【アンケート結果発表】もう古いかも?最新の『犬マナー』4選

ブリーダーナビの公式ツイッターで犬のマナーについてのアンケートを実施しました。アンケートの結果とともに、最新の犬マナーを4つご紹介します。

『犬のマナー 』と聞いて、真っ先に思い浮かぶのは?


(ブリーダーナビ公式Twitterでのアンケート 2021年7月23日実施 回答数44)

「外出時の排泄処理」がダントツで1位という結果になりました。いつもはしないのにオシャレな場所に行ったときに限っておしっこしてしまって慌てることがあったり、逆に自宅の塀や門に知らないワンちゃんにおしっこされて臭いに困ってしまったりと、排泄処理に関しては何かと問題が多いものですよね。

犬の飼い主として、自身がマナーを守ることも愛犬にマナーを守らせることも求められます。しかし、マナーは変化していくもの。今の時代に合った最新のマナーをチェックしてみてください♪

1.散歩時の排泄物の処理


散歩のマナーの中でも、飼い主が特に意識して守らなければならないのが、おしっこやうんちなど排泄に関することです。

散歩中に愛犬がしたおしっこは、多くの飼い主さんが水をかけ流して処理をしていますが、それだけでは十分といえません。確かに、水で流せばある程度はにおいを消すことができるので、何もしないよりは全然マシです。

しかし少量の水をかけただけでは効果があるとはいえません。中には、「大した意味がない、ただの自己満足」と考えている飼い主さんもいるようです。

では、散歩時の愛犬のおしっこはどのように処理すれば良いのでしょうか。

うんちの場合はトイレットペーパーや処理用の袋に包んで持ち帰る方が多いと思いますが、おしっこの処理ではトイレシーツを利用しましょう。

最も良いのは散歩中におしっこをしようとしたら、ご自宅のようにトイレシーツを敷いて、その上でさせることです。

シーツに誘導しても嫌がって避けてしまう場合には、排泄後に水をかけたうえでシーツで吸い取りましょう。においなどの排泄の跡を最小限にすることができます。

2.ドッグランでのマナー


ドッグランとは、簡単に説明すれば「犬を放して自由に遊ばせることができる専用の広場」です。しかし、いくら自由に遊ばせられるからといっても、不特定多数のワンちゃんと飼い主さんが訪れ利用する場所なので、他の利用者に迷惑をかけないようマナーを守らなければなりません。

またマナー以上にドッグランによってルールも違うため、事前に禁止事項などを確認してから訪れることが重要です。

具体的には、おもちゃやおやつの持ち込みを禁止しているドッグランがあります。もしも知らずに持ち込んだとしても、当然施設内での使用はNG。

施設によってはおもちゃを貸し出してくれるところもあるので、そうした点も含めて事前にルールを確認しておき、ドッグランでのマナーを守りましょう。

3.散歩に出かける時間帯

新型コロナウィルスの影響で、外出すらままならなくなった現在。コロナ対策として愛犬とのお散歩に出かける時間にもそれまでとは違った対応が求められています。

以前であれば飼い主同士の交流という意味もあり、お散歩はみな同じような時間帯でしたが、現在は密を避けるため夜人が少ない時間を選ぶ方が増えているようです。

実際に、東京都獣医師会は犬の散歩に関する注意点で「人混みを避けたルートを選ぶこと」を推奨しています。

広く知られているように、感染対策は人と接触しないことが基本です。そのため、人が少ない時間帯を選んで散歩するのは時代に即したマナーであるとともに、しっかりとした感染対策といえるでしょう。

他の犬や飼い主さんとコミュニケーションを取りたい場合も、同様にソーシャルディスタンスを意識して、少し離れたところから声をかける程度に留めるのが理想的ですね。

4.動物病院での過ごし方

人間の病院にマナーがあるように、動物病院には動物病院のマナーがあります。

特に気を遣いたいのが、他の飼い主さんやワンちゃんがいる待合室での過ごし方です。

動物病院の待合室には、人間や犬だけでなく猫など他の動物がいる場合も少なくありません。動物同士の相性もあるので、窮屈そうだからという理由でクレートから出すなど、必要以上に自由にさせてしまうと、他の方の迷惑になりかねません。

また、普段とは違う環境に置かれて愛犬が興奮しないように、もし興奮してしまうようならそれなりの対応が必要になります。場合によっては待合室ではなく、外や車の中で待つようにしてください。

まとめ

犬を飼うということは、飼い主として愛犬の責任を負うということ。愛犬にトラブルを起こさせないためにはマナーを守らなければなりませんが、マナーは時代とともに変化していき、それに伴い飼い主に求められる行動や対応も変わっていきます。

現在、新型コロナウィルスに対応するために、社会的に求められる新たなマナーも増えてきました。マナーを守るということは、周囲への配慮であるとともに、自分たちの身を守るための手段でもあります。

今回紹介した新たなマナーを参考に、時代に即した行動を心がけてください。