大島浜弘ブリーダーインタビュー | 愛知県名古屋市 |カニンヘンダックスフンド、チワワ、トイプードル、etc

新しく家族に迎える子犬が、どんなブリーダーに育てられたのか知りたくないですか?ここではブリーダーナビで特に人気の優良ブリーダーを厳選してご紹介します。
今回は愛知県名古屋市にお住まいの「大島浜弘ブリーダー」にスポットをあて、インタビューをしました。犬種の魅力や特徴、ブリーダーとしての想いなど必見です!

ブリーダー情報

ブリーダー名
大島浜弘ブリーダー
犬舎
愛知県名古屋市
取扱犬種
カニンヘンダックスフンド、チワワ、トイプードル、etc

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  • 母犬と人間の関係が冷たいのは絶対にあってはならないことだと思っています

    大島ブリーダー10

    ―まず始めに、ブリーダーを始められた時期と、この業界で働き始めたきっかけを教えてください。

    大島ブリーダー:元々実家が3代続くペットショップで、小さいときから手乗り文鳥を育てたり、子猫を世話したりと動物に触れ合ってきたんです。そして中学の頃に大型犬に興味を持ってアフガンハウンドをペットとしてお世話するようになって、ドッグショーや展覧会に出場するようになりました。

    ―子供のころから動物と一緒に過ごしてきたんですね!

    大島ブリーダー:そうですね。でも、ペットの業界に入ることは考えていなくて、高校を卒業してからは海外の穀物を扱う商社に勤めて、牛や豚などの飼料となる穀物の取引をしていました。その後、26歳の時にその商社を退職して、半年ほど自由に過ごしていたんですが、名古屋の西区に新しくできた店舗で店長をやっていた弟が大病を患ってしまって、店舗の経営が立ち行かなくなってしまったんです。その際、店を畳むか誰か別の店長を立てるかの話し合いで私の名が挙がり、ペット業界に入ることになりました。

    ―かなり波乱万丈な経緯があったんですね!

    大島ブリーダー:自分でもそう思います(笑)
    ただ、最初のうちはトリミングやペットホテルをやりながら小鳥や子犬、子猫の販売をしていて、育成や繁殖にはあまり力を入れていなかったんです。しかし、店を切り盛りしているうちに当時はまだ珍しかったプロのブリーダーの方と出会い、うちの店から血統の良い子犬を提供したり、当時流行り始めていたペットオークションに子犬を出品したりと二人三脚で活動するようになり、繁殖の分野にも進出するようになりました。そして15年前にそのブリーダーが亡くなられた際に、遺していった犬を引き取って里親を探し、血統の良い子はそのまま育てようと思い、本格的にブリーディングの道を歩み始めました。

    ―一緒に活動していたブリーダーさんの跡を受け継いだんですね!では、ブリーダーとして活動する中で、どういったところに力を入れていますか?

    大島ブリーダー:お渡しする子犬の見た目はもちろんですが、その母犬がどういった環境で育ってきたのかが大切だと思っています。例えば、虐待などで常にストレスにさらされる環境で育ってきた犬は神経質で怖がりな犬になってしまいますが、そういった犬が母犬になり子供を産むと、生まれてきた子にもその性格が受け継がれてしまい、飼い主さんとワンちゃん双方に負担をかけてしまいます。なので、いかにストレスなく母犬を育てるか、そしてその母犬にいかにストレスを感じさせずに子育てさせられるかという部分に力を入れるようにしています。

    ―確かに生まれてきた子が人間を怖がってしまうと、飼い主さんと信頼関係が築けなくなってしまいますからね。

    大島ブリーダー:私は母犬と人間の関係が冷たいのは絶対にあってはならないことだと思っています。犬も人間もお互い血の通った生き物なので、ちゃんと母犬には立派な名前を付けて、その名前を呼んだらすぐに来てくれるような温かみのある関係を築くようにしています。

    ―母犬との関係をすごく大切にされてるんですね!

    大島ブリーダー:そうですね。なので、お店にお問い合わせをしていただいた飼い主さんにも、子犬の両親の写真や動画をディスクにまとめた物を、無償でお渡しして見てもらうようにしています。また、子犬が産まれてきた瞬間もカメラに収めていますので、希望のあった飼い主さんにもそちらも併せてお渡しするようにしています。

    ―飼い主さんも、その子犬がどんな子なのかイメージしやすくなりますね!

    大島ブリーダー:子犬を直接見てもらったほうが早いとも思うんですが、遠方に住む方もいらっしゃいますし、飼い始めた際にどういった子に育っていくのかという見当もつきやすいと思いますので、希望のあった方には必ずお渡ししています。

    大島ブリーダー10

  • 外から迎え入れた母犬とはしっかりとした信頼関係を作るようにしています

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    ―現在お世話しているワンちゃんの犬種を教えてください。

    大島ブリーダー:現在はカニヘンダックスフンド、チワワ、トイプードルの3犬種をメインに、ゴールデンレトリバー、ヨークシャーテリア、ミニチュアピンシャー、フレンチブルドッグ、シーズーと、他の人に預けてはいますがビションフリーゼのお世話もしています。

    ―メインは小型犬という感じなんですね!

    大島ブリーダー:ブリーダーとして活動を始めた当初は、大型犬から小型犬まで今以上に様々な犬種をお世話していましたが、流行り廃りを気にせず、自分の好きな犬種の育成を突き詰めていこうと思い、今の種類まで絞りました。

    ―そうなんですね!では、数にするとどれくらいになりますか?

    大島ブリーダー:現在はビションフリーゼとフレンチブルドッグを預けていますが、その子たちも含めると全部で70頭くらいになります。預ける際には1~2年ほど自分の手で育てて、しっかりと信頼関係を築いてからお世話をお願いしています。普通の一般住宅でお世話してもらっているのでストレスが少なく、一般の飼い主さんと同じような環境で接しています。

    ―新しい飼い主さんのところに行ったとき、環境の変化にもすぐに慣れることできますね。

    大島ブリーダー:そうですね。そして、その預けている子が妊婦さんになり、出産が近づいてきたら犬舎に連れて帰って、専用の分娩室で出産させています。また、お店や犬舎に預けている子を見学したいというお客さんが来た場合は一度店舗に連れて来て、そこで見てもらい、見学が終わったらすぐにまた外部の人に預けています。そうすることで、ワンちゃんンにかかるストレスがより少なくなるようにしています。

    ―ワンちゃんのストレスに気を遣っているんですね。では、お世話している犬種の中で、特に力を入れている犬種と、その理由を教えてください。

    大島ブリーダー:どの子も可愛いんですが、個人的に好きなカニヘンダックスフンドに力を入れています。昔はカニヘンに限らず、ダックスと言えば落ち着きがなく、ヤンチャなイメージがあったんですが、展覧会でお世話になっている先輩が育てたダックスがものすごく穏やかな子ばかりで、育て方を訪ねてみたら自分の考えとシンクロする部分が多かったんです。そして血統的にそういった大人しいダックスもいることを教えてもらって、子犬を分けてもらおうとしたら、「そんなに難しく考える必要はないから、母犬を選別するときに多少引っ込み思案でもおとなしい子を選んでその子を丁寧に育てろ」と教えられたんです。

    ―元気な子ではなく、あえておとなしい子に力を入れるんですね!

    大島ブリーダー:そういった大人しい子を自分のペットのように愛情をしっかりと注いで育てて、出産の際にもしっかりと立ち会って安心感を与えて絆を作れと言われ、早速そういう風にお世話をしてみたら他の子より少しヤンチャな子でも穏やかな性格の子に育てることできるようになり、ワンちゃんの気持ちがさげすまないように、目が合ったら声をかけてあげたり、抱っこしてあげたりと繁殖犬でも普通のワンちゃんと同じように愛情をもって接してあげれば性格は改善できると思うようになりました。

    ―しっかりと愛情を注げば、ワンちゃんも応えてくれるんですね!

    大島ブリーダー:そうですね。なので、外から他のワンちゃんを迎え入れる際にはまずそのワンちゃんを育てた人をみて、どのような環境でワンちゃんをお世話しているのか、どういった形でワンちゃんと接しているのかを見るようにしています。そして、迎え入れた母犬とはしっかりとした信頼関係を作るようにしています。そのおかげもあって、これまで新しいうちからダックスを迎えた飼い主さんから「落ち着きがない」や「ヤンチャをして困っている」という報告は受けていません。

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  • 「揺りかごから墓場まで」をキャッチコピーにして活動しています

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    ―店舗に訪れる方の客層を教えてください。

    大島ブリーダー:仲間内のブリーダーさんやオークション、店に来たお客さんが主ですが、最近はブリーダーナビに掲載されている画像や動画を見てくる人が多くなってきています。

    ―お役立ていただきましてありがとうございます!では、そういったお客さんたちとのやり取りの中で、気を付けている部分というのはありますか?

    大島ブリーダー:お問い合わせのあったお客さんには、なるべくその日のうちに、時間にして大体12時間以内にはお返事するようにしています。お客さんとのやり取りの中で、ファーストコンタクトが一番大切だと思いますので、迅速に対応できるよう心掛けています。

    ―早くお返事を貰えると、お客さんも安心ですものね!

    大島ブリーダー;そうですね。それに付随して、最初は聞き役に徹して「分からないところは何でも聞いてください」というスタンスをとるようにしています。そうすることで、なるべく細かい情報まで全てお客さんに提供し、電話の言葉やメールで伝わりづらいところ、例えば毛並みや柄などはその場で動画を撮影してリアルタイムですぐに見てもらえるようにしています。

    ―まさに迅速丁寧な対応ですね!

    大島ブリーダー:お客さんとのやり取りにおいて、私は「お客さんに迷惑をかけない」という部分を重視していますので、そういった細かな対応とお客さんを待たせないというところに力を入れるようにしています。なので、スタッフには分からないことは無理に答えず、すぐに自分とつなぐように言っています。そうすることで時間はかかるかもしれないが、より確実な情報をお客さんに提供し、誠実な対応ができますので。

    ―なるほど!では、子犬をお渡しした後の、アフターフォローで気を付けている部分も教えてください。

    大島ブリーダー:お渡しする前と同様に、飼い主さんを待たせないという事を重視していますので、遠方に住む方とはLINEでやり取りして、相談にはすぐ対応できるようにしています。それと、しつけに関するお悩みは、ブリーダーとして培った経験から上手くいくという方法を編み出していますので、それを動画にしたものをお送りしています。

    ―しつけの映像教材みたいなものがあるんですね!

    大島ブリーダー:そうですね。しつけの方法は日々新しいものが出てきたり、犬種にやり方が違ったりしていますが、私が編み出した方法は環境や犬種に関わらずに使える方法となっていますので、自信をもってお教えしています。その方法で万が一上手くいかなかったり、困ったことがあった場合は、どんなに小さなことでも相談してくださいと飼い主さんに伝えています。そして近場の方の元には出張して直接指導したり、遠方の方にはLINEでどんな行動をしているかを画像や動画で送ってもらい、それを見ながら原因を分析して改善法をお伝えしています。おかげさまでこれまで対応した飼い主さんからはご好評いただいております。

    ―すごく丁寧に対応されているんですね!

    大島ブリーダー:私はブリーダーとして「揺りかごから墓場まで」をキャッチコピーにしており、ワンちゃんを飼い主さんにお渡ししてから生涯を終えるまでしっかりサポートすることをポリシーにしています。なので、飼い主さんとは末永くお付き合いさせていただいています。

    ―素晴らしいポリシーですね!では、そういった飼い主さんとのやり取りの中で、やりがいを感じたエピソードなどはありますか?

    大島ブリーダー:送り出したワンちゃんが飼い主さんと一緒に里帰りで店舗に遊びに来てくれることがあるんですが、その時にすぐ私のことを思い出してくれるときは嬉しくなります。うちから送り出したワンちゃんたちは2~3年くらい経っていても、店舗に訪れて数分で私たちのことを思い出してくれるので、生まれたときからお世話してきた際に築いた絆はしっかりと残っているんだと実感します。

    ―ワンちゃんたちとの絆を、しっかり作ってきた成果ですね!

    大島ブリーダー:一時期はその絆が飼い主さんの元に送り出すときや、ワンちゃんの新しい生活の邪魔になってしまうのではないかと悩みましたが、先ほどお話しした通り母犬を大切に育てて、しっかりと愛情を注ぐことが自分のブリーディングの原点であり、一番大切だと思いますので、そこだけは曲げないように心がけています。

    ―愛情と信念をしっかりと持っているんですね!

    大島ブリーダー:私は自分の仕事は子犬を育てて販売するという事だけではなく、いかにワンちゃんが飼い主さんとの生活に溶け込み、幸せに過ごせるかをサポートすることだと思っています。逆に、自分たちがそのサポートを怠り、飼い主さんにのみ任せてしまってはワンちゃんも飼い主さんもお互い負担になって、幸せになることはできません。なので、経験のある自分たちがお手伝いし、初めてワンちゃんを飼う方にも分かりやすい説明で支えていくと、飼い主さんにも納得して貰えて、ワンちゃんも幸せに過ごすことができます。
    その結果、自分の店舗からワンちゃんを迎えて良かったと飼い主さんに言ってもらえたら、それが自分たちの財産になると考えています。

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  • 毎日ワンちゃんと全力で向き合い、自分のやり方を常に見直しています

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    ―この先ブリーダーとして活動していく上で、何か目指している夢や目標などはありますか?

    大島ブリーダー:自分の後継者を作りたいと思っています。これまで活動してきて、自分一代で十分だという気持ちもあるんですが、やる気と気持ちがあり、これからブリーダーを始めたい、もしくはすでにブリーダーをやっていて少し行き詰ったりしてる人には、一緒に働きながら自分のこれまで培ってきたものを伝授して、いずれは店の屋台骨すべてを譲りたいと常に思っています。

    ―これからの世代のブリーダーのことを考えているんですね!

    大島ブリーダー:年齢的なこともありますので、「あと何年、ブリーダーとして活動しようか」という自分の引き際についても考えているのも理由です。私よりも素晴らしい考えを持った若い人に、店舗も含めこれまで私が培ってきたものをあげたいと考えています。
    ただ、自分のブリーディングが完璧だと思っているわけではありません。気持ちがあるがゆえに「まだまだ勉強不足だな」とか「自分の我をお客さんに対して出しすぎてしまった」と反省する日もありますので、毎日ワンちゃんと全力で向き合い、自分のやり方を常に見直しています。

    ―引き際を考えつつも、常に高みを目指されているんですね!

    大島ブリーダー:そうですね。販売に関しても、ペットオークションやネット販売など、様々なやり方を模索してきましたが、これで方法が全て出尽くしたとは思っていませんので、他のやり方も模索したりしています。現在はペットのしつけ教室やセミナー、サロンなどが仕事として成立してきていますので、私もそういった形の、ペットのコンサルタントみたいなことをして、ペットとどういう風に向き合い、その別れ際までサポートしていく仕事ができたら良いなと考えています。

    ―素敵な目標ですね!それでは最後に、ブリーダーから犬を買おうと思っている方へメッセージをお願いします。

    大島ブリーダー:ワンちゃんを迎える前に、犬と人間の歴史について少し調べてみてください。ワンちゃんと一緒に生活していく上で、犬がなぜ人間とここまで共存できているのか、その理由を知ることで犬と人間の間にある絆が見えてくると思います。
    1つの犬種にこだわるのはもちろんいいことだと思いますが、少し余裕をもって犬という生き物全体に目を向けると、犬種を選ぶ際にさらに深く掘り下げてみていくことができますので、広い視点で自分が本当に愛せるワンちゃんを迎えてあげてください。

    大島ブリーダー6

編集後記

ワンちゃんとの絆を大切にする大島ブリーダー。
自信の信念を曲げず、飼い主さんとワンちゃん双方の幸福のために活動する素晴らしい方でした!
大島ブリーダー、ご協力ありがとうございました!

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