口蓋裂って知ってる?フレンチブルドッグなどに多く見られる病気

治療することって可能なの?!

主に外科的手術を施す

口蓋裂の治療は、外科的手術を行います。避けている口蓋を整復するのです。ただし、若齢すぎると組織が柔らかすぎて術後に縫合部位が開いてしまうリスクもあるため、基本的には生後2~3ヶ月を目途として手術を行います。

手術ができる週齢になるまでは、経胃カテーテルなどを使用してミルクや栄養食などのごはんを投与していきます。その理由は、誤嚥性肺炎を引き起こさないようにするためです。そのため、飼い主の協力も必要不可欠なのです。

未然に予防することってできるの?

先天的なものの場合は早期発見が大切

フレンチブルドッグ

先天的な場合では発症を予防することは難しいですが、早期発見をするためにも生後口腔などのチェックを獣医師に診てもらうことが大切です。また咳や鼻水などの症状がないか、ミルクをしっかり飲めているかなど日頃の様子をきちんと観察することが大切です。

後天的なものであれば予防することは可能

交通事故や落下事故、犬同士のケンカなどの事故が起こらないように家庭内環境を整備することが大切です。お散歩時はリードをしっかり持ち、突発性の事故を未然に防ぎましょう。

まとめ

口蓋裂と呼ばれる病気は、先天的なものだと予防することは難しいですが、早期発見をすることで誤嚥や呼吸困難などを未然に防ぐことができます。また後天的な場合は、日頃から飼い主が愛犬をよく観察し、突発性の動きを未然に防ぐことにより悲しい思いをすることはなくなります。

きちんと獣医さんの診断を受け、治療に努めれば回復傾向に促すことは可能です!せっかくお迎えした子なのですから、愛情をたっぷり注いであげてくださいね。

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