【柴犬のトイレのしつけ】準備やしつけ方は?覚えないときは?

柴犬は、元々外飼いされていた犬種ということもあり、成長するにつれ、習性的に外で排泄をするようになることが多い犬種です。そうした都合もあり、現在主流の小型犬とはトイレトレーニングのやり方が少し異なる傾向があります。

例えば、外で排泄するのが当たり前になると、逆に屋内ではしないようになります。そうなると、排泄のためだけに外出する必要がでてくるでしょう。また、留守番時などは排泄を我慢させることになるので、飼い主とワンちゃん双方にとって大きな負担となります。

こうした状況を避けるためにも、トイレトレーニングは早い段階から確実に身に付けておきたいしつけといえるでしょう。

柴犬のトイレのしつけ方~準備・レイアウト~

トイレのしつけをはじめる前に、まずはトイレの準備が必要です。グッズを揃え、それを適切に設置することが、トイレトレーニングを始めるための第一歩になります。
ワンちゃんのサイズや性格を考慮して、準備を始めましょう。

ペットシーツとトイレトレーの選び方

トイレトレーニングをはじめるうえで、まずやっておきたい準備がトイレスペースの設置です。ワンちゃんのトイレとなるトイレトレーにペットシーツをセットして、サークル内のスペースに置きましょう。

ワンちゃんの体格やくせにもよりますが、トレーのサイズは成犬であれば70×50cm程度がいいでしょう。小さすぎると納まらないですし、大きすぎても落ち着かないので、しつけにはよくありません。
形状は、入り口と上部以外が覆われているタイプなど、そこがトイレだと分かりやすいものがおすすめです。場合によっては、周囲を段ボールなどで囲うのもいいでしょう。

足を上げて用を足す子の場合、囲い付きとL字タイプの方が失敗は少ないと思います。ただし、L字はトレーに慣れないうちは、壁がない方向に排泄する場合もあるので、それを理解したうえで利用するか、それが嫌なら囲いがある物を選ぶといいでしょう。

トレーにセットするシートは、ワンちゃんの体長(鼻先からシッポ)よりも長い、余裕があるサイズを選んでください。柴犬なら、ワイドサイズがおすすめです。

トイレの設置場所やレイアウトは大事

初心者の場合、「トイレはあればどこでもいいだろう」と、特に考えもなく設置するかもしれません。

ですが、ワンちゃんはキレイ好きなので、トイレが寝床に近いとストレスを感じて落ち着いて眠ることができなくなります。また、それが原因でトイレを失敗することにも繋がりかねません。

そのため、トイレと寝床はできるだけ離した場所に設置するといいでしょう。その上で、トイレを置く位置は寝床より低く、食器から遠いところにしてください。
廊下や洗面脱衣所など、家の中のスペースに余裕があれば、そこにサークルを設置して、トイレシーツを敷き詰めておくのもいいかもしれません。

可能であれば、「寝床」と「トイレ」のサークルは、部屋を分けるように別々にしてください。それがれきないのであれば、段ボールや板などでトイレのスペースを囲むといいでしょう。トイレ専用の空間を作ってあげることで、トレーニングがしやすくなります。

また、トイレを作る際考慮したいのが、ワンちゃんの体の大きさです。囲いを作るといっても狭くなりすぎないように、そこで動きまわれる程度の広さを用意します。ペットシーツを取り換えることを考えて、作業しやすいようにスペースを確保すると便利です。

外飼いの場合も、室内飼いと同様にトイレの場所は1箇所に決め、必ずそこでトイレをさせるようにしてください。

柴犬のトイレのしつけ方~注意すべきポイント~

トイレに限らず、ワンちゃんのしつけに共通していえるのは、「叱らずに褒める」です。
ワンちゃんにも個性があるので、しつけを覚えるのが早い子もいれば遅い子もいます。焦らずじっくりと、ワンちゃんのペースでしつけてあげてください。

トイレトレーニングを始める前に知っておきたいこと

実際にトイレトレーニングをはじめる前に、心掛けて置いてほしい注意点がいくつかあります。そうした点を理解していないと、トイレを覚えるのが遅くなったり、場合によっては取り返しのつかないことになりかねません。

・ミスしても絶対に叱らない
ワンちゃんのしつけは、できないことをできるようにすることが目的です。そのため、できなくて当たり前ということを、まずは理解しておきましょう。そのため、上手くいかなくても叱ったりせずに、淡々と片付けてください。失敗して叱られることを憶えてしまうと、「排泄自体がいけないこと」と理解してしまい、飼い主の前ではやらずに、人目を避けてトイレ以外の場所で排泄するようになってしまいます。
逆に、トイレに成功したら思い切り褒めてあげて、「上手にトイレができたら褒めてもらえる」ことを理解させてあげましょう。

・トイレはいつも清潔に
上述したように、ワンちゃんはキレイ好きなので、トイレも清潔さを保つようにしましょう。用を足した状態のままでは、その後同じ場所で排泄しようとはしないので、トイレシーツは使用するたびに交換するようにしてください。
トイレトレーの方も、マメに掃除して清潔に保つといいでしょう。
また、失敗してトイレ以外の場所で排泄した場合は、匂いが残っているとそこが「トイレ」だと誤って認識するので、消臭剤などを吹きかけて匂いを完全に消してください。

・散歩中は基本NG
ワンちゃんの排泄行為は、においによるマーキングとしての側面もあります。
マーキングにより、そこが自分のテリトリーであると他のワンちゃんに主張するのですが、クセになってしまうと、所かまわず色々な場所で排泄するようになってしまいかねません。

そのため、家でトイレをすませてから散歩に出かけるようにして、散歩中は排泄しないよう
にコントロールする必要があります。また散歩中は、「においが付きがちな電柱や草むらには近づかない」「においを嗅いだらリードを引いて注意を引く」など心掛けましょう。

どうしても屋外で用を足す必要がある場合は、飼い主が許可した時だけ排泄できるように覚えさせてください。

柴犬のトイレのしつけ方~実践~

しつけは、やり方が分かっても上手くいくわけではありません。
生き物が相手なので、思い通りに行かないことは当たり前で、実践してみてはじめて分かることもあります。

ステップ①「トイレのサインを見逃さない」

ワンちゃんには、トイレのサインがあります。
特にトイレに行きたがるタイミングが、「食後」「運動後」「寝起き」なので、ワンちゃんを良く観察してサインを見逃さないようにしましょう

「トイレのサイン」には、以下のようなものがあります。
・そわそわする
・床のニオイを嗅ぎだす
・お尻を気にする
・後ろ脚の動きがぎこちない
こうした仕種を見せたら、すぐトイレの場所に誘導しましょう。

子犬がトイレに行くタイミングは、生後3ヶ月頃だと3時間、4ヶ月頃なら4時間おきくらい。場合によっては1~2時間おきにする場合もあります。
慣れるまで大変ですが、トイレを覚えるまでおしっこのサインを見逃さないよう、注意して付いてあげてください。

ステップ②「排泄時に声をかける」

トイレトレーニングの一環として、「声掛け」も有効です。
ワンちゃんをトイレに連れて行き排泄をはじめたら、「トイレ」や「おしっこ」「うんち」などの声をかけてあげましょう。これにより、排泄行動と音を結びつけて覚えるようになり、トイレの場所やタイミングを自分で判断できるようになります。
この際注意したいのは、「掛け声を統一する」ことです。

ワンちゃんは人間の言葉を音で理解しているため、「おすわり」や「まて」のしつけと同様、掛け声を統一しないとこちらの意図を理解してくれません。ワンちゃんを混乱させないためにも、掛け声はあらかじめ決めておきましょう。
また、外で排泄することも考えて、掛け声の言葉は誰に聞かれても恥ずかしくない、不快に思わせないものをおすすめします。

ステップ③「成功したら思い切り褒める」

上手にトイレができたら、大袈裟なくらい思い切り褒めてあげましょう。
褒め方は色々ですが、特にオヤツを使うのは効果的な褒め方の1つです。ただし肥満の心配もあるので、過度に与えすぎないよう少しずつオヤツの回数を減らしていき、最終的にはオヤツなしでも成功するようにしましょう。

柴犬のトイレのしつけ方~なかなか覚えない場合~


photo by leis bell

しつけは、同じやり方をすれば全てのワンちゃんが必ず成功するわけではありません。しかし、失敗するのには全て原因があり、それはどれも飼い主側に何かしらの問題がある場合が多い傾向があります。

失敗の原因を探ってみましょう

失敗するのには、何かしらの原因があります。
ちょっとしたタイミングのズレでも、ワンちゃんはこちらの意図とは違った受け取り方をするので、「なかなか覚えてくれない」場合は、一度しつけ方を見直してみるといいでしょう。

・褒めるタイミング
トイレトレーニングに限らず、ワンちゃんをしつける上で褒めるタイミングは重要です。
トイレに成功して褒めたとしても、タイミングがズレるとワンちゃんは何が褒められたのか理解できません。「トイレの成功」と「褒められた」という事実が結びつかないので、せっかく褒めたのに効果がないのです。
トイレが正しくできたら、間を置かずその場ですぐに褒めてあげましょう。

・自分からサークルに入らない
トイレトレーニングの悩みとしてよく聞くのが「自分でトイレに行かない」という内容です。この問題は、おそらく飼い主さんが抱っこしてトイレに連れて行っていることが原因と思われます。つまり、「トイレに入る」という行為を教えていないのです。
この問題を解決するには、ワンちゃん自身の足で歩いてトイレスペースに入るよう、排泄のタイミングを見計らって誘導するといいでしょう。

まとめ

トイレトレーニングは、子犬を迎えてまずクリアしなければならない、優先度が高いしつけの1つです。排泄は毎日欠かさず行う行為なので、できるだけ速やかにマスターしたいところ。1日の排泄リズムが分からないようなら、毎日記録をつけるのもいいでしょう。
毎日決められた時間に食事を与え、3~4日記録すればパターンが分かります。

そのほか、柴犬の飼い方が詳しく知りたい方は、下記のページを、
柴犬の飼い方まとめ!飼い主に向いている人は?初心者でも飼える?
ほかのしつけについて知りたい方は下記ページを参考にしてみてください。
【柴犬のしつけ】子犬のしつけはいつから?どんなしつけが必要?
ブリーダーから子犬を迎えた場合は、犬舎で生活していた時のやり方を真似するのも有効です。産まれてから引き渡すまでその子を育てていたブリーダーなら、専門家としての知識も合わせて、適切なアドバイスをもらえるでしょう。

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