松本ブリーダーインタビュー|兵庫県|ウエストハイランドホワイトテリア、ヨークシャーテリア、ボーダーテリア

松本ブリーダーインタビュー|兵庫県|ウエストハイランドホワイトテリア、ヨークシャーテリア、ボーダーテリア

気になる子犬がどんなブリーダーに育てられているのか気になりませんか?ここでは、ブリーダーナビの優良ブリーダーを厳選してご紹介します。

今回は兵庫県西宮市にお住いの「松本和子ブリーダー」にインタビューしました。とても気さくで話しやすい松本ブリーダーに、ブリーディングを始めたきっかけから、良いワンちゃんの見分け方まで詳しくお伺いさせていただきました。

ブリーダー情報

ブリーダー名
松本 和子ブリーダー
犬舎
兵庫県西宮市松風町1-2
取扱犬種
ウエストハイランドホワイトテリア、ヨークシャーテリア、ボーダーテリア

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「本に載っているような犬を飼いたい!」それがブリーダー業を始めるきっかけ

松本和子ブリーダー2

―松本さん、初めまして。今日は松本さんの事について色々お伺いできればなと思っています!よろしくお願いします。

松本ブリーダー:こちらこそよろしくお願いします。

―早速ではありますが、松本さんは兵庫県西宮市でブリーダー業を営んでいらっしゃいますが、西宮で開業されて何年目になりますでしょうか。

松本ブリーダー:お店を開業したのは35年ぐらいですね。繁殖を始めたのはもう40年以上になります。

―どちらもかなり長くからされているんですね!西宮市でブリーダー業を始めたきっかけはなんだったのでしょうか。

松本ブリーダー:私は生まれも育ちも西宮なんです。とても住みやすい街でもあるので、この街でずっとブリーダー業を営んでいます。

またブリーダー業を始めたきっかけは、子どもの頃から本に載っているような犬を飼いたいと思ったのが最初のきっかけですね。

―そうだったのですね。「本に載っているような犬を飼いたい!」と思ったきっかけなどはありますか?

松本ブリーダー:私が小さい頃は、放し飼いの犬や野良犬が多い時代だったんです。そのため、家に何頭か住み着いている犬もいたんですね。

それが犬を飼い始める最初のきっかけだったんですけど、小学校の時だったかな?野良犬じゃない犬を飼ってみたくなったんです。

―いわゆる、血統書付きのワンちゃんに興味を抱き始めたんですね。

松本ブリーダー:そうですね。親にお願いして野良犬じゃない犬をお迎えしたんですが、残念ながら私にとっては決して良い犬ではなかったんです。

もちろん、凄く可愛い犬だったんですけどね。1.6kgしかない小さくて愛らしいヨークシャーテリアでしたけど。

ただ、その子の毛質はシルキーではなかったですし、本に出てくるような下に毛がつくような子ではなかったんです。

―松本さんが求めていた子と少し違っていたんですね。

松本ブリーダー:そうなんです。いくらお手入れしてもやっぱり私が求める子にはならなくて…

また、スタンダードとして「純粋種はこういうものが理想とされている」っていう規格に外れていたこともあり、私はもっと本に載っているようなワンちゃんをお迎えしたかったんですね。

それを祖母に伝えたら「わかった」って犬を買ってくれて。私が理想とする規格に準する子をお迎えすることができたんです。

―松本さんの熱意が伝わったんですね!

松本ブリーダー:ですねぇ。しかも祖母は、訓練士を6ヶ月間付けてくれたのでありがたかったですね。

また私と犬の為に、親戚のおばちゃんが場所を提供してくれて。本当に環境に恵まれていたと思います。

それからその子の赤ちゃんが生まれたことで今に至ります。

だから決して始めから「ブリーダーになりたい!」と思って始めたのではなく、ただ本に載っているようなワンちゃんを純粋に飼ってみたいと思ったのが、ブリーダーになる根本的なきっかけですね。

―ご家族の協力があったからこそ、今に至るわけですね!ちなみにブリーダー歴40年以上の松本さんですが、今までどれくらいのワンちゃんをお世話したことがあるのでしょうか?

松本ブリーダー:数え切れないほどのワンちゃんをお世話してきましたよ!

今でもたくさんの登録犬がいるのですが、ご近所さんはそんなにワンちゃんがいるってことを知らないんですよ。

―え!?そうなんですか?ってことは、凄く大人しいんでしょうか?

松本ブリーダー:うちの子たちは、大人しいというかほとんど鳴かないんですよ。メリハリのある子たちが多いというか。

もちろん、鳴かない環境を作っているせいもありますけどね。

もしもそういう鳴かない環境を作っていなければ、もちろん犬ですから鳴くと思います。

―鳴かない環境とはどのような環境づくりをされているのですか?

松本ブリーダー:まずは犬舎ですね。二重で防音サッシが入っているので、鳴いても聞こえない環境を作っています。

あとはワンちゃんたちになるべくストレスを与えないように、毎日必ず外に出しておもいっきり遊ばせる時間を作っています。

もちろん、外に出す時は一瞬ですが喜んで鳴くことはあります。でもそれ以外はただ遊んでいるだけなので、特段鳴くこともありません。

やっぱり犬にとって外で遊ぶことは、ストレス発散に繋がるんだと思うんです。だから比較的イライラしないで鳴かないんだと思いますね。

―ワンちゃんたちのストレスを適度に発散させてあげることが、鳴かないコツでもあるんですね!やっぱり、ストレスフリーの環境を作るように心掛けることはとっても大切ですね!


なぜヨークシャーテリア、ウエスティ、ボーダーテリアを繁殖させようと思ったのか

松本和子ブリーダー3

―松本さんのところでは、ヨークシャーテリア、ウエスティ、ボーダーテリアの3犬種を自家繁殖されていますが、なぜその3犬種を繁殖させようと思ったのでしょうか。

松本ブリーダー:ヨークシャーテリアは元々飼っていたっていうのがあるんですけど、ウエスティに関しては保護犬を5~6頭引き取ったのが始まりですね。

でもこの子たちも、残念ながらスタンダードではなかったんですよ…とっても可愛らしい子たちだったんですどね。

―規格に準ずる子たちではなかったんですね。

松本ブリーダー:そうなんです。だからですかね、ウエスティを引き取った時「スタンダードなウエスティをこの目で見て育てたい!」という思いが強くなったんですよ。

でも、当時は規格に準ずるウエスティが日本にはいなくて。

だから、一旦は日本の方からウエスティを譲り受けたこともあったんですけど、やっぱり自分の中で納得がいかなくてイギリスの方に譲っていただいたのが始まりですね。

―日本のウエスティとイギリスウエスティは全然違うんですか?それって素人目でもわかるものなのでしょうか?

松本ブリーダー:もちろん全然違いますし、素人が見てもルックスから違いが一目瞭然ですよ!

昔イギリスの大きな展覧会に行った時、50頭近くのウエスティがバーッと並んでいたんですね。

それを見て思ったのが、日本のウエスティと比べて小さいけれど、骨量があって毛がいっぱいふいていて全然違うんですよ。

しかも落ち着きがあって。日本のウエスティと真逆でしたね。

―ちなみに日本のウエスティはどんな感じなんでしょうか?

松本ブリーダー:当時の日本のウエスティは、ギャンギャンバタバタして落ち着きがなかったり、毛がなく胴が長くて皮膚トラブルを持っていたりする子が凄く多かったんです。

だから、イギリスの正当なウエスティを見た時は、カルチャーショックを起こしましたね。

―とても同じ犬種とは思えなかったと?

松本ブリーダー:ですねぇ、やっぱりイギリスは本場だけあって全然違うなって思いました。

その頃はまだ海外から犬を迎える上での契約が厳しくなかったので、イギリスに行けばすぐお迎えすることができたんですよ。

だから私はすぐ、イギリスのブリーダーさんに交渉してお迎えしました。

そこからウエスティを飼い始め、繁殖していったのがきっかけなんです。

―イギリスからお迎えしたウエスティを繁殖した際、お客さんからの反響はどうでしたか?

松本ブリーダー:店頭に連れて行くと、お客さんから「あれ?これってイギリスタイプのウエスティ?」って聞かれることが多くなっていきましたね!

そこから口コミで広がっていき、お迎えしたいというお声も沢山いただくようになって。

それが今に繋がっている感じですねぇ。

―やっぱり見る人にはわかるものなんですね!では、ボーダーテリアはどういった経緯があって繁殖を始めたのでしょうか?

松本ブリーダー:ヨークシャーテリアってとても小さくて賢いんですけど、がさつさがないからなんか物足りなさを感じていたんです。

それに比べウエスティは、がさつな面があったのでそこは可愛いなぁとは思っていたんです。

でも私の中では、がさつさがありつつ、もうちょっと能力のある犬を求めていたんですよね。

確かにウエスティは賢いには賢いんですよ。ヨークシャーテリアよりも、断然ウエスティの方が賢いから。

でも、もっと能力があって日本にいない可愛い犬はいないかなぁって思った時に、カワウソみたいなボーダーテリアと出逢ったんです。

―松本さんが求めている子がいたというわけですね!

松本ブリーダー:そうです、そうです(笑)

でも、ボーダーテリアってイギリスが主だからほとんど日本に入ってこないんですよ。特に昔は日本人には分けないっていうのがあって。

でもたまたま、オーストラリアの兵隊さんがボーダーテリアを手放すという話をウエスティ関連の方から聞いたんですよ!

しかもそのボーダーテリアは、オーストラリアでチャンピオン&アースドッグチャンピオンにも輝いた優秀な子で。

日本にはボーダーテリアってほとんどいないし、せっかくの機会を逃したらダメだと思ってお迎えしたのがきっかけでしたね。

―すごい縁でお迎えされたんですね!

松本ブリーダー:そうなんですよ。しかもその子はすごく落ち着きのある子で賢い子でしたね。

オーストラリアにいた子だから日本語が通じないよなぁって思っていたんですけど、日本語が通じて!

あれはビックリしましたけど、さすがだなぁって思いましたね。

―賢くて落ち着きのある子って最強ですね!

松本ブリーダー:そうなんです(笑)

訓練もしっかりされているオスだったので、このままこの子の代で終わらせるのはなんか忍びないなぁって思っていたんです。

そしたらたまたま、オーストラリアでブリーディングしている人が「私はこのブリーディングで最後にするから、あなたが欲しいならメスのボーダーテリアを分けてあげる」っていってくださって。

それならぜひ、ということで分けていただいたんです。

―それもまたいいタイミングですね!たとえ偶然でも、なかなかこんな良いお話はないですよね。

松本ブリーダー:本当に運が良かったなって思いますね。

良い犬を求めているとかそんなんじゃなかったですし、ブリーディング目的でお迎えしたわけではなかったので。

でも、メスのボーダーテリアをお迎えしたいなぁとは思っていたので嬉しかったですね。

―メスのボーダーテリアをお迎えした後、無事に赤ちゃんをお迎えすることはできたんですか?

松本ブリーダー:お陰様で、元気な赤ちゃんを沢山産んでくれましたよ。

しかもメスのボーダーテリアはとても気立ての良い子で、自分が産んだ子たちは全部面倒を見ていましたね。

―子煩悩な子だったんですね。

松本ブリーダー:そうですね(笑)

―今もですが、その頃ボーダーテリアってとても珍しい犬種だったと思うのですが、どのような流れで愛犬家の皆さんの耳に入っていったんでしょうか?

松本ブリーダー:これも本当に運が良かったのですが、日本では希少なボーダーテリアがいるって噂を聞きつけた愛犬家の方から予約が殺到したんですよ。

そのため予約が半年~1年近く待っていただくことがありました。

その中で、アジリティをされている岡部先生がうちのボーダーテリアをお迎えしてくださったんです。

それがまた持つ人が持つからなのか、アジリティの大会に出ればチャンピオンになるし、世界大会にまで出れるんじゃないかってくらいの能力を引き出してくれて。

でも岡部先生は繫殖をするわけではないので、毎回私のもとでボーダーテリアをお迎えしてくださったんですね。

それで沢山のボーダーテリアが大会に出場するから「あれは何ていう犬種?日本にいないよね」となり、そこでボーダーテリアの火がついて。

それが決め手だったのか、今でもボーダーテリアをお迎えしたいという声を多くいただいていますね。

―松本さんは本当に運に恵まれていますよね!いい人に出逢え、良い犬に出逢え。それが今に繋がっているって本当にすごいと思います。

松本ブリーダー:ありがとうございます(笑)本当に自分でも運が良かったなと思っています。

気がついたらテリアばかりになっていましたけど(笑)

特にこだわって「この犬種にしよう!」と繁殖をしてきたのではなく、たまたま自分が好きでやったことがここまで結びついたのには驚きを隠せませんね!

―また口コミで拡散されていくのもすごいですよね。その頃今のようなSNSが流行っていたわけではないですもんね?

松本ブリーダー:そうですね。私は一般のお客様にしかワンちゃんをお譲りしないので、口コミで評判になったのは本当に運が良かったなと思っています。

今でこそSNSがありますけど、昔はネット環境も整っていなかった時代でしたので「あそこに行けば良い犬に出逢える」と口コミが広がっていったのは、本当にありがたかったです。

口コミが広がったからこそ、今も続けていけていると思うので。

―松本さんの犬を極める姿がブリーディングに反映されていたから、今もファンが途絶えないんでしょうね。


トラブル抑止の為にも時には心を鬼にして

松本和子ブリーダー4

―犬舎環境として、なるべくストレスを溜めないように狭いゲージに入れない事に努めていらっしゃったり、その他にもかなりこだわって飼育されていらっしゃったりするかと思うのですが、松本様が特に犬舎環境で気を使っていらっしゃるところ、また他とはココが違う!といったところはありますか。

松本ブリーダー:もちろんストレスフリーが理想ではあるんですけど、多頭飼いしているとどうしてもトラブルは起きやすいんですよ。

私がちょっとでも目を離すと、即座にトラブルが起きちゃったり…特にテリアなので自分の意思を殺すことはないですし、自己主張の強い犬種ですからね。

だから喧嘩やトラブルを起こしやすいグループに関しては心を鬼にしてゲージに入れてしまうんです。

はたから見たら「かわいそう」って思われると思うんですよ。でもそこは「多頭飼いだから」と自分に言い聞かせてゲージに入れています。

「かわいそう」と思って一緒にしたら必ずトラブルを起こしてしまいますからね。だからそこはかなり気を付けています。

もちろんゲージに入れる代わりに、外に出す時は十分遊べるように配慮しています。その時は、性格別に分けて思いっきり遊ばせていますね。

―自分の子のように可愛いからこそ、ケガをさせないように色々なところに気を使っていらっしゃるんですね。

松本ブリーダー:そうですね。自分の中で一番の葛藤ではありますけど、その子たちによって色々性格があるんですよね。外遊びが好きな子、ジーっとしているのが好きな子って。

犬も十人十色なので、その辺りは気を付けながらできる限り手をかけてあげようと思っています。

―犬舎環境以外にもこだわっていることや大切にしていることはありますか?

松本ブリーダー:一番は日光浴と自由運動なんですけど、それ以外は積極的に犬に関するお勉強会に参加しています。

例えば何でもいいからシャンプーを使おうとか、 コロナ禍だから消毒を徹底しなくてはとかあると思うんですけど、実はその中には犬に害を及ぼす成分が沢山入っていることがあるんですよ。

―体によくない成分が入っているってことですか?

松本ブリーダー:実はそうなんです。

消毒液にはよく次亜塩素酸ナトリウムという成分が入っていますが、その主成分である塩素系漂白剤はたとえ100倍程度に薄めたとしても、直接手に触れると皮膚がただれる恐れがあるんです。

もしも誤って飲んでしまった場合、口や喉の粘膜組織を荒らしてしまったり、ただれて痛みが出るだけでなく、吐き気や嘔吐も起こしたりしてしまうんです。

また原液や濃度の高いものが眼に入ると失明する恐れもあるほど危険なんですよ。

そんな危険な成分が入っているものを犬に使うなんてあり得ませんので、人にも犬にも体に負担がなく、安全な方法で使用できるものでケアをしてあげようと常日頃から意識するようにしています。

―確かFacebookやInstagramでも犬の体によくない成分のことや、こういったものを使用するのは控えてくださいって書かれていましたよね。

松本ブリーダー:できるだけ皆さんに知ってもらいたい想いから、SNSを使って発信するようにしています。

もしこれを見てくださる方がいれば、ぜひ皮膚炎などになった時に処方されるシャンプーや薬などのパッケージ裏に記載されている成分を見てもらいたいですね。

なかには注意書きに「妊婦さんは使用しないでください」などといったことが書かれていることがあります。

そんな人に危険なものを犬に使ったらどうなるか…よく考えてみてください。

売られている商品が全て悪いわけではありませんが、中には体に害を及ぼす成分が含まれたものもありますので、十分気を付けてもらいたいなと思いますね。

―その他にも犬舎以外で工夫されているところはありますか?

松本ブリーダー:健康チェックですね。掃除の時は犬の健康チェックをする最大のチャンスでもあるんですよ。

自分の目で犬たちの様子を見たり、体を触ってチェックしたりすることは必ず行っています。

確かに人手が多ければ多いほど掃除は行き届きますが、犬の健康チェックはある程度の経験がないとできません。

特にお産の状態や元気がないかの確認は、勘と経験が重要でもあります。

そのため、私は犬の健康チェックに関しては他人に決して任せませんし、全て自分でチェックを行っています。

一般に飼われている方もどうぞ獣医さんで数字を見て判断するのではなく、日頃からの健康チェックを自分の目で見て確かめてあげてください。


ワンちゃんをお迎えする場所はよく見極めて

松本和子ブリーダー5

―松本さんのところでは、ワンちゃんをお客様にご提供する時に心掛けていることはありますか?

松本ブリーダー:私のところでは見ていただくとわかりますが、純粋種のみを扱っています。

その理由は、スタンダードな純粋種を愛し誇りを持って繁殖をしているからです。

また数あるブリーダーの中から私のワンちゃんたちをお迎えしていただくわけですから、失礼があってはいけないと思うんですね。

なので、ある程度成長した生後2~3ヶ月の子をお譲りするようにしています。

そうすることである程度そのワンちゃんの気質も分かりますし、お客様が求めているより近い子をご提供できますので。

また好みに合わない犬がオーナー様のところに行くと、人間も犬も可哀想な想いをすることになるのが嫌なので、きちんとお客様とお話をしてヒアリングをしてからお譲りしています。

―お客様のこと、そしてワンちゃんたちのことをしっかり考えているからこそですね!では、より健康で元気なワンちゃんをお迎えするために、どんなところをポイントとして抑えると良いでしょうか。松本さんが繁殖をされているヨークシャーテリア、ウエスティ、ボーダーテリアの3犬種で見極め方があえれば教えていただきたいです

松本ブリーダー:まずヨークシャテリアですが、小さくても成犬になって2~3キロの体重になる子が良いなと思いますね。

元々丈夫な犬種ですけど、ある程度体重がある子の方がケガをしにくいのでなにかと良いかと思います。

次にウエスティですが、国産のウエスティはアレルギー持ちの子が比較的多く見られます。

そのため、こだわって外国のウエスティとかけている子から生まれたワンちゃんをお探しいただくと良いかなって思いますよ。チャンピオンを取っているかの有無は置いといてですけどね。

ボーダーテリアの場合は、元々数が少なく希少です。

年間日本では10頭ほどしか生まれませんので、ボーダーテリアを扱うお店やブリーダーさんとよく話をして納得した上でお迎えすることをおすすめしますね。


ワンちゃんをお迎えする場所はよく見極めて

松本和子ブリーダー6

―松本さんのところでは、ワンちゃんをお迎え後のアフターフォローなどはされていらっしゃいますか?

松本ブリーダー:私のところでお迎えした方には、LINEで友だち登録をしていただいています。

気軽にやり取りができますし、ワンちゃんが体調不良の時はこうしてあげてとか、お手入れ方法はこうしてねとか詳しくお伝えできますしね!

特に初めてワンちゃんをお迎えする方は、右も左も分からないと思うので、どんな些細なことでも気軽に聞くことができるように努めています。

―お迎えしたところから色々アドバイスが聞くことができるのは、飼い主さんにとっても安心ですね!

松本ブリーダー:そう思っていただけたら嬉しいですね。

それに私としても、大事に育てた子たちですので、近況が聞けるのも嬉しいんです。

なので、ぜひ気兼ねなくLINEをしてきてくださると嬉しいですね。

―最後にブリーダーナビをご覧になっている方、そしてワンちゃんをお迎え予定の方にメッセージをお願いします。

松本ブリーダー:少しでも悩んだら、まずはお問い合わせいただければと思います。

私のところには色んなタイプの子たちがたくさんいますので「将来こんな子になって欲しいな」というイメージをお伝えいただければ十中八九、ご希望に合った子をご紹介させていただきます(^^)

ぜひ、気兼ねなくご連絡くださいね。

編集後記

とても楽しくて気さくな松本さん。インタビューも楽しくお話をさせていただきました!

40年以上ブリーディング業を営んでいらっしゃるのも、松本さんのブリーディング力が素晴らしいのもありますが、きっとそのお人柄もあるんでしょうね(^^)

気さくにお話ができる松本さんだからこそ、別に営んでいらっしゃるトリミングサロンにも、リピートされるお客様が多いのではないかなと思いました!

ちなみに松本さんのところでは、ロシアやイタリアから取り寄せた生地で作った可愛らしいお洋服やマスクなども販売されています♪

全て1点ものなので「うちの子だけのオリジナルが欲しい」と思った方は、ぜひ松本さんのところにお問い合わせしてみては?(^^)

生地も良く、素敵なものばかりなので必見ですよ♪

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