1歳を迎えるまでにしつけるべきこととは?子犬の育て方教えます


わが家のワンちゃんが、イタズラ好きの小悪魔に育つのか、お利口な天使に育つか、1歳になるまでの過ごし方にかかってきます。1歳になるまでの一年間の中には生後4週~13週の“社会化期”と呼ばれる期間も含まれており、最も学習に適した期間と言われています。

この間にどれだけしつけできたかで、その後の行動や性格が決まって来るとも言われ、しつけに失敗したまま成犬になると、噛み癖やトイレの失敗などが直せず、問題行動を起こすことに繋がりますし、失敗を直すのに膨大な時間がかかります。きちんとルールを守る、賢いワンちゃんに育てる為にも適切なしつけの方法を必ず確認しておきましょう。

1.すべての基本!”アイコンタクト”編

しつけ・コミュニケーションの基本となるのが”アイコンタクト”です。しつけを行う際には、愛犬が自分の名前を覚えている必要があります。また、名前を呼んで目と目が合うことによって、犬は飼い主の指示を聞き取ろうとし、徐々に信頼関係を築いていくことができます。さらに、アイコンタクトで注意を引くことでアクシデントや事故の危険から守ることができます。 

1.おもちゃを使って誘導しつつ愛犬の名前を呼ぶ

2.自分の手を愛犬の顔へもっていき、興味を引く

3.自分の手を愛犬の顔から自分の顔へ移動させて、目がきちんと合ったら高い声で名前を呼んで褒める

これらを繰り返すことによって、自分の名前を呼ばれる→アイコンタクトを取る→楽しいことが起こる、と覚えさせていきます。

2.覚えないと困る!?トイレ編

トイレの場所を覚えさせるのも大切なしつけの一つです。一度、間違った場所でおしっこをしてしまうと、おしっこの臭いが染みついてしまい、次も間違った場所でおしっこをしてしまいやすくなります。ソファやカーペット、布団などは洗濯してもおしっこの臭いが取れにくく特に注意が必要です。犬は本来”きれい好きな動物”ですので、ご飯、寝床、遊ぶ場所とトイレの場所をしっかり分けようとします。その習性を利用したトイレの覚え方をご紹介します。

◎トイレの覚えさせ方

1.ケージの中に寝床とトイレを分けて準備する

2.トイレのタイミングを知る

  • 寝起き
  • 遊びや運動をした後
  • ご飯後

3.トイレのサインを知る


  • 床の臭いを嗅ぐ
  • ソワソワし始める
  • クルクル回る
  • しゃがむ動作をする

4.サインが出たらトイレの場所へ連れていく

5.上手にトイレができたら、トイレを終えてすぐによく褒める

◎トイレを失敗したら?

トイレに連れて行く前に違うところでトイレをしてしまいそうになった場合は、ワンちゃんの”反射”を利用して音を立てて気をそらせましょう。
※音に敏感、臆病な子は怖がってしまうので気を付けてください。

万が一、違う場所でトイレをしてしまったときは、絶対に叱らないでください。もちろん手を挙げる、粗相をした場所に鼻を押し付ける、といった行為はしてはいけません。トイレそのものが悪い行動だと思い、我慢をしたり、隠れてするようになってしまいます。

しつけの覚えやすさには個体差があります。なかなか覚えなくても、トイレトレーニングは根気強く何度も繰り返し行いましょう。トイレシートを敷きつめてトレーニングする場合は、少しずつトイレに慣れてきたらシートの範囲を縮めていき、最終的にはシート一枚になるまで減らして覚えさせましょう。

3.お散歩で活躍!生活で必要なしつけ編

”「お座り」「待て」「伏せ」”ってなんで覚えさせる必要があるか知っていますか?人間と一緒に生活する上でワンちゃんが好き勝手な行動をしないよう、動きを制御したり、落ち着かせるためのものであり、これらの命令によって愛犬と飼い主の主従関係を明確に築いていくためのものともされています。特にお散歩の時に、他のワンちゃんや人に対して攻撃的な行動を取らないよう、あらかじめしつけておくと役に立ちます。

◎お座りの仕方

1.愛犬の正面に座る

2.フードを愛犬の鼻先からゆっくり上部へ誘導する

この時、愛犬のお尻が下がってお座りをした状態になります。お座りをしない子は優しくお尻を下げてお座りさせます。落ち着きがない子や、後方に下がっていってしまう子は、愛犬の背後に壁がある状態にすると、後方に下がれないのでお座りしやすくなります。


3.上手にお座りできたらよく褒め、持っていたフードをご褒美として与える

4.繰り返しお座りさせ、確実に覚えたらお座りの合図を教える
誘導するフードを鼻先に出す直前に「オスワリ」の声かけをします。お座りができたらオーバーに褒めてご褒美を与えましょう。

◎待ての仕方

1.リードを着けお座りさせたまま「マテ」の声かけをする

2.リードを持ちながら静かに一歩下がる

3.数秒待てたら「ヨシ」と声かけをして、待てを解除しご褒美を与える

4.徐々に下がる距離、待つ秒数を伸ばしていきます

◎伏せの仕方

1.自分の片足でアーチをつくる

2.アーチをつくった足の下に、おもちゃまたはフードを見せる

3. 自然と伏せの状態になるよう愛犬を足の下に潜らせ、おもちゃ、フードで誘導する

4.すぐに褒めご褒美を与える

5.確実に伏せができるようになったら誘導する前に「フセ」と声かけをして伏せをさせる

6.上手にできたら伏せをした状態のまま褒めてご褒美を与える

◎お手は覚えなくていいの?

「お手」といえば犬への命令で最も知られているうちの一つで、犬を飼ったことがある人であれば、一度は覚えさせたこともあるのでは?実は「お手」は「しつけ」ではなく、犬の習性を利用した「芸」であるとされ、しつけとして覚える必要はないと言われています。しかし一説では、いわゆる「コミュニケーション」の一つであり、人間の言葉を理解していることを証明するための手段と言われています。どちらにせよ生活の中で必須のしつけではないため、余裕があれば覚えさせるくらいの認識で問題ありません。

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