2016/7/12 15:59:23

目の周りが赤茶色!マルチーズの涙やけ対策!

    1.白い被毛に目立つ赤茶色!

    誰もが頭を抱える問題

     マルチーズのような白い被毛の子は、色素沈着のような状態になりますと大変その個所が目立ってしまいます。
     特にマルチーズに多く見られるのが、目の周りが赤茶色に変色してしまう【涙やけ】というものです。【流涙症】とも言われておりますが、認知度は【涙やけ】の名称の方が高いでしょう。
     
     この病気は、すべての犬に起こり得る病気ですが、冒頭に記載した通り、マルチーズのような被毛が真っ白な犬種は目立ちます。
     涙やけは、ただ涙が流れてそのまま色素沈着してしまったもの、大した問題ではないと放置してしまう飼い主さんがいらっしゃいますが、問題は【原因】です。
     
     涙を流すのはなぜなのか、そこに注目し、改善していく必要があるでしょう。

    どうして涙で赤茶色になるの?

     そもそも、どうして無色透明な涙を流しただけで被毛が赤茶色に変色してしまうのか?
     実は涙自体に変色させる成分は含まれていないのですが、流涙した個所に細菌(バクテリア)が繁殖する為に起こる現象なのです。
     
     一度変色してしまうと、元の白色に戻すのは難しく、コットンなどでケアをしても長期間時間を有するでしょう。
     その為にも、なぜ流涙するようになったのか【原因】を特定し、その原因にあった【対策】や【ケア】をしなければなりません。
     
     おもにあげられる原因は以下の通りです。
     
     ・先天的に涙管という器官が細い
     
     ・食事内容、アレルギーなど
     
     ・結膜炎などの眼病
     
     ・ゴミや毛が目に常に入っている
     
     犬は人と違って涙を流す動物ではありません。流涙するという事は少なからずこの内のどれか原因があるという事なので、適切な処置をする必要があるでしょう。

    2.それぞれの原因、対策

    先天的に涙管が細い

     上記でも少し触れましたが、犬は涙を流す事はしません。通常、【涙管】という目と鼻の間にある管を通り抜け、鼻の穴から水(涙)を排出します。
     
     この涙管という器官が詰まるなどして正常に機能しなくなりますと、鼻の穴から排出する事が出来なくなってしまう為、涙を流すという症状を起こしてしまうのです。
     
     涙管が先天的に細い、あるいは欠損しているというマルチーズがまれにいます。こうした先天的に涙管に異常がある子は、他の子と比べて頻繁に詰まりやすく流涙症を引き起こしやすい為、外科手術などで処置するしか術はありません。

    食事に気を付けよう

     涙管が詰まってしまう主な原因は、食物によるものです。
     近年、企業や飼い主さんのペットフードに対する関心が強くなってきた傾向がある為、フードやおやつの種類が豊富になってきました。
     
     フードやおやつに含まれている添加物はもちろんの事、高たんぱく質や脂質によるものも涙管に悪影響を及ぼします。
     
     これらの成分を多く摂取すると、老廃物として排出しようとし、ドロドロとした老廃物が涙管を詰まらせてしまうのです。特にビーフジャーキーは高たんぱく質であり、詰まらせやすい食物の代表格です。極力避けるようにしましょう。

    アレルギー検査してみた方がいいかも

     アレルギーは体質的な問題です。食物や花粉など、個体差によって持っているアレルギーの種類は異なります。
     動物病院で持っているアレルギーを確認する事ができるので、一度検査してもらうと良いでしょう。アレルギー反応は流涙症だけでなく皮膚や胃腸にも影響を及ぼす恐れがありますので、思い当たる節があるなら、なおさら検査すべきでしょう。
     
     食物が原因の場合はその食物を与えないように飼い主さんが気を付ければ良いのですが、草花などによるものでアレルギーを引き起こしているとなりますと、散歩中、草むらに入らないようにするなど、散歩コースに気を付けなければなりません。
     重度のアレルギーですと内服薬を処方してもらえますので、獣医師と相談して決めましょう。

    ゴミや毛が目に入っていたい…

    photo by Seongbin Im

     次に多いのは、ゴミや毛などによる眼球に直接刺激を受ける事によって起きる流涙症です。
     マルチーズは、シングルコートという特殊な毛質の為、定期的にカットしなければ延々と伸び続けます。
     このカットを怠ってしまうと、伸びきった毛が眼球に直接刺激を与えてしまい、涙を過剰分泌させてしまいます。基本的には、定期的にカットを行う事、伸びてきたら目にかからないように毛を上で結ぶなどして対策をすれば問題はないでしょう。
     
     逆さまつげが原因の場合は獣医師のもとで抜いてもらうなどの処置してもらわなければなりませんので注意しましょう。手術など大掛かりなものではないので、すぐに処置してもらえます。
     
     ゴミが原因の場合、眼球についたゴミを除去する必要がありますので点眼薬を処方してもらいます。

    病気が原因!?

     また、もともと眼病が原因で涙を流しているという場合もあります。眼病の一部例として以下のものがあります。
     
     結膜炎、角膜炎
     →炎症によりかゆみ、眼球が腫れるなどの症状が起こり、涙が出る
     
     眼瞼内反症
    →瞼が内側に入り込み眼球を刺激する為、涙が出る
     
     根本的な要素がこの眼病にあるため、まずはこの眼病を治療する事に専念しましょう。結膜炎や角膜炎などの炎症は、基本的に白目部分が赤くなっているので発症している事にすぐ気づきます。
     眼瞼内反症は、この赤くなるに加えて目やにが多く出たり、瞼がけいれんしたりしている事が多いので、日ごろからマルチーズの目を見ておきましょう。

    3.涙やけをどうにかしたい!

     それぞれの原因が特定、また治療法も判明した後で、色素沈着してしまった涙やけのケアをしましょう!
     いくらケアして白くしても、原因不明、治療もしないようではすぐに再発してしまうのは目に見えております。
     
     専用の涙やけローションや精製水、コットンを使用してケアしてまいりましょう。
     
     1、上記の液体を染みこませたコットンで目の周りを拭いていきます
     
     2、乾いたコットンで拭きます
     
     たったのこれだけで済むのですが、目の周りという事もあって、少しでもずれてしまうと怪我をしかねません。そうならないよう、もしもマルチーズが暴れそうでしたらすぐに辞める事。充分気を付けましょう。
     
     涙やけは目の周りの細菌(バクテリア)が繁殖してしまった事により起こるもので、つまり、目の周りが常に不潔であるという事です。
     マルチーズの見た目が損なわれるというだけでなく、様々な眼病を誘発しかねないのです。マルチーズの為にも、定期的に目の周りは清潔にするように心がけましょう。

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