吠え癖のしつけ方
無駄吠えには吠えるだけではなく、大きく響く遠吠えもあります。それぞれどんな方法でしつければいいのか、具体的なしつけ方を紹介します。
なお、秋田犬は初心者にはしつけが難しいと言われています。なかなかしつけが上手くいかない場合は、ドッグトレーナーなどに相談することも検討しましょう。
無駄吠え
無駄吠えをしつける前に、まず吠える原因を見極め、除去することが大切です。運動したいときや排泄をしたいときなど、原因を解決してあげると吠えなくなります。
しかし、吠えてから行動すると吠え癖がついてしまう恐れがあるので、吠える前にそれらの原因に対処すると良いでしょう。
また、吠え始めたときに空き缶を落とすなど大きな音を出すことも効果的です。吠えると変な音がすることを刷り込ませると、次第に吠えなくなります。
大きな音を出すときはワンちゃんに見られないようにすることがポイントです。吠えるのを止めたときは思いっきり褒めてあげましょう。
このほかにも、両手で口を掴んで目を合わせる方法や吠えている間は無視をする方法など、無駄吠えをしつける方法はいくつかありますよ。
遠吠え
遠吠えはワンちゃん同士の居場所を伝えるコミュニケーションの1つです。警戒や寂しさ、サイレンに反応して遠吠えをすることもあります。どの理由でも本能によって遠吠えをするので、しつけることは難しいと考えられます。
そのため、遠吠えより楽しいことがあるなど覚えさせることが遠吠えを止める方法となります。例えば、遠吠えをしたときにおもちゃを見せるなどし、遠吠えを止めたときに遊んであげます。それを繰り返すことによって、少しずつ遠吠えを減らしていきましょう。
まとめ
秋田犬は吠え声が大きいため、無駄吠えがついてしまうと生活が大変です。無駄吠えのしつけは根気強くする必要がありますが、ストレスにならないよう厳しくするだけではなく、愛情を持って教えていきましょう。
ブリーダーナビでは、日本全国のブリーダーが登録されています。ブリーダーから迎え入れると無駄吠えをしつけるアドバイスも聞くことができるので心強いでしょう。
著者／ブリーダーナビ編集部