公開日:2017/5/10

最終更新日:2019/2/18

トイプードルの寿命は?気になる病気やケガ、長生きの秘訣まとめ

    トイプードルとの生活について

    かわいくて、無邪気で、それでいてとっても賢いプードルには魅力がいっぱい!でも…「寿命はどれぐらい?」「かかりやすい病気やケガってあるの?」など、気になることは沢山ありますよね。トイプードルとの生活の中で気を付けたいこと、長生きの秘訣について詳しく見ていきましょう!

    トイプードルの寿命って?そもそも犬の平均的な寿命を知りたい!

    犬の平均寿命は10~15歳ほど

    犬種によって寿命は異なりますが、全体的な平均寿命は10~15歳ほどといわれています。
    オーストラリアに住んでいたオーストラリアンケルピーとういう犬種の“マギーちゃん”は、なんと30年ほど生きたという記録が残っており、人間で換算するとなんと136歳!凄い長生きですよね。残念ながら、年齢を証明できるものがなかったためギネス記録にはなりませんでしたが、飼い主のマギーさんと仲良く暮した幸せな30年だったことでしょう。

    ちなみにギネスに載っている長寿犬種として、イギリスに住んでいたラブラドールレトリバーの“Bellaちゃん”は29歳と193日記録が残っています。また、日本での長寿犬として柴犬のミックス犬“ぷーすけちゃん”が26歳と記録されています。

    小型犬のなかでも寿命が長い“トイプードル”

    トイプードルの平均寿命は、14~17歳ほどと比較的小型犬のなかでは長いといわれ、人間の年齢で換算すると78~84歳とされています。日本人の平均寿命が83歳ほどといわれていますので、犬と人では体のつくりが違いますが、大体同じぐらいの寿命だといえます。

    トイプードルのなかで1番長生きした子として記録されているのが、アメリカに住んでいた “seamusちゃん”という子で、なんと20歳298日!人間でいえば96歳ほどです。
    生活環境や食生活、遺伝などの関係で寿命は変わるとは思いますが、愛犬には1日でも長く長生きしてほしいですよね。

    1日でも健康に長生きさせたい!長寿の秘訣とは?

    犬には犬の食生活を!

    昔の犬のごはんとして代表的なのが「人間が食べた残りもの」や「みそ汁ごはん」などがあげられると思います。しかし、これらは人間の舌に合った味付けなので犬にとっては塩分濃度が高く、塩中毒にかかるなどして最悪の場合は命を落とす危険性があります。
    近年、獣医療や動物の栄養学が進歩してきたことにより、犬とって必要な栄養素は人間と異なることがわかりました。では、どのようなものを食べさせてあげるのが1番よいのでしょうか。

    ●栄養価の高いごはんを選ぶ
    イヌ科やネコ科は本来「食肉目(しょくにくもく)」と呼ばれる哺乳類に分類されています。そのなかで犬は雑食動物と考えられているため、動物性タンパク質の他に炭水化物、ビタミン、脂肪、ミネラルの5大栄養素をきちんと満たすことが体を整え、健康的で生き生きとした生活を送ることができます。

    ●消化や吸収率の高いごはんを選ぶ
    いくら栄養価の高いごはんをあげたとしても、それだけでは決して十分とはいえません。高い栄養素をきちんと消化し、体に吸収させなければ意味がないからです。そのためには、タンパク質の合成がうまく行われるように、必要とされるアミノ酸を接種する必要があります。

    【犬に必要な必須アミノ酸は全部で10種類!】
    アルギニン、イソロイシン、スレオニン、トリプトファン、バリン、ヒスチジン、フェニルアラニン、メチオニン、リジン

    上記の必須アミノ酸をバランスよく入っている高品質なタンパク質は、犬にとって良い体づくりのサポートをしてくれます。しかし、タンパク質は体内に入ってから分解に時間がかかってしまいますので、良質な動物性タンパク質が主に原料として使われているドッグフードを選んであげるとよいでしょう。

    口腔内環境は清潔に

    犬達の多くは“ドッグフード”を主食として食べているかと思います。ドッグフードは、潰して砕きながら食べるものですので、どうしても歯と歯の間に残りカスが溜まってしまい、虫歯や歯周病の原因に繋がります。

    日本では、成犬した犬(3歳以上)の8割が歯周病、または歯周病予備軍とされています。まさに人間と同じです。歯周病が進行すると口臭や歯茎の腫れなどが起こり、最悪のケースでは歯が抜けたり、慢性心不全や慢性腎不全になったりする恐れがあります。

    これらを未然に防ぐためにも、自宅での歯みがきや動物病院での定期的な歯石除去をしてもらうことをオススメします。

    運動をすることで心身ともに健康へ

    トイプードルは小型犬ですので、大型犬ほどの運動量は必要がありませんが、10~20分ほどのお散歩をしてあげるとよいでしょう。適度な運動をすることで、気分転換になってストレスの軽減ができますし、肥満予防にも繋がります。また、飼い主さんとのスキンシップを取ることができるので、お互いの信頼度を高め合う良いきっかけにもなりますよ。

    トイプードルがかかりやすい病気やケガについて

    気を付けたい7つの病気とケガ

    かわいくて愛しいトイプードルをお迎えして、やっぱり気になるのが“病気やケガ”。
    「どんな病気にかかりやすいのかな…」「遺伝性とかあるの?」など、心配になりますよね。全てのトイプードルが確実に病気やケガを患うということはありませんが、どんな病気にかかりやすいのか見てみましょう。


    ●膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)【通称:パテラ】
    小型犬に多く見られる膝蓋骨脱臼は、犬の後ろ足にある“膝のお皿”とも呼ばれる膝蓋骨が正常な位置から内側や外側に外れてしまう病気です。特に小型犬では、膝蓋骨の内側への脱臼が多く見られます。

    【主な原因】
    ・先天性や発育上の問題
    など

    【症状】
    ・時々足を上げたり、スキップのような歩き方をしたりする
    ・重症の場合、足が着けなかったり、骨格の変形で歩けなかったりする
    など

    ●副腎皮質機能亢進症(ふくじんひしつきのうこうしんしょう)【通称:クッシング症候群】

    副腎とは、腎臓の上の部分にある小さな臓器です。副腎の内部は皮質(ひしつ)と髄質(ずいしつ)に分けられ、副腎皮質から体の電解質調整や、糖質の代謝を助けるホルモンが分泌されます。この働きは体にとても重要な役割をしているのですが、臓器の機能がエラーを起こしてホルモンを過剰に分泌してしまうと「副腎皮質昨日亢進症」を患ってしまうのです。これらの病気は主に高齢犬(シニア犬)に多いとされています。

    【主な原因】
    ・副腎腫瘍(ふくじんしゅよう)
    ・下垂体依存性副腎皮質機能亢進症(かすいたいいぞんせいふくじんひしつきのうこうしんしょう)
    ・医原性副腎皮質機能亢進症(いげんせいふくじんひしつきのうこうしんしょう)
    など

    【症状】
    ・食欲増進、肥満
    ・飲水量が増え、尿意が増す
    ・動きが鈍くなる
    ・皮膚の厚さが薄くなったり、毛が抜けたりする
    ・皮膚が黒くなる
    ・睡眠時間が長くなる
    など

    ●大腿骨頭壊死症(だいたいこっとうえししょう)【通称:レッグペルテス】
    股関節をつくる大腿骨のはしっこが壊死して、関節が変形や破壊されてしまう関節病の1つです。1歳以下の若齢犬に多く見られ、特に小型犬が発病しやすいとされています。また発症するトイプードルの多くは、遺伝性があると考えられているので血縁関係のある犬が発症している場合は注意が必要です。

    【主な原因】
    ・成長期での発症
    ・遺伝性
    など

    【症状】
    ・痛みを示す
    ・後ろ足をかばう
    ・股関節付近を気にする
    ・力が入らない
    など

    ●てんかん

    脳の神経が異常を起こして痙攣(けいれん)することをてんかんといいます。はっきりとした原因はわかっていませんが、犬の発作で1番多い症状ともいわれています。てんかんには大きくわけて2種類あり、全般てんかんと部分てんかん(局在関連てんかん)と分けられます。そして、これらの発作を引き起こす原因として突発性と症候性に分けられています。
    トイプードルの多くは突発性てんかんが多く、原因が特定しにくいといわれています。

    【主な原因】
    ・遺伝性
    ・脳障害(脳腫瘍、水頭症、外傷など)
    などあげられるが、原因不明なことも多い。

    【症状】
    ・よだれがおおくなり、口をくちゃくちゃさせる
    ・痙攣を起こす
    ・落ち着きがなくなる
    ・意識消失
    ・後ろにのけぞる
    など

    ●流涙症(りゅうるいしょう)【通称:涙やけ】
    犬の目頭の部分が赤茶色くなっていることを流涙症(涙やけ)といいます。涙やけにはうっすら目元が赤っぽくなっている状態のものから、茶色い物質が口元まで沢山こびりついているものまでさまざまあります。
    どの程度からこの症状といわれるのか定義は決まっていませんが、目元が赤く目立つ部分のことを多く指しています。

    【主な原因】
    ・目に刺激が加わり大量に涙が出る
    ・鼻涙菅(びるいかん)が狭い、閉蓋(かいがい)している
    など

    ●外耳炎(がいじえん)
    外耳炎とは、耳の穴に炎症が起こっている症状を指します。この炎症はときに、耳の穴から鼓膜まで及ぶこともあるので、そのまま放置してしまうと中耳炎や内耳炎などを引き起こす恐れもあります。
    特にトイプードルは耳道(みみどう)に毛が生えている犬種のため、毛を抜くときに耳道を傷つけてしまい、外耳炎につながる恐れがあるので注意が必要です。

    【主な原因】
    ・犬アトピー性皮膚炎
    ・食物アレルギー
    など

    【症状】
    ・かゆみ
    ・痛み
    ・頭を振ったり、首を掻いたりする
    など

    定期的に健康診断を受診しましょう

    命あるいきものを育てるということは、病気やケガがつきものです。思わぬ病気やケガの早期発見・早期治療をするためにも、やはり定期的な健康診断がとても大切です。私たち人間と同じで、年齢を重ねるごとに病気やケガのリスクは高まります。「今はまだ大丈夫!」「元気だし、若いから問題ない」と思っているのは、大きな間違いです。

    犬は言葉を話せませんので、飼い主さんが日頃から観察すること、定期的な健康診断を受けさせてあげることが長生きへの一歩でもあります。若齢犬は1年に1回、高齢犬(シニア犬)は半年に1回を目途として、動物病院へ連れていってあげてくださいね。

    高齢のトイプードルとの過ごし方

    見た目からの老いには気づきにくい

    トイプードルは見た目のかわいさから、なかなか老いに気付きにくいものです。それでも若い時と比べ、筋肉の低下や内臓の衰えなど、体への負担は年齢と共に始まっています。

    例えば体の一か所が不自由になり始めると、だんだん寝たきりになったり、生活に不自由が出始めたりします。それにより、飼い主さんの介護なしでは生活ができなくなってしまいます。

    老化のサインを知りたい!

    愛犬が7歳を過ぎたらまずは、これらのサインが出ていないかチェックしてみてください。

    【5つの老化サインチェック】
    □目:視力が低下して、物にぶつかったりしていませんか
    □耳:何度も呼んでも反応してくれなくなっていませんか
    □口:口がクサイ、歯が抜けていませんか
    □毛:ハリやツヤがなくなっていませんか
    □体全体:太りやすくなっていませんか

    ごはんはシニア向けのメニューにチェンジ

    年を取ると、新陳代謝が落ちて脂肪が付きやすく肥満になりがちです。肥満になると関節に負担がかかったり、椎間板ヘルニアや呼吸器系の病気、糖尿病の病気にかかったりとリスクが高くなります。そうならないようにするためにも、食事の量を制限していく必要があります。

    食事は上質な高タンパク質なものを中心に、カルシウム・ビタミン・ミネラル・必須脂肪酸などを含んだものを意識的に与えていくといいでしょう。また、ペットショップや動物病院などではシニア用のドッグフードを販売しています。シニア用のドッグフードに切り替えたり、不足している栄養はサプリメントで補ったりするなど工夫をしてあげることが大切です。

    お散歩は短時間で複数回行きましょう

    若い時は色々な場所に行ったり、一緒に駆け回って遊んだりしたことでしょう。しかし、年を取ったトイプードルにとってはしたくでもできない状態に差し掛かっています。

    それでも、大好きなお散歩には行きたいのも事実。そんなときは、1回で長時間お散歩へ行くのではなく、短時間で複数回のお散歩に連れて行ってあげてください。

    ただし、高齢のトイプードルは視力の低下や耳が聞こえづらくなっていますので、車通りの激しい場所、人混みの多い場所は避けてあげるようにしてください。1番よいのは、慣れ親しんだ散歩コースです。その子にとっては1番安心だと思います。

    お散歩は、肥満予防や体力維持に効果てきですので、足への負担を考慮しながら楽しいお散歩をしてあげてくださいね。

    まとめ

    大好きな愛犬との暮らしは楽しいことが沢山ある反面、病気やケガ、老後生活へのサポートなど、人間と同じ悩みがつきものです。命を任されるということは、それだけ責任重大なのです。

    大切な家族として、パートナーとして、最初の出会いから最期の別れの時まで沢山の愛情を注いであげてください。そうすれば愛犬も飼い主さんの気持ちに沢山応えてくれますよ。

    「これから子犬を探したい」「トイプードルを飼ってみたいな」など、新たな家族をお迎えしたいと検討中の方は“ブリーダーナビ”で探してみませんか?かわいい子犬達があなたを待っていますよ。少しでも気になったら、ぜひアクセスしてみてください。

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