チワワのカット集!料金・頻度、トリミングについて

チワワはトリミングの必要がない犬種ですが、反面さまざまなカットスタイルを楽しむこともできます。本記事では、チワワのカットの必要性、カットする場合の料金や頻度、カットスタイル、注意点などをご紹介します。

 

チワワにカットは不要?トリミングとカットの違いは?

チワワの散歩
photo by Mylene2401

チワワは、短毛の【スムースコート】と長毛の【ロングコート】という2種類のタイプの被毛を持つ犬種です。どちらもトリミングは必要ないとされていますが、実際はどうなのでしょうか?

チワワの毛は伸びなくなる?カットのメリット・デメリット

チワワの毛は一定の長さで伸びなくなるので、小まめなブラッシング、自宅での「胸元や足、しっぽの飾り毛を整える」程度のお手入れで十分に維持することができます。そのため、一部を除いては毛のカットやトリミングは必要ない犬種といえるでしょう。

つまり、チワワの被毛をカットする・しないというのは、飼い主の好みになります。チワワの健康を考慮したうえで、カットスタイルを楽しんでください。

<メリット>
・汚れやすい部分を清潔に保つことができる
・ブラッシングやシャンプーなどのお手入れ、乾燥が楽になる
・見た目のかわいらしさを楽しむことができる
・毛を短くすることで、熱を逃がしやすく涼しげにできる
・皮膚のチェックがしやすくなり、異変にいち早く気づけるようになる

<デメリット>
・一度カットすると伸びるまでに時間がかかる
・元の姿に戻らない可能性がある
・被毛が短くなることで、外部からの刺激が皮膚に届きやすくなる
・カットの仕方によっては寒さに弱くなる
・ワンちゃんの性格によっては大きなストレスになる

チワワの被毛や種類については、下記ページでも詳しく解説しています。気になる方は参考にしてください。
チワワの毛色の種類は?被毛や体型にも違いがある

トリミングとカット、そもそも何が違う?

トリミングとは、ハサミやバリカンを使って、ワンちゃんの被毛を刈ったり整えたりすることです。人間で例えるなら、美容室のイメージですね。

これだけ聞くと、「トリミング=カット」と思うかもしれませんが、トリミングにはカット以外にもブラッシングやシャンプー、爪切り、耳のお掃除といったお手入れも含まれます。
つまり、トリミングはワンちゃんのお手入れ全般のことで、カットはトリミングの1つということです。

チワワのサマーカットはあり?なし?

チワワはトリミングの必要がない犬種ですが、サマーカットはした方がいいのでしょうか?
サマーカットは、プロのトリマーの間でも賛否両論あり、意見はさまざまです。メリットがある反面デメリットもあるので、両面を理解したうえで決める必要があります。

被毛には大切な役割もある

人間からすれば暑そうに思えますが、ワンちゃんの被毛には外部の刺激から皮膚を守るという役割もあります。そうした機能を考慮せず、ただ「暑そうだから」というだけでカットしてしまうと、逆に健康に害を及ぼすことになりかねません。

サマーカットのメリット・デメリットは、上述したカットの内容と同様です。
チワワはそもそもサマーカットの必要がない犬種なので、するもしないも飼い主の考え1つで決まります。

サマーカット後に注意すること

サマーカットをすると、熱の発散がしやすくなる反面、被毛が少なくなることで皮膚を守る力が低下してしまいます。強い日差しから皮膚を守るために散歩の時間を考えたり、服を着せるなどの工夫が必要です。

また、散歩時だけでなく、室内で過ごす時も注意が必要です。
冷たい空気は下に溜まるので、超小型犬のチワワが感じる寒さは飼い主が感じている以上になります。夏場だからといって暑さにだけ注意するのではなく、冷気にも気を付けるようにしましょう。

<サマーカット後に気を付けるポイント>
・エアコンで体が冷えないように
・皮膚への直接的な刺激
・寄生虫
・皮膚の乾燥

種類は?チワワのカット集

ロングコートのチワワは、豊富なカットスタイルによるイメージチェンジが楽しめる犬種です。ここでは、チワワのカットスタイルの中から、特に人気の高いものをご紹介します。

自然な魅力ナチュラルカット


名前の通り、被毛を自然に整えるカットが【ナチュラルカット】です。長さはそれほど変えないので、カットしたのか分からないくらい自然なカットスタイルで、冬を前に短くしたくない場合や、イメージを崩したくない場合に向いています。
定期的なお手入れや抜け毛対策になり、本来のチワワらしさ・可愛いらしさが活かせるカットです。

まるで豆柴?柴犬風カット


柴犬のようにスッキリスマートにできるカットスタイルで、チワワの小ささから【豆柴カット】とも呼ばれます。全体を丸くカットすることで、普段のロングコートチワワの姿とはまったく違う姿に仕上がります。
イメージチェンジしたい方におすすめです。

コロコロ愛らしいタヌキカット


全体的に丸くコロコロとしたイメージに仕上げるカットが、タヌキカットです。耳の毛は耳に沿ってカットし、ほっぺ部分の被毛を丸く残すことで、タヌキ感が出ます。
丸く見せるため体の部分はふんわりと毛を残すので、寒い冬でも楽しめるカットスタイルです。

可愛らしさと実用性を兼ねた桃尻カット


「尻」とあるように、お尻部分のみを対象としたカットスタイルです。お尻回りを短めにカットして、人間のお尻のように割れ目を演出するカットになります。
ただ、上述したようにお尻周りは汚れやすいので、実用性も期待できるカットです。

アレンジ次第で四季に対応するライオンカット


サマーカットの一種で、首周りや尻尾の先の毛を残して、体と四肢の毛をバリカンで短く刈ったスタイルです。カットした姿がライオンのように見えることから、こう呼ばれています。動画で紹介されるほど人気があり、カット部分や全体的な毛の長さを調整することで、夏だけでなく寒い冬や秋、春など、どの季節にも対応できるカットです。

まるで世界一有名なネズミ?ネズミッキー

耳が丸く見えるようにカットすることで、ワンちゃんなのにネズミを彷彿とさせるカットになります。おそらく、数ある犬種の中でも、このカットが似合うのはチワワだけでしょう。ディズニー好きにはたまらないカットかもしれませんね。

耳を豪華に飾るカット!飾り毛カット


耳の飾り毛を活かしてカットすることで、チワワの特徴的な頭がさらに強調されるカットです。スッキリとした印象でありながら、人目を引き付けるハデさもあるカットで、元々の可愛らしさが際立つカットになっています。

迎えたらすぐカットしてもいいの?費用は?

チワワは、基本的にトリミングは不要な犬種ですが、愛犬のカットスタイルを楽しみたいという飼い主さんはきっと少なくないでしょう。
では、被毛をカットする場合、生後何ヶ月経ったら大丈夫なのでしょうか?

子犬のカットはワクチンプログラムを終えてから

子犬のカットは、一般的にワクチンプログラムが終了してから2週間~1ヶ月後から可能となります。免疫力や体力といった安全面を考慮すると、それ以前に行うのは子犬だけでなく、トリミングサロンとそこを訪れる他のワンちゃんにとってリスクがあるためです。

不特定多数のワンちゃんが多数来店するトリミングサロンでは、感染が拡大する可能性が高くなります。そのため、一般的にトリミングサロンでは、来店の条件としてワクチンの接種から1週間以上が経過していることを条件としています。

<トリミングサロンに入る条件>
・生後3ヶ月以上
・ワクチンプログラムを終え、医師から許可される
・ワクチン接種から1週間以上

チワワの一般的なトリミング料金

チワワの一般的なシャンプーの料金は、2500~3500円。
ロングコート(長毛)の場合、カット料金は4000~5000円、スムースコート(短毛)のチワワはカットを受付けていないことが多いようです。
カットコースの内容はサロンによって異なるので、来店前にサロンにしっかり確認しましょう。

チワワのカットは自宅でもできる?

ワンちゃんの被毛のカットは準備と知識さえあれば、自宅で行う「セルフカット」も可能です。ここでは自宅で愛犬のカットを行う場合のメリット・デメリット、部分カットについて解説していきます。

自宅では部分的なカットが無難

<セルフカットのメリット>
セルフカットのメリットの1つとして、愛犬とのスキンシップがあります。
カットを自分で行うことにより、ちょっとした異常にも気付くことができるでしょう。これにより、病気の早期発見につながり、愛犬の健康を守ることに繋がります。

また、お店に支払う料金がそのまま必要なくなるので、コストを抑えられるのも大きなメリットといえるでしょう。

<セルフカットのデメリット>
やはりプロではないので、カットを含め、ブラッシングやシャンプーといった技術や知識が必要なことは、お店にお願いするよりも見栄えが劣ってしまうでしょう。

また、最初はワンちゃんをカットする専用の道具を揃える必要があるので、スキバサミやコームなどの購入代金がかかります。継続して自宅でカットするのなら気にならないかもしれませんが、1回だけしか使わないのなら、大きな出費といえるでしょう。

切りすぎてしまった場合など、毛が中々生えそろわなくなることもあるので、失敗のリスクは高いといえます。

もちろん人にはよりますが、セルフカットのメリットとデメリットを比較すると、デメリットの方が大きいかもしれません。そのため、トリミングは基本的にプロに任せる方が確実といえます。

ただし、比較的簡単なお手入れ――例えば、肉球からはみ出た毛や肛門まわりの毛など、汚れやすい場所については、セルフカットに挑戦してみるのもいいでしょう。

部分カットのすすめ

チワワは、基本的にトリミングの必要はない犬種ですが、短くカットしておいた部分があります。具体的には「肉球の間からはみ出た毛」と「肛門まわりの毛」です。

肉球の間からはみ出た毛は、伸びるとフローリングなどの滑りやすい床で余計に滑りやすくなり、転倒の原因になります。

肛門まわりの毛はうんちが付きやすいので、衛生面からカットしておくといいでしょう。またお腹周りも同様で、伸びるとおしっこをひっかけることがあるので、ある程度の短さにカットすることをおすすめします。

これらの部分は、整えるというよりも短くすれば問題ないので、ハサミとコームを使って自宅でカットしてあげましょう。また、気になるようであれば耳や足、胸元の飾り毛も適度にカットして整えるといいでしょう。

まとめ

ロングコートのチワワは、さまざまなカットスタイルを楽しむことができる犬種です。実用性を求めたりイメチェンのためだったりと、チワワのカットをする飼い主さんは少なくありません。

しかし、チワワはもともとトリミングが必要な犬種ではありません。
そのため場合によっては被毛がもとに戻らなかったり健康を害してしまったりと、何らかの悪影響が現れる可能性があります。メリットだけでなくデメリットも十分理解したうえで、チワワのカットをするようにしてください。

チワワのことがもっと知りたいという方は下記のページも参考にしてみてください!
【初心者向け】チワワの飼い方やしつけ方は?
また、ブリーダーさんからチワワを迎えれば、素人では分からない被毛の特徴や注意点など、カットに関するアドバイスをもらうこともできるでしょう。迎えた後も気軽に相談に乗ってくれる心強い味方になってくれますよ。

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