お座りや待てを教える前に!トイプードルのしつけ・服従訓練の基本

1.しつけやすい犬種「トイプードル」


photo by Jeffrey Beall

トイプードルはとても利口で、全犬種の中でもトップクラスのしつけやすさを誇ります。

飼い主の指示をすぐに理解できますし、なにより飼い主を喜ばせたいとの気持ちが強いため、しつけにも意欲的に取り組んでくれます。総合的に見て、トイプードルは“しつけに向いている犬種”といえるでしょう。

しかし、いくらしつけやすい犬種とはいえ、その子によってはスムーズなしつけが難しいこともあります。例えば、集中力がすぐに切れてしまう、興味を示さない、怯えるなど、性格的な面によってしつけに影響を及ぼすことがあるのです。

これらの性格であっても、元々トイプードルはしつけがしやすい犬種なため、やり方次第で上手くしつけることができますよ。その子にあったしつけをするためにも、まずは愛犬がどんな性格をしているのか把握しておきましょう。

把握することでしつけがスムーズに進みますし、どうすれば意欲的に取り組んでくれるのかを考えられます。

ここで1つ頭に入れておいてほしいのが、利口なトイプードルとはいえ、しつけには時間がかかります。特に集中力がすぐに切れたり、怯えたりする子はより長い時間を要するでしょう。しかし、飼い主が気長に、そして前向きに取り組むことで確実にステップアップしていきます。

2.しつけをするにあたって

ご褒美あってこそのしつけ?


photo by noel de leon

しつけのモチベーションを高めるために使われる「ご褒美」。これを与える際はタイミングが重要です。

タイミングとしては、飼い主が望む行動をした“その瞬間”に与えてください。こうすることでトイプードルは何に対してご褒美が与えられたのかを理解でき、次からも正解の行動を取るようになります。

ご褒美はしつけをする上で最強のアイテムではありますが、与えすぎると飼い主ではなく“ご褒美”に従う子になってしまいます。

例えば、おすわりする度にご褒美を与えると「おすわりという動作=おやつ」と学習します。その結果、ご褒美欲しさに飼い主の指示なしで勝手におすわりするようになるのです。また、ご褒美なしでは指示を聞かない子に成長する恐れもあります。

そのため、

× ご褒美が欲しくて飼い主さんの指示に従う
〇 飼い主さんの指示に従った結果、ご褒美をもらえる

というように関連付けることが大切です。

そもそもご褒美は、頑張った結果もらえるものです。ですので、なにか新しいことを覚えたときに与えるのが効果的。ご褒美はあくまでもしつけのサポートアイテムですので、与えすぎないように注意しましょう。

しつけの基礎「アイコンタクト」とは

アイコンタクトとは、単純に飼い主とトイプードルが見つめ合うことではありません。トイプードルが飼い主に“注目すること”をアイコンタクトと呼びます。

これはあらゆるしつけの基礎であり、問題行動や事故を未然に防ぐ上でも重要な役割を果たします。

また、アイコンタクトができるということは、飼い主とトイプードルの間でしっかりと信頼関係が築けている証拠。しつけをする際はこの“信頼関係”が大切になりますので、まずはアイコンタクトを教えることから始めましょう。

<アイコンタクトのしつけ方法>
①まずは愛犬に自分の名前を覚えてもらいましょう。散歩やご飯などトイプードルが喜ぶシーンで名前を呼ぶと、自分の名前を呼ばれると嬉しいことが起こると学習して、早く自分の名前を覚えるようになります。

②愛犬の名前を呼び、こちらを見た瞬間に褒めてご褒美を与えます。

③その後は、人が多い状況や外など様々な場所・環境にて名前を呼び、アイコンタクトの練習を重ねましょう。

シンプルなしつけではありますが、根気強く行うことが重要です。

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