コーギーにオスワリ、マテ、フセなどの基本的なしつけを覚えてもらおう

しつけは主従関係を確立させること

コーギーにオスワリ、マテ、フセなどの基本的なしつけを覚えてもらおう

よく「ワンちゃんをお迎えしたら、すぐにしつけをスタートさせよう!」というワードを見たり、聞いたりすると思います。そもそもしつけが必要な理由ってご存知ですか?人間社会でワンちゃんが生きていくために必要だからこそしつけを行います。

しつけを行うにはまず、飼い主とワンちゃんとの関係性=主従関係を確立しなくてはいけません。そして、しつけの基本でもある「オスワリ」「マテ」「フセ」などを覚えさせていきます。他にもいろいろ覚えてもらいたいことはありますが、まずは第一ステップとして「アイコンタクト」がとても重要となってきます。

では、どのようにしてコーギーにアイコンタクトから基本でもあるマテやオスワリまでを覚えさせていけばよいのでしょうか。今回は基本中の基本であるしつけ(服従訓練)についてご紹介したいと思います。

主従関係を築くためのテクニックとは?

甘やかすことが愛情ではありません

コーギー

「愛犬がいうことを聞かない」「自分勝手な行動をする」など、ワンちゃんを飼っている人の多くが悩む内容ですが、このような行動をワンちゃんが取る原因は、飼い主自身が知らず知らずに下位者的な行動を起こしているから。そのためワンちゃんは「私が1番偉い!」「僕がこの家のリーダーだ!」と勘違いしてしまうのです。


≪愛犬に対してこんな行動を取っていませんか?≫
・悪いことをしても叱らない
・全て愛犬のペースで行動している
・過保護、なんでも干渉してしまう
・「ほしい」というものをすぐに与えてしまう
など

もし上記のような行動をしているようであれば、ワンちゃんは「自分が1番偉い」と認識してしまっているかもしれません。

よい主従関係を築くためには『堂々と冷静に接することが大切

では、どうすれば主従関係を築けるのでしょうか。何よりもまず飼い主がすることは『下位者的な行動をやめること』です。

「愛犬が吠えるから」「噛みついてくるから」という理由で甘やかしてしまうと、ワガママ度はもっとアップしてしまいます。愛犬に尊敬してもらうためにも、またリーダーだと認識してもらうためにも大事なのは、飼い主自身がいつも堂々として冷静に、そして穏やかに接することが大切です。

ワンちゃんのルールではなく、飼い主のルールで動く

愛犬との主従関係を築くにはワンちゃんに合わせるのではなく、飼い主のルールにワンちゃんが合わせるように仕向けることが重要です。


①飼い主の生活リズムに合わせること
ごはんの時間やお散歩の時間など、ワンちゃんに関することは全て飼い主の生活リズムに合わせましょう。
決められた時間にきちんとしてあげなくてよいのです!あなたのペースで行いましょう。

②構いすぎないこと
なんでもかんでも、構いすぎるとワンちゃんも疲れてしまいます。ワンちゃんだってある程度の距離を保ってあげることが大切です。

③ワンちゃんの欲求本能を満たしてあげること
ワンちゃんには、適度な運動とコミュニケーションがとても大切。特にコーギーはもともと牧羊犬として活躍していたため、スタミナがあり運動量がとても多い犬種です。そのため毎日のお散歩は1日2回、1回のお散歩につき30分~1時間程度してあげましょう。

またボール遊びがとても大好きですので、がむしゃらに体力を使うのではなく、頭を使った遊びをしてあげてコミュニケーションを取るようにしてくださいね。

④たくさん褒めてあげること
よいことをした時や指示に従ってくれた時は大げさなぐらいに褒めてあげましょう。そして悪いことをしたらきちんと叱ってあげてください。メリハリを付けることが大切です。


主従関係を築けるようになれば、しつけもしやすくなってきます。まずは、愛犬との関係性を見直してみてくださいね。

子犬を探す