【アンケート結果発表】愛犬がじっと飼い主を見ているときの4つの心理

自宅でのんびりしているときや散歩中など、愛犬にじっと見つめられた経験がある飼い主さんは少なくないでしょう。ですが、何だろうと思っても言葉を返してくれるわけではありません。

ブリーダーナビ公式Instagramで、愛犬がじっと見つめてくるときの理由は何だと思うか、アンケートを実施しました!

あなたの愛犬が、あなたのことを『じーっと見てくる』理由は?


(ブリーダーナビ公式Twitterでのアンケート 2021年8月18日実施 回答数134)

「おねだり」と「好き」がほぼ同数で、それぞれ43%、42%という結果になりました。

ウルウルした目でじーっと見つめられると「も~!そんなに見つめて何してほしいの~♡」となってしまう飼い主さんも多そうです♪

その他に「観察している」「不安を感じている」と回答してくださった飼い主さんもいらっしゃいました。

それではここからは、じーっと見るときの愛犬の気持ちを4つ、詳しく解説していきます!

1.好き


好きなものをいつまでも見ていたいと思うのは、人間でも犬でも一緒です。

もしも愛犬がリラックスした様子で見詰めてくるようであれば、それは飼い主が大好きな証。飼い主と愛犬とのしっかりとした信頼関係が築けていると考えて良いでしょう。

この気持ちで見つめてくる場合は、目を細めてどこか嬉しそうな表情をしています。

「目は口ほどに物を言う」ということわざのとおり、目を見ればその時の愛犬の気持ちが分かるでしょう。

また、飼い主を見たあとに褒められたりご褒美をもらえたり、何かしらの「良いこと」が起きると、見ること自体が快感になることもあります。

2.おねだり


飼い主を見たことでおやつやおもちゃを与えられた経験があると、「飼い主を見つめれば良いことがある」を学習して、それ以降おねだりのために見てくるようになります。

尻尾を小刻みに振ったり口を開けたり、上目遣いで何か言いたそうに見つめてくるようなら、「ご飯が欲しい」「遊びたい」「散歩に行きたい」といった、何かしらの要求があるのでしょう。

飼い主としてはかわいい愛犬の要求に応えてあげたくなりますが、何でも従っているとわがままを助長することになってしまうので、気をつけてください。

3.不安


嫌なことがあるかもしれないと、何かしらの不安を感じ取ったときも、犬は飼い主を見つめてきます。

例えば、シャンプーが嫌いな子であればシャンプーの準備をしていると、不安そうに見つめてくるでしょう。

犬は思っている以上に飼い主の行動を記憶しており、次の行動を推察しています。爪切りが苦手な子であれば、爪切りを見ただけで心配そうに見つめてくれることも。

大きい物音がするなど、本能的に危険を感じるような場合も、不安そうに見つめてきます。

こうした場合は、鼻にシワを寄せていたり歯を剥き出していたり、表情に緊張が見えるので分かりやすいでしょう。

4.観察している


犬は気ままに過ごしているように見えて、意外と飼い主の行動を観察しています。

いつもくつろいでいる定位置で、何もせずぼんやりとしているように見えて、実は飼い主の行動を観察しているなんてことも珍しくありません。

「構ってくれるか」「おやつをくれないか」「散歩に連れて行ってくれないか」など、期待混じりに飼い主を見守っています。

飼い犬にとって、飼い主は最大の興味の対象の1つであるため、何かにつけ観察し理解したいと考えているのです。

まとめ


犬は人間が考えている以上に飼い主に興味を持っているので、「気付いたら見られていた」なんてことも良くあるのではないでしょうか。

犬の目はとても表情が豊かで、ただ見ているだけでもさまざまな感情や気持ちが込められており、慣れてくれば視線だけである程度見つめている理由が分かるようになります。

今回紹介した4つの心理を含め、「なぜ見てくるのか」が分かるようになれば、愛犬とより一層深いコミュニケーションが取れるようになるでしょう。