公開日:2016/2/19

最終更新日:2019/4/15

ポメラニアンが注意する病気!脳や心臓病が多い?咳や脱毛の意味とは

    ポメラニアンを飼うなら病気とポイントを知っておこう

    基本的には丈夫で長寿!ただし病気にならないという保証はない

    ポメラニアン

    ポメラニアンはもともと寒冷地で働く体力自慢のソリ犬であり、丈夫な気質を持つスピッツの血をついでいるため、病気をしにくく長寿であると言われています。

    また、食欲旺盛なポメラニアンは、さまざまな疾患をまねく肥満にも特に注意が必要です。加えて、1歳までに発症する可能性のある先天性疾患や、それ以降に気をつけるべき病気などもあるため、かかりやすい病気については把握しておく必要があります。

    咳や脱毛…ポメラニアンの病気のサインかも!症状がでにくい心臓病などにも注意

    ポメラニアン

    実は、ポメラニアンに特に多く発症している病気は少なくありません。中には「ポメラニアン脱毛症」など、正式名ではありませんが、犬種名が使われているものまであります。

    生まれつきの異常による病気や、小型犬に多い病気、初期段階では症状が出ず重症化すると命に関わる心臓病など、飼い主が知っておく必要があるポメラニアンが注意したい病気を見ていきましょう。その咳や脱毛、愛犬が病気になっているサインかもしれません。


    膝蓋骨脱臼

    ワンちゃんの後ろ足の膝蓋骨(膝にあるお皿のような骨)が、正常な位置からずれてしまう病気です。ポメラニアンなどの小型犬に多く見られ、小型犬の場合は内側にずれてしまうことが多いといいます。


    症状
    スキップのような歩行、足をひきずる、痛みをかばい歩き方が不自然になるなど。


    原因
    生まれつき膝関節のハマりが浅い、膝蓋骨を支える組織が弱いなど、膝関節やその周辺に異常のあることが原因に挙げられます。また、外傷や骨の栄養障害など、後天的なものも原因のひとつです。


    予防・治療
    日頃から肥満にならないよう体重管理に気を付けたり、滑りにくいフローリングに変えたりするなど、関節への負担を減らすようにしましょう。


    グレードによっても治療法は異なりますが、根本的な治療法は外科手術です。そのほか、鎮痛剤やレーザーで痛みを緩和する方法もあります。

    レッグペルテス症(大腿骨頭壊死症)

    太ももと骨盤の連結部分である大腿骨頭が、血液不足で壊死してしまう病気です。1歳以下の成長中の小型犬に見られ、片足に発症することが多いといいます。


    症状
    発症している足を地面に着けるのを嫌がる、患肢を浮かせた状態で歩くなど。


    原因
    何らかの影響で大腿骨頭への血液供給量が不足してしまうことで起こりますが、原因ははっきりとわかっていません。


    予防・治療
    原因不明の病気であるため、予防法もない状態です。特にポメラニアンのような小型犬で、1歳未満の成長期に見られることから、この時期に足をかばうようにしているなど、不自然なことがあれば早めに動物病院で診てもらいましょう。

    症状が軽い場合は痛みを緩和する鎮痛剤やレーザー治療などを行うこともあります。ただし、進行性の病気のため根本的な治療として大腿骨頭を切除する選択をすることも。
    治療法についてはかかりつけの獣医さんとよく相談しましょう。

    気管虚脱

    本来であれば筒状の気管が強度を失い、つぶれて変形してしまう病気で、ポメラニアンのような小型犬に多いといいます。呼吸の障害が出て、体温調節なども上手くできなくなり、熱中症などを引き起こすこともあるため、暑さに弱いポメラニアンは特に注意が必要です。


    症状
    咳、ガーガーという喉鳴り、呼吸困難、舌が紫になるチアノーゼ、失神など。
    (咳や喉鳴りは興奮時や運動後、首輪による圧迫後などに現れます。)


    原因
    確かな原因は分かっていませんが、老化(高齢犬に多いため)、遺伝、肥満、ストレス、高温環境、暑い時期の興奮などが考えられています。


    予防・治療
    高温環境を避け、過度な運動やストレスを与えない、首輪ではなくハーネスを使う、気管が脂肪で圧迫されないように肥満に注意することなどが予防になります。

    軽度の場合は気管拡張薬や鎮咳薬といった内服薬での治療を行い、呼吸困難やチアノーゼといった重症の場合は酸素吸入や外科手術などが行われます。


    ただ、こちらはあくまでも一例です。症状によって適した治療法は異なるため、獣医さんと相談しましょう。

    流涙症(涙管閉塞)

    ポメラニアン1
    photo by spinheike

    通常、涙は鼻の先にある涙管から排出されていきますが、この病気では涙管が塞がってしまっているため、涙が目から溢れ出てしまいます。


    症状
    常に涙が溢れている、涙の成分で目の周りの毛が茶色に変色している(涙やけ)、目の周りの細菌感染による皮膚炎を引き起こすなど。


    原因
    生まれつき瞼の異形成などで涙管に欠損がある、角膜炎などの病気の影響、異物や外傷によるものなどで閉塞してしまいます。特に生まれつき問題がある場合は、遺伝も関係しているようです。


    予防・治療
    先天的なものだと予防は難しくなりますが、他の病気の続発を予防するためにも、日頃から目の周りを清潔に保ちましょう。普段とは違うことがあれば、早めに診てもらうことも大切です。


    他の病気が原因となっている場合は基礎疾患の治療を行います。そうでなければ涙管を疎通させるための治療が行われますが、疎通が難しい場合は麻酔を使用することもあるため、その方法などは獣医さんに詳しく説明してもらいましょう。

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