公開日:2017/2/14

最終更新日:2019/2/13

愛嬌ある性格のトイプードル♪種類や歴史、毛色など魅力をご紹介

    そもそもトイプードルってどんな犬?

    プードル

    国内の人気犬種ランキングで常に上位をキープしている「トイプードル」。10年連続1位と人気を確立しているのは、その愛くるしいふわふわとした毛並みとまんまるとした瞳が理由ではないでしょうか。また、とても賢くて飼いやすい犬種ともいわれ、街中で見かけることも多いと思います。

    そんなトイプードルのことって、皆さんはどこまで知っていますか。まだまだ皆さんが知らないトイプードルの魅力は沢山あるので、ぜひこの機会に知っていただきたいと思います!

    かわいい見た目と巻き毛が特徴的な小型犬!

    トイプードルはつぶらでまんまるとした瞳、くるくるとした巻き毛が特徴で、まるでぬいぐるみのように愛らしい姿をしています。

    プードルの歴史は不明点が多く、明確な原産地はわからないですが、16世紀頃からフランス貴族の間で人気が高まり、愛玩として愛されてきたことからフランス原産と一般的にはされています。

    しかしその一方で、「プードル」の語源は、ドイツ語の“pudel(プデル)”から派生したと考えられています。ドイツ語の“pudelhund(プデルフント)”は日本語で訳すと「しぶきをあげて水の中を歩く犬」。このpudelhundが徐々にpudelと短くなり、英語の“poodle(プードル)”へと派生されていったそうです。

    トイプードルのご先祖様は“水猟犬”

    プードル

    トイプードルのご先祖様は、ドイツで水鳥などを狩る水猟犬として人間と共に生活をしてきました。水猟犬として活躍してきたため、飼い主に対してとても忠実で賢いことから、次第に愛玩としてフランスの貴族にも愛される犬種へと改良されてきたといわれています。

    また、フランスやスペインではプードルのことを“canishe(カニッシュ)”と呼んでいます。こちらも「鴨を獲る」という意味があるそうですよ。

    プードルは何種類もいる?

    大きく分けて4種類‼

    プードルは、トイプードルを含めて4種類いるのはご存知でしょうか。
    国内にある一般社団法人ジャパンケネルクラブ(JKC)※1では、スタンダードプードル、ミディアムプードル、ミニチュアプードル、トイプードルの4種類で公認されています。また国によっては、ミディアムプードルを公認していないところもあります。

    大きさは?体重はどれぐらい?

    プードル
    photo by Andy Walker

    JKCでは、各種類によってもプードルの体高(サイズ)を定めています。また、体高が小さくなるにつれて名称が変わっていきます。

    ・スタンダードプードル
    【体高】約45~60cm。※+2cmまで許容されています。
    【体重】約20~32kg
    ※スタンダードプードルは、ミディアムプードルをそのまま拡大・伸展したものとし、ミディアムプードルと同一の特徴を有していなければならない。

    ・ミディアムプードル
    【体高】約35~45cm
    【体重】約8~15kg

    ・ミニチュアプードル
    【体高】約28~35cm
    【体重】約5~8kg

    ・トイプードル
    【体高】約24~28cm(理想は25cm)※-1cm許容されています。
    【体重】約2~4kg

    トイプードルよりも更に小さい犬種として「タイニープードル」や「ティーカッププードル」がいます。しかし、この2種類に関しては現状JKCにおいて犬種として公認されておらず、トイプードルとして登録されています。

    また、タイニープードルやティーカッププードルといった品種改良によって生まれた子は、繊細できめ細やかな管理が必要です。そのため、お迎えする際は身元がしっかりとわかるブリーダーから購入することをオススメします。

    ※1.日本国内における犬の品種認定や犬種標準の指定、ドッグショー開催、飼育指導、血統書の発行などを行っている団体。

    トイプードルの体型は3種類に分類

    トイプードルの体型はドワーフタイプ・ハイオンタイプ・スクエアタイプの3種類に分類されるのはご存知ですか。

    ・大人気の“ドワーフタイプ”
    胴に比べ足が短くて胴長・短足な体型が特徴の“ドワーフタイプ”。
    トイプードルのカットで定番の「テディベアカット」は、大きな丸い目が引き立つようにマズル(鼻から口の部分)を丸く仕上げ、全体的にふんわりとした優しいシルエットにカットしています。このカットスタイルをドワーフタイプにしたところ、可愛さが更に引き立ったことから人気に火がつき、今ではトイプードルのカットのなかで1番人気がある王道スタイルへと定着しました。

    ・小顔で足の長い“ハイオンタイプ”
    胴に比べ足が長くて小顔な“ハイオンタイプ”。まるでスーパーモデルのような体型が特徴です。ドッグショーでも活躍していることから、王道のプードルカットがスタイルを強調し綺麗に見えます。

    ・バランスを兼ね備えた“スクエアタイプ”
    トイプードルの理想的な体型でもある“スクエアタイプ”。胴と足の長さのバランスがよく、どんなカットスタイルでも似合うといわれています。カットスタイルを色々楽しみたい方にはオススメです。

    どんな子を迎えたいのか検討するときは、体型なども調べておくと1つの基準として良いかもしれませんね。

     

    トイプードルの性格を教えて♪

    賢いがとっても甘えん坊な性格

    プードル
    photo by John Leslie

    トイプードルは、とても頭が良く賢い犬種です。またとてもフレンドリーな性格なので、小さなお子さんがいる家庭でも比較的飼いやすいといわれています。そしてとても甘えん坊な一面もあり、遊ぶことも大好きです。

    甘やかしすぎにはご用心

    「ねぇ?遊んで?」と目をキラキラさせて寄ってくる姿はなんともかわいらしいですが、甘やかしすぎるとわざとイタズラをしたり、無駄吠えを続けたりするので注意が必要です。

    また、繊細な面も持ち合わせていますので、過剰に叱ると恐怖を覚えてしまいます。そのためイタズラをしたら叱る、いい子にしていたら沢山褒めてあげるなどメリハリをつけた育て方が大切です。

    オスとメスでは性格が違うの?

    一概にはいえませんが、オスとメスでは少なからず違いがあるようです。

    ・オスの性格
    元気でわんぱくな性格。感情表現が大きいため、褒めてあげるとしっぽをフリフリと大きく振ります。甘えん坊な性格でもあるので、寂しがり屋な一面も。いつも傍で甘えて欲しい飼い主さんにはオススメです。

    ・メスの性格
    オスに比べて比較的大人しくて穏やかな性格。甘え上手ですが、自立心が強いため少し頑固な一面も。とても賢いので、小さなお子さんがいるご家庭にはオススメです。

    どんな性格なのか、またオスとメスでは多少の性格が異なります。そのため「自分はどちらが向いているかな?」と内容を考慮しながら決めるとよいかもしれませんね。

    毛色のカラーバリエーションが豊富

    どのカラーもかわいくて個性的

    プードル
    photo by Koji Ishii

    トイプードルには色々な被毛のカラーが存在し、基本はブラウン・ホワイト・ブラック系がベースとなっています。またJKCで公認されているカラーは全14色あり、基本となっている3色からレッド、シルバー、シルバーベージュ、ベージュ、アプリコット、カフェオレ、シャンパン、クリーム、ブルー、グレー、シルバーグレーといったカラーバリエーションが豊富です。なかでも“レッド・アプリコット・ホワイト・ブラック”は大変人気で、街中でもよく見かける毛色です。

    JKCで公認されていない毛色として、胸やあご、足先に出る単色のカラーがワンポイントとしてある“ファウルカラー(ミスカラー)”や2色以上のカラーがある“パーティーカラー”があります。これらの場合、品評会やコンテストで失格となるため審査基準に外れてしまいますが、健康上には何ら問題がないですし、その個性的で珍しいカラーから希少価値が上がり、値段も比較的高値で取引されています。

    毛色によって性格が違う?!

    トイプードルは、毛色によって性格が少しだけ違うといわれています。毛色別での性格や特徴は、一体どんなものなのでしょうか。

    ・ホワイト
    明るくておちゃめな性格。比較的しつけがしやすい。

    ・ブラック
    ホワイト同様で飼い主に従順。安定した性格からか、他犬ともすぐに仲良くなれる性格。

    ・ブラウン
    とてもマイペースな性格で、誰とでもすぐに仲良くなれる社交性を持ち合わせている。

    ・シルバー
    飼い主に従順。甘えん坊なので常に飼い主にベッタリしていたいタイプ。

    ・レッド
    人懐っこくて穏やかな性格の持ち主。定番人気色でもある。

    ・アプリコット
    神経質な性格なので過敏に反応する。人見知りや犬見知りが多い。

    上記は、あくまでも傾向としての性格と特徴です。性格は生活環境によって変わってきますので一概にはいえませんが、基本的に賢くて甘えん坊な一面を持つ性格は共通する特徴です。どの毛色の子を選ぶにしても比較的にしつけはしやすい犬種ですので、初めて飼われる方には大変オススメです。

    トイプードルをお迎えするために

    ベストな環境づくりとは?

    犬

    トイプードルは運動能力が高いのでどんな遊びもすぐに覚え、そつなくこなします。しかし公園やドッグランでおもいっきり遊ぶのは、体が出来上がる生後6か月以降が望ましいとされています。

    お散歩が大好き♪

    トイプードルは小型犬に分類されますので、室内や庭先での運動量でも十分といわれています。しかし、トイプードルはとても社交的でお散歩が大好きですので、1日1回は外へ連れ出してあげると大変喜びます。周辺のお散歩やドッグランなどの規定の場所で自由に遊ばせてあげてください。

    室内飼いが必須!

    トイプードルは家庭向けに改良された犬種なので、気温の変化に対する耐性がとても弱いです。また被毛は“シングルコート”と呼ばれるアンダーコート(下毛)がないので季節による換毛期がありません。そのため抜け毛が少ないメリットはありますが、寒さに弱く、皮膚を守る機能も劣ります。

    トイプードルを室内で飼う際は、温度は20℃前後に設定し湿度は50%前後を保つようにしましょう。また冷暖房が直接当たらない、直接日光が強く当たらない場所にサークルをおいてあげると快適に過ごすことができます。

    多頭飼いを希望とする場合

    トイプードルって多頭飼しても大丈夫?

    プードル

    愛嬌たっぷりで魅力的なトイプードル。「もっと沢山お迎えしたい!」と思う方も多いのではないでしょうか。しかし、トイプードルの多頭飼いは問題ないのでしょうか。
    トイプードルは社交性の高い性格を持ち合わせているので、多頭飼いには向いている犬種といえます。しかしその子によっての性格がありますので、先にいる子との相性を確かめる必要があります。

    他犬種との生活は問題ない?

    同じ犬種同士であれば比較的上手くいくことが多いですが、他犬種の場合はより慎重になる必要があります。

    例えば、先住犬の性格で気が強くて攻撃性の高い犬種の場合、トイプードルをお迎えするのはあまり得策ではありません。一般的に攻撃的な性格を持つといわれる土佐犬やテリア種などは、小さくてちょこちょこと動く小型犬を獲物だと勘違いしたり、ふとした時に攻撃的になってしまったりすることが懸念されます。

    もし、トイプードルよりも大きい大型犬が噛みついて来たらひとたまりもありません。悲しい事故にならないためにも、他犬種との多頭飼いを検討する場合は慎重になりましょう。

    家庭犬として飼いやすい愛玩犬同士であればうまくいくことが多いですが、どちらかを一方的にかわいがるとやきもちを焼いてしまうこともあるので、平等に愛してあげてくださいね。

    え?!そうだったの?トイプードルの豆知識

    被毛のお手入れは定期的に

    プードルの被毛は毛が生え替わる換毛期がないので、季節の変わり目に毛が抜ける心配や床が毛だらけになる心配はありません。しかしくるくるとした毛が特徴でもあるプードルは、少し伸びただけでもすぐに毛玉ができてしまったり、もつれたりしてしまいます。そのため、プードルをお迎えしたら定期的なトリミングを行う必要があります。

    定期的にトリミングを行うことで、フローリングで足を滑らせてケガをすることはありませんし、毛玉が絡まることで皮膚トラブルを招く心配はありません。大事な家族の一員として、きちんとお手入れをしてあげてくださいね。

    産まれてすぐにしっぽを断尾する

    プードル

    産まれてすぐにしっぽを断尾(だんお)=切断する犬種として有名なのが、皆さんも知っているドーベルマンが有名ですよね。実はプードルも断尾する犬種だったことはご存知でしたか。

    断尾する理由は諸説あるといわれていますが、主な理由としては“歴史的背景・美容的背景・医学的背景”の3つではないかと考えられています。

    ・歴史的背景
    現代のように獣医学が発展していなかった頃は、狂犬病やケガなどをしないように予防策として断尾することが当たり前とされてきました。またイギリスのジョージ王朝時代(1714~1830年)の始めには「しっぽのある犬種には課税を申し立てる」という法律ができたことから、節税目的で多くの犬種が脱尾する対象になったそうです。後に1796年頃、この法律は廃止されましたが断尾する習慣だけは残ったとされています。

    ・美容的背景
    犬は一般的に犬種標準と呼ばれる「犬種ごとに定められた標準的(理想的)な容姿」を規定した基準があります。この犬種標準に則り、人間が求める美しい容姿を合致させるために断尾するケースがあるそうです。

    【断尾する主な犬種】
    プードル、ドーベルマン、コーギー、ボクサー、シュナウザー、ミニチュア・ピンシャー、テリア種、スパニエル系、ポインターなど

    ・医学的背景
    医学的に犬は「脱尾することが望ましい」とされています。
    その理由として挙げられるのが、猟犬は深い茂みの森や茨がある道などを駆け回ります。そのため、トゲのある植物に接触してケガをしたり感染症にかかったりする危険性があるからです。また、ウマやウシなどの家畜の群れを率いる牧羊犬は、いつ自分より大きな家畜にしっぽを踏みつけられてケガをするかわかりません。

    これらの理由によって、医学的に脱尾することを望ましいとされています。
    それ以外にも、しっぽは肛門近くにあることからうんちがつきやすく不衛生だという側面からも脱尾することが望ましいといわれています。

    ペット先進国であるヨーロッパでは“断尾禁止国”が多数あります。それは、トイプードルを飼育するするほとんどが家庭犬として飼われているので、ショードッグなどに出ることがないからです。また断尾は苦痛が伴いますし、犬種によって局所麻酔が必要になることもあるので、体への負担がかかってしまうからです。
    日本では脱尾する主な理由は“美容的背景”とされています。

    本来であれば、獣医療の進歩もあるので断尾を行う必要性はないのですが、犬種標準に則って未だに断尾が継承されているのが現状です。早い段階で日本も断尾や脱耳が行われないようになって欲しいなと切に願うばかりです。

    さいごに

    トイプードルは魅力がいっぱい!

    トイプードルのあまり知られていない歴史や種類によって異なる性格など、意外と知らないことも多かったのではないでしょうか。トイプードルは、他犬種と比べて比較的飼育がしやすく、小さいお子さんがいる家庭や多頭飼いにもしっかり順応してくれる賢いワンちゃんが多いので大変おススメです。

    これからトイプードルを始め、かわいいワンちゃんをお迎えしようと検討している方は、その犬種の知識をきちんと知ってからお迎えするともっと愛情度が増すと思いますよ。「どこでお迎えしよう」「安心な所がいいな」「ブリーダーさんからきちんと説明を受けてから考えたい」とお考えの方は、安心で優良な“ブリーダーナビ”でかわいいワンちゃんを見つけてみてくださいね。

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