トイプードルが問題行動を起こす理由は?原因としつけ方まとめ

仲良く暮らしていくために

トイプードル
photo by Yasuhiko Ito

せっかくトイプードルをお迎えしたのに、ワンちゃんの行動がストレスだと頭を悩ませていませんか。ワンちゃんが取る行動の一つひとつは決して意味もなくやっているのではなく、必ず理由があります。それをきちんと理解した上でワンちゃんの問題行動に対する改善策をみていきましょう。

そもそも問題行動って?

問題行動=人にとって不都合なこと


photo by ajburnett9

吠える、甘噛み、噛みつき、トイレの失敗、マーキング、人に飛びつくなど…これらはいわゆる『犬の問題行動』として挙げられる代表例だと思います。ですが、これらの問題行動はワンちゃんたちにとって飼い主さんとのコミュニケーションの1つ。ワンちゃんたちにとっては「何がいけないことなの?」と思ってしまうのです。

あくまで問題行動とは、私たち人間側から見て困っていること、不都合なことなのです。
私たち人間が「社会の中で快適に暮らしていくために必要なルール」をワンちゃんが守ってくれないときに問題行動としてとらえています。

問題行動を起こすそもそもの原因とは

ワンちゃんたちにとって問題行動はコミュニケーションの1つでもありますが、何らかの原因によってそれが更に増してしまうこともあります。

【問題行動に走りやすい理由】
・飼い主さんにかまって欲しくてしかたがない
・いつも留守番ばかりでつまらない
・ストレスがたまって限界!
など

このような気持ちの原因から問題行動に走りやすいといえます。また、飼い主さんのエゴで過剰に甘やかしたり、かまいすぎたりしてしまうことで、ちょっとした不安でも大きなストレスだと感じてしまい、結果的に問題行動に走ってしまいます。そしてエスカレートするとワンちゃんは分離不安に陥ってしまいます。


お互いが不幸にならないためにも、飼い主さんはメリハリをつけてワンちゃんを育てることが大切です。

飼い主さん自身の行動も見直そう!

ワンちゃんたちは理由があって問題行動を引き起こしますが、そもそもその問題行動を作っているのは飼い主さん自身かもしれません。

【こんなことしていませんか?】
・吠え続けてうるさいから、取りあえずおやつをあげる
・「何回言ったらわかるの!!」など、大声をあげる
・悪いことをしたからと叩く
・過剰なまでに怒る

問題行動が改善されないと「めんどくさい…」「もうイヤだ!」「うるさい!」「いい加減にして!」など、投げありになってしまう気持ちもわかります。ですがこれは本当に飼い主さんにとって、ワンちゃんにとって最善なのでしょうか。確かに主従関係は必要です。でも、ワンちゃんが怯えるような絶対服従の関係は幸せでしょうか。お互い笑顔で生活するためにも、信頼関係のある主従関係を築くことが何よりも大切です。


では、どうすれば信頼関係のある良い主従関係が築けるのでしょうか。

愛情を持って“ほめるしつけ”を

褒めて伸ばすのがしつけの第一歩


photo by noel de leon

トイプードルはとても賢くてフレンドリー♪飼い主さんに従順な性格の持ち主です。しかし、いくら頭がよいといっても人間で例えると2~5歳ぐらいの知能です。ワンちゃんの脳は、人間の脳と構造上はほぼ変わりません。形状は異なりますが、感情を持ち学習能力を持ち合わせています。そのため、ほめるときはきちんとその意思がワンちゃんに伝わるようやさしく、わかりやすく、笑顔で接することが大切です。

ワンちゃんに学習してもらおう!

「これをすると褒めてもらえる!」と、ワンちゃん自身に自然と学習をしてもらいましょう。よいことをしたら沢山褒めてあげ、おやつをあげてみてください。そうすると「これはいいことなんだ!」とワンちゃんも学習していきます。このときうまくいかなくてイラっとしたり、怒りたくなったりするときがあるかもしれませんが、そこはグッと我慢して諦めずに何度も続けてください。
とにかく褒めて伸ばす!怒りたくなるときがあってもグッと我慢して、根気強くワンちゃんにお勉強してもらいましょう。

ときには叱ることも大切

どんなに褒めて育てることが大切でも、何度いってもいたずらの度が過ぎているときは「ダメ!」「メッ!」「No!」などの短い言葉をいいながら大きな音を立てましょう。そして、叱った後は褒めてあげてください。叱れば一時的に止めるかもしれませんが、また同じ行動を繰り返してしまいがちです。そのため叱って直ぐに止めたら必ず褒めてあげてください。そうすることで、トイプードルも学習して褒めてもらえる行動をするようになりますよ。

ワンちゃんは飼い主さんの行動をよく見ている

問題行動はワンちゃんだけが悪いわけではない!


photo by Toshihiro Gamo

「どんなに頑張ってしつけをしても直らない」「うちの子は本当にダメ犬!」など…本当にそうでしょうか。問題行動を起こす原因は全てワンちゃんにあるわけではありません。危険などを察知して本能から吠える場合もありますが、問題行動の要因として飼い主の責任があるのを忘れてはいけません。

【問題行動の引き金となる飼い主さんの行動】
・子犬(パピー)の頃にきちんと犬の社会化期を学ばせていない
・毎日お散歩に連れて行ったり、遊ぶ時間を設けたりしていない
・お留守番ばかりさせる、狭いゲージやサークルなどに長時間放置していませんか

もし、1つでもあてはまる場合は飼い主さんに責任があります。決してワンちゃんが“ダメ犬”だからではありません。飼い主さんの考え方・行動の取り方1つでワンちゃんのしつけはいくらでもできます、改善されます!ワンちゃんに対して怒る前に飼い主さん自身の行動を見つめなおしてみましょう。

理想の関係をつくろう!

人間の親子関係のような絆づくりを


photo by Yasuhiko Ito

私たち人間の親子は、信頼関係の基にできていますよね。そして子どもは親の背中を見て育ちますので、親は色々なことを子どもに教えていかなくてはいけません。もし、ここで叩いたり怒鳴ったりを繰り返せば恐怖心から怯え、次第には問題行動へと発展しかねません。

それはワンちゃんと飼い主さんの関係も同じです。ワンちゃんは飼い主さんを見て育っていきます。そのため、言うことを聞かないからといって叩いたり怒鳴ったりすれば、防衛反応を起こして吠えたり噛んだりして問題行動を起こしてしまいます。そうならないようにするためにも、お互いを思いやり愛情を持って信頼関係をつくることが何よりも大切です。


そして、ワンちゃんにとって飼い主さんの存在は“リーダで従うべき相手”と主従関係だと理解させることが重要です。

上手に主従関係を築いて基本的なしつけを覚えさせよう

問題行動がなく、きちんと主従関を築くためにもまずは基本的なしつけから始めましょう。
まずは簡単なおすわりから始め、徐々に“ふせ”や“まて”、“こい”や“つけ”などの指示を覚えさせていきましょう。ある程度の指示をワンちゃんが覚えれば主従関係はできてきているといえるでしょう。

諦めないで根気強く!

ワンちゃんの問題行動を防ぐためには、何よりも飼い主さんの忍耐力が試されます。ときには挫折しかねるときもあるかもしれません。でも、愛犬と楽しい生活を送るためには時間と根気強さがワンちゃんの問題行動を抑止することができます!「たくさん褒めて、ときには叱る」そのメリハリをきちんとつけて、愛情をもったしつけを行ってくださいね。

最後に

トイプードルが起こす問題行動には、必ず理由があることがわかったかと思います。その理由の中には飼い主さんも関係してきますので、お互いに楽しい生活を過ごすためにも、愛情のある“ほめるしつけ”をしてあげてくださいね。


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