子犬の性格の見極め方、選び方とは?性格、健康状態

⑦毛色や模様

同じ犬種でも個体によって毛色や模様が異なります。ハート型などの特徴的な模様が出ている子は人気が出たりしますし、非常に珍しい模様や毛色の子は国内外問わず高額な料金で販売されることもあります。

ですが、成犬になると毛色や模様が変わる子が多く、さらに歳をとるにつれて色は薄くなっていきます。毛色や模様は特に飼い主の好みが出ますが、気に入らない模様に変わっても変わらぬ愛情を持って接してあげてくださいね。

毛色で性格が異なる?

好みで毛色を選ぶと思いますが、同じ犬種でもカラーが違うと性格も少し異なると言われているので、その性格に合わせて毛色を選んでみてもいいかもしれません。
例えば、トイプードルの場合、毛色によって以下の性格の違いがあるとされています。

【アプリコット、レッド】
・自己主張が強い
・明るくてやんちゃ
・人懐っこいが、少し神経質

【ホワイト】
・フレンドリーでサービス精神旺盛
・飼い主には忠誠心があり甘え上手
・やや警戒心がある

【ブラック】
・賢い
・運動神経抜群
・飼い主に従順

【ブラウン、シルバー】
・マイペース
・独立心が強い
・飼い主に従順

※これらの毛色で分けた性格の傾向はワンちゃんの個体差、性格もあるので、あくまでも全犬種というわけではありません。

また、通常単色ですが一部分だけ白など異なるカラーが入っていることを「ミスカラー」と言います。例えば、レッドのトイプードルの腹部の一部だけ白い毛が混じっていたり、手足の一部に白い毛が混じっていたりする場合はミスカラーとなります。

ミスカラーだからといって特徴的な性格はなく、健康に問題があるというわけでもありません。ミスカラーは欠点ではなく、あくまでワンちゃんのチャームポイントや個性だと考えてあげると良いでしょう。

⑧親犬の情報

ペットショップではなく、ブリーダーから直接ワンちゃんを迎える方法があります。ブリーディングがされている犬舎に子犬を見に行くと、生活環境や子犬の普段の様子を見ることができます。

加えて、できれば親犬も一緒に見せてもらいましょう。親犬の大きさや体重、性格などは、その子犬の成長後の参考になりますよ。

遺伝性疾患の有無を確認

親犬からの遺伝が原因で発症する病気を「遺伝性疾患(いでんせいしっかん)」と言います。 人間と同様に、性格や容姿、かかりやすい病気などが親から子に遺伝するとされています。

また、同じ品種で繁殖が繰り返されることによって近親交配が進み、変異した遺伝子が固定され、さらに発症しやすくなると言われています。

親犬の確認をすることで、ある程度かかりやすい病気が分かるため、気に入った子がいたときは遺伝性疾患の有無をブリーダーに確認してみましょう。

⑨ワンちゃんとのフィーリング

チワワ
photo by Didgeman

健康状態ももちろん大事ですが、何より最終的に飼い主となるあなたと、出会うワンちゃんとの相性が一番になるのではないでしょうか。

例えば、初めて会ったときにその子だけが駆け寄ってきてくれたり、抱っこした瞬間に鼻を舐められたり、そういった何気ない行動やフィーリングを大事にしている方は多いです。自分とワンちゃんの誕生日が一緒だと、運命を感じてその子が気になることもあると思います。
ワンちゃんと触れ合って、「運命の子」と感じた気持ちも大切です。

まとめ

ワンちゃんを見に行く際に、ちょっとしたポイントを意識するだけで、ワンちゃんとの出会い方は大きく変わります。ただし、勝手に自分で判断して決めつけてはいけません。これらの注意点を踏まえた上で気になることがあれば必ずペットショップの店員やブリーダーに一度確認をしてください。その上で、自分に合ったワンちゃんを選びましょう。

ワンちゃんとの出会い方はさまざまですが、親犬情報がより詳しく分かるブリーダーから迎える方法がおすすめです。ブリーダーナビでは、日本全国のブリーダーが登録をされており、簡単に子犬やブリーダー情報を検索できます。ぜひ活用してみてくださいね。

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