リングドッグとは?新郎新婦に指輪を届ける、結婚式もう一人の主役

愛犬と一緒に人生最高の1日を!

リングドッグとは?新郎新婦に指輪を届ける、結婚式もう一人の主役

数ある人生のイベントの中で、最も多くの人から祝福されるものの1つが結婚式です。
愛犬家であれば、そんな結婚式に「家族の一員であるワンちゃんも参列してほしい」と考えるのは自然なこと。こうした要望を受けて、ペットも参列できる結婚式が少しずつ増えてきています。

さらに、ただワンちゃんを参列させるだけでなく、愛犬に結婚指輪を届けてもらう「リングドッグ」という演出があることをご存知でしょうか?

リングドッグって何?

フレンチブルドッグ
photo by ivanovgood

リングドッグとは、結婚式の主役である新郎新婦に誓いの指輪を届けるドレスアップしたワンちゃんのこと。結婚式でリングの乗ったピローを運ぶ、可愛らしいリングボーイ・リングガールのワンちゃんバージョンです。

首輪にリボンや蝶ネクタイなどの飾りを付けてそこに指輪を通したり、巾着袋を結びつけ、その中に指輪を入れたりして、新郎新婦に指輪を届けます。列席者たちも、おめかしした可愛らしいワンちゃんの姿に釘付けです。

現在はペットも家族の一員として市民権を得るようになり、一昔前なら許されなかった結婚式への参加も可能になりました。式場によっては、リングドッグだけでなくリングリレーという気の利いた演出もあるほど、ペットの扱いも柔軟になっています。

ワンちゃんはどうやって結婚指輪を届けるの?

お子さんに指輪を届けてもらうリングボーイ・リングガールの役目をワンちゃんに任せるリングドッグ。では、ワンちゃんにどうやって指輪を持たせ、それを運んでもらえばいいのでしょうか?

首輪につける

ワンちゃんが身に着けるものの代表といえば首輪ですが、リングドッグはその代わりに、結婚指輪を届けるためのチョーカーやリボンを首に巻き付けます。そこに、簡単に取り外しができるように、それでいて途中で落とすことがないように結婚指輪を通し、新郎新婦の元へ届けてもらいます。
理想は心を込めた手作り品ですが、簡単に取り外しができるものであれば、市販の首輪に結婚指輪を通し緩めに着けておくのもいいでしょう。

ポケットに入れる

結婚式に参列するワンちゃんは、ドレスやタキシードといった衣装を身に付けることが多いため、そのポケットに結婚指輪を入れておくというのも1つの方法です。

「ドレスやタキシードにポケット?」と疑問に思う人もいるでしょうが、そこはワンちゃんの役割を考慮して、手作りしたポケットをドレスやタキシードに縫い付ける場合もあるそうです。

カゴで運ぶ

リングドッグの役割を担うワンちゃんの犬種によっても、最適な演出方法は異なります。
大型犬のワンちゃん向けに人気の演出は、結婚指輪を入れた小さなカゴの取っ手部分を咥えて運んでもらうという方法です。

これはカゴの大きさを考えると、小型犬では躓いて転んでしまう可能性があるので、やはりある程度大きい犬種向けといえるでしょう。

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