験がある人からすれば、大分楽に感じるかもしれません。

このように、色々な面で手間がかからないパグですが、ほかの犬種よりも気を付けるべきポイントがあります。
それは、パグ最大の特徴でもある「顔のしわ」です。

パグは基本的に体臭はあまりしない方ですが、顔のしわに汚れが溜まると、悪臭の原因となってしまいます。そのまま放置すると、最悪の場合は病気を引き起こす原因になりかねないので、定期的に顔を拭いてあげるといいでしょう。

パグの情報まとめ「大きさ・体重・寿命・原産国」

パグ

「ブサカワ」というイメージが強い小型犬のパグですが、元々は大型犬で、長い年月を経て現在のサイズになったといわれています。
ここでは、大きさや体重、寿命など、パグの基本的な情報をご紹介します。

パグの平均的なデータを確認しよう

パグは小型犬に分類され、大きさは平均的な小型犬と同程度。ただし、筋肉質でがっちりした体型をしており、他の小型犬と比べて体重が重い犬種です。

大きさ(体高)25~28cm
体重6.3~8.1kg ※JKCの理想体重
平均寿命12~15歳
原産国中国

パグの原産国・歴史については下記ページで詳しく解説しています。気になる方は合わせてご覧ください。
パグの歴史や原産国、名前の由来は?

パグにはどんな毛色がある?被毛の特徴も

パグ

深いシワと愛嬌のある顔が特徴的なパグは、4種類の毛色が存在します。
フォーン(茶色)のイメージがとても強いですが、その他の色もとても魅力的です。

人気は「黒パグ」!公認されている毛色は4色!

・黒
日本のチンと交配したという説もあり、100年ほど前に交配によって作り出された毛色です。全身が真っ黒なパグは、現在でも珍しく滅多に見かけることがない、希少性が高く人気の毛色になります。

・フォーン
薄茶色の毛色をした、日本で最も一般的なパグの色です。パグと聞いて、この色を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
顔や耳が黒く、他の部位は全体的に薄茶のコートになります。

・シルバー
珍しい毛色で、日本ではなかなかお目にかかる機会が少ないのが、シルバーのパグです。白の毛色にグレーが混じったような、シルバーのように見える不思議な色をしています。

・アプリコット
現在ではあまり見かけなくなりましたが、以前は日本でも良く見かけた毛色です。フォーンよりもオレンジが強く、トイプードルなどに見られるオレンジががった茶色に近い毛色になります。

基本は抜け毛が多いダブルコート!黒パグにはシングルコートも

パグは短毛ながら抜け毛が多い犬種です。その原因は、【ダブルコート】という二重構造の被毛にあります。

ワンちゃんの被毛は、オーバーコート(上毛)とアンダーコート(下毛)の2種類の毛で構成されたダブルコートと、オーバーコートのみのシングルコートに大別されます。
基本的に、パグの被毛はダブルコートで、例外として黒パグはシングルコートが多い傾向です。

パグの抜け毛対策としては、毎日のブラッシングで抜けた毛を取り除き、部屋に抜け毛が飛び散るのを防ぐといいでしょう。また、月に1回程度のシャンプーで清潔さを保ち、皮膚トラブルを予防するのも有効です。

パグの平均的な値段は?飼育にかかる費用も解説

パグをこれから迎えようと考えている方にとって最も気になることの1つが販売価格ではないでしょうか?「安すぎると問題がありそうだし、高すぎると手が出ない…」そんな不安はあると思います。
そんな不安を解消してもらうために、ここではパグを飼ううえで必要となる費用について解説したいと思います。

パグの平均的な販売価格

ブリーダーナビで掲載しているパグの平均価格は約25万6,702円でした(2020年5月7日時点)

ワンちゃんの販売価格は、単に犬種の人気だけで決められているわけではなく、仕入れルートやお店の方針、ワンちゃんの特徴など、さまざまな要因を考慮して設定されます。

中でも、毛色や大きさなど、「犬種ごとに定められたスタンダード(標準)を満たしているかどうか」という点は販売価格に大きく影響し、スタンダードに近ければ、それだけ価格も高くなるのです。

パグをはじめ、ワンちゃんの販売価格については、下記ページでより詳しく解説しています。「同じ犬種なのに、何で値段が違うの?」と疑問を感じた方はチェックしてみてください!
ワンちゃんの値段が高い・安い理由って?代表的な犬種の相場もご紹介

パグの飼い始めと年間で発生する費用

ワンちゃんと生活するためにも、お金のことは事前に考えておく必要があります。
ペットを飼うことに慣れていない人の多くは、まとまったお金が必要となる初期費用ばかり考えがちですが、継続してかかる生活費も把握しておきましょう。

<パグを飼うために必要な初期費用>
・狂犬病予防注射:約3500円
・ワクチン代:1万~1万5000円
・健康診断:1万~2万円
・登録料:約3000円
・避妊去勢手術:1万~3万円
・グッズ代:3万~4万円

<パグにかかる年間の費用>
・光熱費:プラス5000円程度
・フード、おやつ代:約4万8000円
・定期健診代:2000~3万円(検査内容による)
・トリミング:3000~4000円/1回
・保険料:2000円~/1ヶ月
・おもちゃ代:1000~5000円
・しつけ教室代:5000~1万円
・その他消耗品:2500~7500円

※価格はあくまで目安とお考えください

小型犬から大型犬まで、ワンちゃんの飼育費用に関しては、下記ページに詳しく掲載しております。
【初めての方向け】犬の費用ってどのくらい?初期費用、維持費など
また、実際にワンちゃんをお迎えした方にお答えいただいたアンケート結果を下記ページからご覧いただけます。これからパグを飼うことを考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
【アンケート調査:犬との生活】飼うきっかけ・費用・良かったことは?

パグの飼育に必要なグッズは?

パグ

室内で飼うことことになるパグを迎えるためには、事前にある程度の準備が必要です。
安心してストレスなく暮らしてもらうために、予め用意しておきたいグッズや飼い始めてから揃えていきたいものを紹介します

お迎え前に用意しておきたいもの

・ケージ/サークル
お迎えしたパグ専用の空間として、ケージやサークルは必ず用意しておきましょう。しつけやお留守番のためにも、何より愛犬の安全を守るために必要です。小型犬のパグの場合、90cm×60cm程度の大きさで、屋根付きのものを選ぶといいでしょう。

・寝床
ペットがトイレを覚える前にペットベッドを置くとトイレと勘違いしてしまいます。そのため、最初はサークル(ケージ)内にトイレシートを敷き、そのうえに寝床として毛布やバスタオルを置いてください。
また、冬に備えてペットヒーターの上にタオルや毛布を敷くといいでしょう。

・トイレ
トイレはトイレシートとセットで使用します。
トイレは、パグがシートを破って誤飲してしまわないように、メッシュ状の網の付いたトイレがオススメです。
ペットシートは、大きさや種類豊富で、トイレトレーニングを行う初期の間は、おしっこの臭い付きのシートを利用するのもいいでしょう。

・給水器
パグが好きな時に水を飲めるように、給水機も用意しておきましょう。
お皿に入れておくのもいいですが、こぼす心配があるので、ペットボトル型の給水器です。ただしミネラルウォーターは、ワンちゃんの場合尿道結石の原因になるので、飲み水は水道水にしましょう。

・食器
パグが誤ってひっくり返さないように、ある程度重量のある食器がいいでしょう。
プラスチック製の食器は、噛んだ傷に雑菌が繁殖しやすく不衛生になりやすいため、陶器製や金属製の食器がおすすめです。

・ドッグフード
パグを迎えてから1ヶ月は、お迎え前と同じフードを与えましょう。
急に食事を変えると体調を崩してしまうので、変える場合はそれまでのフードに新しいフードも混ぜながら、少しずつ割合を増やしていくと安心です。
また、人間の食べ物は避け、必ずワンちゃん用の食べ物を与えるようにしてください。

・おもちゃ
おもちゃには好みがあるので、1つあれば良いわけではなく、複数用意してあげましょう。ワンちゃん用の噛んでも引っ張っても壊れない、ある程度頑丈なぬいぐるみなどがおすすめです。誤飲を防ぐために、口に完全に入ってしまう大きさのおもちゃは避けましょう。

飼い始めてから揃えていきたいもの

・ブラシ
コームやスリッカー、ピンブラシなど、用途に応じて使い分けるために、いくつかの種類のブラシを用意するといいでしょう。
パグは基本的に抜け毛が多く、ブラシは頻繁に使うことになるので、小さい頃から慣らして苦手意識をなくすようにしてください。

・爪切り
自宅でできるお手入れの1つが爪切りです。
人間と同様、パグの爪は放っておくと伸び続けるので、適度な長さに切ってあげましょう。その際、深く切りすぎて血管を傷付けないように、先端から少しずつ切ってください。

・犬用シャンプー、リンス
シャワーしても良いのは、ワクチンが終了して散歩ができるようになる時期になってからになります。
パグは皮膚が弱いので、低刺激のシャンプーを使いましょう。特に、パグの特徴である顔のシワは汚れがたまりやすいので、丁寧に洗ってあげてください

・首輪/リード/ハーネス
散歩ができるようなるのは、ワクチン接種を終えてからになります。
短頭種であるパグは気道が狭いので、首輪をすると呼吸がしづらくなってしまいます。そのため、リードをつけるのは喉を締め付けないハーネスがおすすめです。

・服
パグは暑さに弱く、短毛種のため寒さにも弱い犬種です。
そのため、季節にあった服を着せてあげることで、体温調節を助け健康を守ることにもつながります。

また、パグは抜け毛が多いので、洋服を着ることで外出先で抜け毛が舞い散るのを抑えることもできます。

室内の環境はどう整えればいい?

パグは筋肉質でガッチリとした体格なので、一見とても頑丈そうに見えますが、小型犬特有の骨や関節の弱さがあります。また短頭種なので、呼吸が弱く体温の調整が苦手です。
こうした弱い部分への負担を極力減らすために、生活環境には配慮してあげましょう。

関節への負担を考えた部屋作り

小型犬のパグは、先天的に膝のお皿がずれやすいので、膝蓋骨脱臼にならないよう関節への負担も考える必要があります。

パグは遊び好きな犬種ですが、フローリングなどの滑りやすい床の場合、関節に負担をかけてしまうため、カーペットやマットを敷いてあげるといいでしょう。

また、ちょっとした高さの段差であっても、小型犬のパグからすれば大きな高さになります。ステップをつける、飛び上がらないようにしつけるなど、注意してあげましょう。

1年を通して暮らしやすい室温調節を

ワンちゃんは、体温調のためにパンティング(口を開けてハアハア呼吸すること)をしますが、短頭種のパグは呼吸が苦手です。そのため、できるだけパンティングせずにすむように、室内の温度・湿度調整には十分気を付けてあげましょう

特に暑さにはとても弱いので、熱中症にならないよう、夏は23~25℃、冬は26~28℃程度の室温に設定しておきましょう。

また、夏の暑い日は室温だけでなく、直射日光にも注意してください。
時間帯によってはサークルに直射日光が当たってしまうこともあるので、冷感マットなどを利用して、涼める場所を作っておくといいでしょう。

パグの子犬を探す

    株式会社アニマライフ ブリーダーナビ事務局

  • LINEで子犬探しを相談できる

    LINEでブリーダーナビがあなたにぴったりの子犬をお探しいたします。気軽にご相談くださいね。

  • dog-breeder@animalife.jp

    dog-breeder@animalife.jp

    ※メールでのお問い合わせの際は、確実に受信できるようにするため、パソコンのメールアドレスからの問い合わせを推奨しております。