フレンチブルドッグの性格は?愛情深い?凶暴?メスとオスで違う?

フレンチブルドッグの性格は?愛情深い?凶暴?メスとオスで違う?
photo by bitslammer

フレンチブルドッグは闘犬として活躍していたブルドッグやマスティフに、温厚な気質のパグや明るい性格の小型テリアを交配させて生まれた犬種です。そのため家庭犬としてとても飼いやすく、ペットとして最高の犬種といわれています。

本記事では、フレンチブルドッグの性格について詳しく解説していきます。

フレンチブルドッグの性格って?

フレンチブルドッグは明るく人懐っこい性格といわれています。

基本的にはおおらかで穏やかですが、元気溌剌に遊ぶことも大好きです。

飼い主と一緒にいることが好きな甘えん坊な面もあり、抱っこされたり寄り添ったりすることに幸せを感じます。

凶暴、性格が悪いっていう噂は本当?

基本的には温厚な犬種ですが、楽しいことや逆に気に入らないことがあると興奮しやすく、条件反射的に攻撃的な面を見せることもあるので凶暴だという印象を持たれることもあるようです。

むやみに凶暴性を見せる犬種ではないので、興奮しているときは落ち着かせられるようにしつけてあげましょう。

性格が悪いといわれるのは、自由奔放な性格が要因の1つかもしれません。
頭が良く、トレーニングをすれば高度な遊びもこなす犬種ですが、急に飽きてしまってどこかへ行ってしまったり、眠り始めたりといった行動を取ることもあるそうです。

ただ、こういったマイペースな一面も、かわいい愛犬の行動として受け入れてあげてくださいね。

しつけについては下記のリンク先を参考にしてみてください。
フレンチブルドッグに必要なしつけは?いつから始める? フレンチブルドッグに必要なしつけは?いつから始める?

メスとオスで性格は違うの?


photo by Dave Fayram

基本的にメスとオスでは、性格に大きな違いはありません。しかし、少しだけ性別によって違いが出てくるといわれています。

まず、メスは落ち着きがあってマイペースな子が多い傾向にあります。また、オスよりも精神年齢が高く、相手に対して優しい態度で接することができます。

元々吠えることの少ない犬種ではありますが、メスの方がより吠えにくいそうです。ただ、気が強い一面もあるようで、吠えられると吠え返してしまうことも。とはいえ、基本的には穏やかに過ごすといえるでしょう。

一方、オスは活発で甘えん坊な子が多い傾向にあります。性格に落ち着きが出るまでは時間がかかりますが、その子どもっぽい性格に魅力を感じる人も多いようです。

また、女の子に比べると従順性が高く、しつけがしやすいといわれています。しかし、オスは縄張り意識が強く、他のワンちゃんに対して攻撃的になってしまうことも。ただ、そこまで攻撃性の高い犬種ではないため、しつけをしっかり行えば心配はいらないでしょう。

「アメリカタイプ」と「ヨーロッパタイプ」でも性格が違う?

フレンチブルドッグには「アメリカタイプ」と「ヨーロッパタイプ」の2種類いる

実はフレンチブルドッグには「アメリカタイプ」と「ヨーロッパタイプ」の2種類が存在しています。

まず、アメリカタイプはコンパクトなボディに大きな頭と目を持ちます。頭と目は丸いフォルムをしており、可愛らしい印象が特徴的です。性格は元気で明るく、ヨーロッパタイプよりも穏やかで、人懐っこい子が多いといわれています。

一方、ヨーロッパタイプは全体的にシャープで、筋肉質なボディをしています。顔や頭も小さめで、祖先でもあるブルドッグのような四角い輪郭が多い傾向にあります。性格はアメリカタイプと似ていますが、ヨーロッパタイプの方が冷静かつ慎重な傾向があります。

両者とも性格に大きな違いはありませんが、できるだけ大人しい子が良いという方はヨーロッパタイプ、元気いっぱいな子が良いという方はアメリカタイプがおすすめです。

まとめ


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フレンチブルドッグの性格についてご紹介しましたが、もちろんすべてのフレンチブルドッグがこのような性格をしているわけではなく、それぞれに個性があります。

性格は、飼い主の接し方や生活環境などによって大きく変化します。そのため、愛情をたくさん注がれて育った子は性格も良くなりますし、与えられた愛情をしっかりと飼い主に返してくれますよ。

フレンチブルドッグの良さを最大限に引き出してあげるためにも、お迎えした際はたくさん可愛がってあげることが大切です。

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