フレンチブルドッグの噛み癖はどうやって直す?しつけ方法をご紹介

優しいフレンチブルドッグでも噛むことがある?

愛嬌たっぷりでフレンドリーなフレンチブルドッグですが、しつけをしていなければ人を噛む子に成長します。

噛み癖は家族をケガさせるだけでなく、周りの人とのトラブルに発展しかねません。特にフレンチブルドッグは顎の力が強いため、出血だけにとどまらず骨折する恐れもあります。もし愛犬に噛み癖があるなら、できるだけ早く改善しましょう。

フレンチブルドッグが噛む原因とは

  • ストレス
  • 歯の生え変わり
  • 恐怖や不安
  • 遊びの延長
  • テリトリーや所有物を守るため
特に子犬の場合は、歯の生え変わりで口がムズムズして人を噛むことが多いです。この場合は、噛んでよいものを与えることによって改善が見込めます。また、ストレスからくる噛み癖もストレスの原因を解消すると減っていくでしょう。

しかし、恐怖や不安からくる噛み癖に関しては元々の性格や過去のトラウマが関係していることがあり、直すまでに時間がかかります。また、場合によっては薬による治療が必要になるため、まずは獣医さんへ相談してみましょう。

子犬の頃からメリハリのあるしつけを!

フレンチブルドッグ
photo by christels

フレンチブルドッグは飼い主に甘えるのが大好きです。だからといって過剰に甘やかすと、噛み癖や吠え癖などの問題行動に繋がる恐れがあります。そのため、子犬の頃からメリハリのあるしつけを行いましょう。

メリハリのあるしつけとは、褒めと叱りを上手く使い分けること。もしフレンチブルドッグが悪いことをしたら、低い声で「ダメ」「イケナイ」など短い言葉で叱り、望ましい行動をすれば思いっきり褒めてあげましょう。フレンチブルドッグは褒められて伸びるタイプなため、できれば褒めの割合を多めにしてください。

また、褒めと叱りに関してはタイミングが重要となります。フレンチブルドッグが行動を起こしたその瞬間に、褒めたり叱ったりすることが理想です。時間が経ってからだとフレンチブルドッグは何に対して褒められているのか、叱られているのか理解できません。

愛犬に分かりやすくこちらの意思を伝えるためにも、瞬時に褒めと叱りを使い分けましょう。

成犬になってからでも噛み癖は直せる?

成犬になってからもでも噛み癖は直せます。しかし、子犬に比べて噛み癖が付いてからの期間が長く、その分しつけにかかる時間も長くなります。そのため、飼い主がどれほど根気よく教えてあげられるかが重要となるでしょう。

ただし、飼い主でも手に負えないほどの噛み癖(本気で噛む、人を噛んでケガさせてしまったなど)である場合は、すぐさまドッグトレーナーや獣医さんなどに相談してください。重度の噛み癖を持つワンちゃんに素人知識だけでしつけを行うと、かえって噛み癖が悪化するかもしれません。

改善までの期間を短くするためにも、ケガ人を出さないためにも、1人で抱え込まずにプロの助けを借りましょう。

効果的なしつけ方法は?

嫌悪刺激を利用する

もしフレンチブルドッグが噛んできたら、その子が嫌がることをして「噛むと嫌なことが起こる」と関連付けましょう。例えば、噛んだ瞬間に大きな音を立てたり、嫌いなニオイを吹きかけたり、あとは愛犬が噛むであろう場所に嫌いな味を塗りこむのも効果的です。

ただし、音を立てたり、嫌なニオイを吹きかけたりする際は、愛犬に気づかれないようにしてください。愛犬に見えるように罰を与えると、その人自体を嫌いになってしまいます。

徹底的に無視する

「無視」することも効果的なしつけの1つです。フレンチブルドッグは人好きな子が多いく、飼い主からの無視は十分な罰になります。噛むと無視されることを学習すれば、自然と噛み癖も改善に向うでしょう。

なお、無視しているときは目を一切合わせず、声もかけないようにしてください。徹底した無視でなければ効果が薄いです。できればフレンチブルドッグがいる部屋から一度退出し、数分経ったら何事もなかったかのように戻るのが理想です。

まとめ

フレンチブルドッグは顎の力が強く、噛まれるとケガをする恐れがあります。そのため、噛み癖はできるだけ早い段階で直しましょう。子犬の頃からしつけることが理想ですが、もちろん成犬になってからでも噛み癖の改善は可能です。コツコツと根気よくしつけてあげましょう。

下記ページではフレンチブルドッグの飼い方について詳しく解説しています。こちらも参考にしてみてくださいね。
初心者向けフレンチブルドッグの飼い方 初心者向けフレンチブルドッグの飼い方
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