「あっ!食べちゃダメ!」フレンチブルドッグが食糞する原因と対策

うんちを食べる行為を止めさせたい!

解決方法を探ろう

うんちを食べないようにするには、なるべく早く部屋からうんちを片付けてあげることです。そして、うんちを食べてしまう原因を理解し、ワンちゃんと一緒に改善を目指すことが大切です。
うんちを食べる行為は、習慣化してしまう恐れがあります。クセが付かないようにするためにも、下記のような対策を行ってみてください。


解決方法その①:ごはんの量が足りていない場合
ごはんの量が足りなくてうんちを食べてしまう子は、2種類のタイプに分けられます。

●食事の量が不足している
体を触って見た時、あきらかに脂肪がついていない状態の場合はごはんの量が不足しているときです。これは「絶対的食事欠乏」といい、食事を数分で食べきってしまう子に多いとされています。この場合は、ごはんの量を増やして様子をみてみましょう。


●消化・吸収が追い付いていない
ごはんの量が足りているが消化・吸収が追い付いていないことを「相対的食事不足」といいます。この場合は、1日に与えるごはんの量を複数回に分けてあげてみてください。1回の食事量を少なくすることで消化機能が改善し、心身の満足度が得られやすくなるといわれています。特に消化が弱い子やストレスで消化不良に陥っている子には効果的です。

場合によっては2つのタイプを同時に起きている場合もあります。毎日愛犬の様子を注意深く観察しましょう。


解決方法その②:ごはんの質を変えてあげる
うんちを食べる行為は、動物性タンパク質をきちんと補ってあげることで改善されやすいといわれています。
通常のドッグフードと合わせてボイルして裂いた鶏肉を混ぜて与えてみてください。または、動物性タンパク質を含んだ質のよいドッグフードに切り替えてみてもよいでしょう。

解決方法その③:十分な運動とコミュニケーションでストレスを改善してあげる
ストレスの関係でうんちを食べてしまっている場合は、消化に必要な副交感神経の働きを活発にしてあげる必要があります。そのため、お散歩やボール遊びなどで十分な運動をしてあげることが大切です。

また、引っ越しなどで新しい環境に変わることでストレスを感じている子の場合は、その子に応じた十分な運動とたくさんのコミュニケーションをはかり、ストレスを発散させてあげてくださいね。


解決方法その④:習慣化しまっている子には“グルタミン酸ナトリウム”を使用する
うんちを食べる行為が習慣化してしまっている子には、化学調味料「グルタミン酸ナトリウム」をごはんに少量かけてみてください。肉などに多く含まれるグルタミン酸ナトリウムは、犬の脳に満腹感を指示してくれるため、うんちを食べる行為が軽減されるかもしれません。


【使用方法】
グルタミン酸ナトリウムをごはんにかける量としては、犬の体重にもよります。フレンチブルドッグのような小型犬の場合は1~2ふり程度を週2~3回行うとよいでしょう。まずは1ヶ月試してみてください。

まとめ

フレンチブルドッグ
photo by ivanovgood

愛犬がうんちを食べてしまうのは必ず理由があるということがわかったかと思います。たとえ愛犬がうんちを食べていたとしてもまずは「騒がない・叱らない」を徹底し、うんちをしたら直ぐに片付けてください。そして、愛犬の様子をよく観察して原因を探っていきましょう。
うんちを食べる=食糞は治ります!慌てず焦らず、たっぷりの栄養と愛情を愛犬に与えてださいね。


フレンチブルドッグのな飼い方についてはこちらの記事にてご紹介しています。問題行動に悩んだとき、参考になれば幸いです。
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