愛犬は甘えん坊?
(ブリーダーナビ公式Instagramでのアンケート 2021年7月25日実施 回答数113)
約9割のワンちゃんが「甘えん坊」という結果に♪甘えん坊のワンちゃんも、自立しているワンちゃんも、どちらも可愛いですね。ここからは犬が飼い主に甘えるときにする仕草を6つ紹介します。見逃していた「甘えたいなあ」の仕草があるかも!?
1.顔をなめてくる
犬は飼い主に甘えたいとき、顔をなめてきます。これは子犬が母犬にごはんをねだるのと同じ行動で、飼い主を親のように信頼して甘えている証です。
顔の中でも、特に口の周りをなめるのは犬にとって最上級の愛情表現で、飼い主に対しての信頼や敬意が込められています。
ただし、不安を感じている場合も同様に顔をなめてくることがあります。あまりにもしつこくなめてくるようなら、なにか不安を感じているのかもしれないので、ストレスを感じていないか観察してみましょう。
2.近くに寄ってくる
ソファに座っていたりベッドで横になっているとき、愛犬が身体をスリスリしてきたことはないでしょうか。飼い主の近くに寄って体を密着させてくるのは、「一緒にいたい」といった甘えたい気持ちから出た行動です。
飼い主の近くは安心できる場所であるとともに、飼い主のにおいを強く感じることができるため、ワンちゃんにとって癒しの場所になります。
愛犬の愛情に応えて、体を撫でてあげたり構ってあげたりしてあげてください。
3.前足を乗せてくる
愛犬が腕や足にちょこんと前足を乗せてきたことはありませんか?この小さな子どものようにかわいらしい行動も、甘えているときの仕草の1つ。
もっと自分に注目して構ってほしくて、飼い主の気を引こうとしているのです。
また前足を乗せるという仕草には独占欲も含まれており、「飼い主さんは自分だけのもの」という、他の仕草以上に強く甘える気持ちが込められています。
この独占欲が強くなりすぎると、要求がエスカレートしてしまう恐れがるので、目に余るようなら無視した方が良いかもしれません。
4.あごを乗せる
愛犬が自分の足にあごを乗せてきた、という経験がある飼い主さんは多いのではないでしょうか。この仕草も、甘えたいワンちゃんがとる行動の1つです。
座ったり寝転がったりしている飼い主にあごを乗せるこの行動は、とても無防備な状態なので余程相手に心を許していないとできることではありません。
体の力を抜いてリラックスした状態で、本来あまり触られたくない頭をさらしていることから分かるように、絶対的な信頼感の表れといえるでしょう。
愛犬があごを乗せてきたら、甘えたい気持ちに応えて優しく頭を撫でてあげてください。
5.後ろをついてくるとき
好きな相手であれば、いつも一緒にいたいと思うもの。その気持ちは人間でも犬でも変わりません。あなたがトイレに行くときもお風呂のときも一緒についてきて、ドアのそばで待っているようなら、「一時も離れたくない」と甘えているのでしょう。
愛犬が自分の後ろをトコトコとついてきてきてくれるのは、かわいらしく嬉しいものです。
単純に一緒にいたいという気持ち以外にも、「ご飯がほしい」「遊んでほしい」など、何かをしてほしくて付いてきている場合もあるので、愛犬が何を求めているのか考えてみてください。
ただし、こうした行動が極端になると『分離不安』になってしまう恐れもあるので、適度な距離感を保つことも覚えさせましょう。
6.お腹を見せる
犬がお腹を出して仰向けに寝っ転がる、いわゆる『ヘソ天』と呼ばれるポーズをするときも、甘えたい気持ちが強い状態です。
犬にとって、お腹は普段見せることがない場所で、急所に当たる部分になります。そこを無防備に見せられるということは、心から信頼して安心できている証拠です。
同時に「お腹を撫でて欲しい」という意思表示でもあるので、このポーズを取ったらお腹をワシャワシャ撫でてあげれば愛犬も大喜びしてくれるでしょう。
まとめ
愛犬に甘えてもらえるのは、飼い主冥利につきますよね。
今回紹介した6つの仕草はどれも分かりやすく、なんとなくでも「甘えてくれているんだな」と分かるものばかりです。
飼い主からすれば甘えてくる愛犬には応えてあげたいところですが、ただ甘やかしてばかりも良くはありません。
甘えたい気持ちに応えると同時に、適度な距離の保ち方も教えるようにしましょう。
著者/ブリーダーナビ編集部