公開日:2016/3/8

最終更新日:2019/4/25

チワワの社会化とは?しつけ方法・メリット・デメリットは?

    1.子犬の時期にしかできない社会化とは

    物事や刺激を吸収し、環境に順応する力を養う期間はワンちゃんにも猫ちゃんにも、どの動物にもあります。この期間は社会化期と呼ばれ、ワンちゃんにおいては子犬期だけに訪れる貴重なものです。

    社会化はこの時期以外にも行うことが可能ですが、あえて子犬の頃に社会化を行う理由があります。

     

    社会化の目的


    photo by adinaplus

    社会化期とは、外界の音・物などから刺激を受け、さまざまな人や動物に触れ合うことで社会性を身に付けていく時期のこと。はじめて聞く音や目にする光景には、私たち人間でもびっくりしたり、警戒したりしますよね。

    社会化は、ワンちゃんが人間社会で生活していくために、あらゆる環境に順応していく力を養うために行います。

    個体差も関係するため明確な時期は言えませんが、子犬の社会化期はだいたい生後3週~14週頃。なぜこの時期に社会化を行うのかと言うと、この時期に強い好奇心や学習意欲が芽生えるからです。

    社会化期を過ぎると若齢期と呼ばれる第二の社会化期が訪れます。ここでも身体的、精神的にさまざまなことを学習していきますが、警戒心や恐怖心が芽生えるのもこの時期。

    生後3~14週頃の社会化期が、最も物事の吸収力に優れ、抵抗も少なく、社会のあらゆるものに慣れやすい時期なのです。

    2.社会化をするメリットと、しないことによるデメリット

    ではチワワに社会化を行い、環境に対する順応性を養うと、どのようなメリットが得られるのでしょうか?ここまで知れると、社会化の大切さがより一層理解できますよ。

    メリット

    自信を持てるようになる
    社会化を行うことでチワワは自分に自信を持つことができ、人やほかのワンちゃんとのコミュニケーションも、怖がらず積極的に行える子に育ちます。
    どんなことにも興味を持ち、好奇心旺盛に育つことで、その分学べることも多くなりますよ。

    お出かけが楽しくなる
    公園、ドッグラン、電車や車でお出かけなど、ワンちゃんと一緒に行きたいところ、やりたいことはたくさんあるかと思います。そのためにも、社会に慣らしておくことが絶対条件です。

    きちんと社会化が行われ、外界の刺激や知らない環境に対する順応力が身についていれば、愛犬とのお出かけも楽しくなりますよ。

    社会化をしないとどうなる?

    警戒心が強い子になる
    家の中ばかりで家族以外の人とは関わらない、バイクや車のエンジン音など大きな物音や刺激は避けてきたなど、きちんと社会化を行わなかったとします。

    すると、いざ外界に出たときにカルチャーショックを受けてしまい、車やバイクの音、知らない環境や人に強く怯えるようになります。

    警戒心が強い子になってしまい、散歩やいろいろな場所に行くのも、友達に会うのも大変に。愛犬との理想の暮らしとはかけ離れた生活を送ることになり、飼い主にとってもデメリットとなります。

    問題行動を引き起こす
    臆病で警戒心の強い傾向にあるチワワは、吠え癖や噛み癖に悩まされる飼い主も少なくありません。しかし、こうした問題行動は社会化不足から起こることがほとんど。特に怖がりな一面のあるチワワですから、きちんと社会化を行い、自信と心の余裕を持たせてあげることが大事です。

    コミュニケーション下手に
    子犬は産まれてから母犬や兄弟犬との交流によりコミュニケーションを学びます。しかし、ペットショップなどで売られているワンちゃんはこの交流も少なく、コミュニケーションを学ばないまま家族犬の元から離されてしまうことがほとんど。

    こうした子に社会化を行わなかった場合、コミュニケーションの取り方が分からないまま成長し、人やほかのワンちゃんとの関わり方が分からず、どこへ行っても馴染めなくなってしまいます。

    3.社会化トレーニングをチワワとやってみよう!

    チワワやパグなどの鼻ぺちゃ(短吻)のワンちゃんは、比較的社会化期が長く続く傾向にあると言われています。かわいい子犬期の貴重な社会化期を活かして、社会化トレーニングを行ってみてください。ワクチン接種が完了していないからと、家に引きこもるのは厳禁。ウイルス感染に気をつけながら、少しずつ外界に繰り出しましょう! 

    いろいろな物を見せる、嗅がせる、聞かせる

    まずはいろいろな物を見せ、臭いを嗅がせ、音を聞かせることからはじめます。

    家の中では、掃除機、ドライヤー、水道の音、料理の音、換気扇の音、インターホンなど、はじめはびっくりしてしまうような音にも少しずつ慣れさせていきましょう。

    また、ワンちゃんは嗅覚が非常に長けており、臭いを嗅ぐと安全だと認識し、警戒心が和らぐこともあるため、自由に臭いを嗅がせることも大切です。

    また、抱っこやキャリーでお散歩に連れ出し、車やバイクの音、鳥やワンちゃんの声などを聞かせてあげるのも良いですね。

    いきなり人混みに出かけて社会に慣れさせるのではなく、身近なところにある刺激から慣れさせてあげましょう。特に刺激の多い外に出かけるのは積極的に行うといいですよ。

    さまざまなタイプの人と触れ合う

    飼い主や家族以外の人との触れ合いは、子犬の社会化期で積極的に行いたいことのひとつです。外界に出ればいろいろな人がいますし、人に慣れることでさまざまな環境へ行くことができます。

    メガネをかけた人、帽子をかぶった人、子ども、お年寄り、男性、女性、カッパを着た人、傘を持った人など、さまざまなタイプの人と触れ合いましょう。人との社会化を行うときは、人の手から直接フードを与えてもらうのがおすすめです。

    チワワが人の手は良いものだと分かると、人に近づくと良いことが起きると認識してくれるので、人に慣れるのも早いです。触るときは、チワワから近づいていくのを待ってもらうようにしましょう。

    ワンちゃん同士で触れ合う

    だいたいの子犬が早い段階で母犬や兄弟犬から離されており、犬社会そのものを理解していない子は多いです。

    加えて、人や物に対する社会化を優先するあまり、犬同士の社会化を行ってこなかったという飼い主さんも案外多くいます。

    つまりは、犬同士のコミュニケーションが分からない子犬が多いということ。
    社会化では、物や人に慣れさせるとともに、犬同士の触れ合いにも慣れさせることが大切です。

    子犬の頃は家族と仲良く遊んでいれば問題ないと思いがちですが、いざ動物病院へ行ったとき、散歩に行ったとき、ほかのワンちゃんと出会ったら愛犬はどんな反応を示すでしょうか。

    びっくりして、怯えて、警戒して、ケンカやトラブルになってしまうかもしれません。ワンちゃん同士の遊びや触れ合いでしか学べないこともたくさんあります。

    人との社会化はもちろんですが、犬同士の社会化も必ず平行して行うようにしましょう!

    もしも、ウイルス感染などを心配するようであれば、動物病院などで開催されているパピーパーティーに参加するといいでしょう。いわば子犬の幼稚園のようなもので、衛生管理がされた室内で、同じ時期の子犬同士で交流できる良い機会です。

    子犬同士のじゃれ合いからコミュニケーションを学び、体や脳の発達もサポートされる学びの多いイベントとあって、とてもおすすめです。

    まとめ

    子犬期のチワワにとって、社会化はその後の生活や性格の形成を大きく左右するとても大事なものです。子犬だからと大切に安全に家の中だけで過ごすことは、チワワにとって大きなデメリットを与えることになります。ぜひ、社会化は愛情やしつけのひとつだと認識し、さまざまな刺激に触れさせてあげてくださいね。

    また、ブリーダーはこうした社会化のことも踏まえて、母犬や兄弟犬との触れ合いなどを大事にしながら子犬の販売を行っています。下記のリンクからチワワのブリーダーやチワワの子犬を探すことができますので、ぜひご覧くださいね。 

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