公開日:2016/7/12

最終更新日:2019/5/15

コーギーが同じ行動を繰り返す理由とは!?常同行動ってなに?

    コーギーだってストレスを抱えます

    コーギー

    いつもニコニコと楽しそうな表情を浮かべるコーギー。大きな立ち耳とつぶらな瞳がかわいさをさらに引き立たせています。

    コーギーは喜怒哀楽がはっきりとした表情豊かな犬種ですので、寂しそうな顔をしていたり、同じ場所を行ったり来たりとウロウロしていたら…もしかしたらストレスを抱えているかもしれません。また、毛布などを吸ったり噛み続けていたりした場合もストレスを溜めている可能性が高いといえます。

    「愛犬がストレスを抱えているなんて…」「なぜ?原因は?」と思った方も多いかもしれませんが、ワンちゃんもストレスを抱えることがあるのです。では、なぜそのような行動を起こしてしまうのでしょうか。

    ワンちゃんも心の病をかかえている?!

    “常同行動“って一体なに?

    コーギー

    犬はとても賢い生き物です。そのため、ストレスを溜め込んでしまい心因性の精神病を患う恐れがあります。
    精神病の中に『常同行動(じょうどうこうどう)』または『常同症(じょうどうしょう)』という呼ばれる心の病があります。これは、まるで何かに駆り立てられているかのように目的もなく同じ行動を繰り返す障害です。

    例えばこんな行動を愛犬は起こしていませんか?
    ・同じ場所をグルグルと歩きまわる
    ・体の一部をひたすら舐め続ける
    ・実際に存在しないものを追い続けるような行動を起こす
    ・自身の尾を噛んだり、吠え続けたりして攻撃的になる
    ・お散歩中、常に後ろを気にして振り返ることが多い
    など

    もし、上記のような行動を何十分も続けて行っているようであれば常同行動・常同症の恐れがあります。また犬の場合は興奮時に発症するケースが多く見られ、どんなに飼い主が止めようとしても言うことを聞きません。

    こんな症状も常同行動の1つです

    ●ページング
    同じ場所をグルグルと等速で歩くことを『ページング』といいます。サークル内のワンちゃんが柵沿いを延々と歩く行動はこれに該当します。

    ●ブランケット・サッキング(ウールサッキング)
    毛布やタオルをぐちゃぐちゃに噛んでいたり、チューチューと吸い続けていたりすることを『ブランケット・サッキング(ウールサッキング)』といいます。


    一見、遊んでいるようにみえますがこの行動は強迫性障害(常同行動)という心の病に該当します。ちょっとした遊びであれば病気の可能性は低いですが、疲れて眠ってしまうほど一心不乱に行っていた場合は病状が深刻な恐れがあります。

    なぜ常同行動が起こってしまうのか

    原因はどこにある?

    ブランケット・サッキング

    常同行動の原因は2つ考えられています。


    ●環境要因
    コーギーの暮らす環境にストレスや恐怖などの問題があるのかもしれません。また、常に飼い主が留守の状態でひとりぼっちの状況が続くと孤立してしまうため、自傷行為を伴う常同行動に発展している可能性があります。

    ●遺伝要因と生理学的要因
    脳内には多くの神経伝達物質が備わっています。その中の1つで最も有名なのが「セロトニン」です。セロトニンは幸せホルモンとも呼ばれる脳内物質で、心の安定に欠かせません。しかし、ストレスや運動不足などによりセロトニンの分泌が低下し、うまく伝達できないことが原因で精神疾患を患うのではないかといわれています。
    また、子犬の頃から何らかの異常行為をしていた場合は、遺伝や胎児期の環境が大きく関係しているのではないかともいわれています。

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