鈴木真己ブリーダーインタビュー|山梨県|カニンヘンダックスフンド、プードル、ポメラニアン

鈴木真己ブリーダーインタビュー|山梨県|カニンヘンダックスフンド、プードル、ポメラニアン

気になる子犬がどんなブリーダーに育てられているのか気になりませんか?ここではブリーダーナビの優良ブリーダーを厳選してご紹介します。今回は山梨県甲斐市にお住いの「鈴木真己ブリーダー」にインタビューしました。お客様の疑問にも親身にお答えしている鈴木さん。ブリーダーとして心掛けていることなど、詳しく伺いました!

ブリーダー情報

ブリーダー名
鈴木 真己ブリーダー
犬舎
山梨県甲斐市島上条3-5
取扱犬種
カニンヘンダックスフンド、ポメラニアン、トイプードル、タイニープードル、ティーカッププードル

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自由に過ごしてもらえる環境

鈴木 真己ブリーダー

―本日はブリーダーとしてのこだわりなど、いろいろとお聞かせいただければと思います。よろしくお願いします。

鈴木ブリーダー:よろしくお願いします。

―鈴木さんはブリーダーになられてからどのくらいになるんですか?

鈴木ブリーダー:もうどれくらいでしょうね…10年以上は経つと思います。

―長きにわたって活動されているんですね。ブリーダーを始めるきっかけを教えてもらえますか?

鈴木ブリーダー:プードルが可愛いと思って飼い始めて、それから赤ちゃんが生まれたんです。それで、知り合いにワンちゃんが欲しいという方がいたのでお譲りして。そこからだんたんとブリーダーとして活動し始めました。

―そうだったんですね。10年以上ブリーダーとして活動されている中で、どんなことに気をつけていますか?

鈴木ブリーダー:人と暮らす上でしつけは大事ですし、清潔にしてあげたいという気持ちももちろんあります。ただ、一番大切にしているのはワンちゃんを家族として育てることです。ケージの中に入れっぱなしにすることは絶対にしたくなくて。

―ワンちゃんたちはストレスのない環境で暮らしているんですね。

鈴木ブリーダー:そうですね。これも当たり前なことですが、人間が寒い・暑いと感じる気温はワンちゃんにとっても同じなので、室温の管理も徹底しています。冬場はヒーターをつけるなどして、体調を崩さないように一定の室温を保つよう心掛けています。

―日本は年間を通して気温の変化が激しいですからね。

鈴木ブリーダー:あとは空気清浄機や加湿器、脱臭機を設置して、空気も清潔にしているんです。ワンちゃんを飼っている方だと気にされないかもしれませんが、やはりどうしても匂いは付きやすいので。

―初めて飼われる方だと特に気になるかもしれません。

鈴木ブリーダー:はい。匂い対策をしっかり行っている甲斐もあって、見学に来たお客様から「匂いがしない」と言っていただけることもあるんですよ。それは嬉しいですね。

―お客様から評価いただくと努力が報われたような気持になりますよね。

鈴木ブリーダー:飼っていると匂いがするかどうかって分からないじゃないですか?
なので、お客様からそう言ってもらえるのは本当に嬉しいです。
時々「私の家の方が臭い!」なんて言ってくださる方もいて(笑)

―それは最大の誉め言葉かもしれませんね(笑)ワンちゃんたちはどんな風に過ごしているんですか?

鈴木ブリーダー:基本的には自由にさせています。お客様が来られた時や、赤ちゃんを産んでいる子はケージに入れて安全を確保しますが、それ以外はお家の中で自由に過ごしていますよ。人間と同じように生活してもらいたくて。

あと、ごはんはそれぞれケージの中でゆっくり食べられるようにしています。取り合いになってしまうと成長に影響してしまうので。

―ケージはあくまで補助的なものとして使用されているんですね。

鈴木ブリーダー:そうですね。家族だと思って愛情を持って育てているので、できる限り自由に過ごしてもらっています。


人と暮らす上で欠かせないトイレのしつけ

鈴木 真己ブリーダー

―初めてワンちゃんをお迎えするという方もいらっしゃると思うのですが、安心してもらえるように行っていることはありますか?

鈴木ブリーダー:トイレがちゃんとできるかどうかは大きいと思うんですけど、うちでは離乳食が始まる35日頃からトイレシーツの方に行ってくれるようになるんですよ。

―それはどうやって覚えてくれるんですか?

鈴木ブリーダー:寝起きは人間と同じようにワンちゃんもトイレに行くんですよ。なので子犬が起きてきたらトイレの方に誘導してあげて、トイレシーツにも少しだけ匂いを付けておくんです。そうすると「ここがトイレ」ということを理解してくれて。
お迎えしてくださるお客様にも同様の方法をお伝えしています。

―なるほど。トイレのしつけは最初の難関ですもんね。

鈴木ブリーダー:そうですね。トイレのしつけだけは覚えてほしいですよね。

―そういった面でもある程度はあらかじめ覚えていてくれて、具体的なしつけ方法も教えてもらえるのは安心ですね。

鈴木ブリーダー:お客様の元へワンちゃんが巣立っていくのは生後2ヶ月を過ぎた頃なんですけど、「90%くらいはトイレシーツでしてくれます」と嬉しいお言葉もいただけます。

―環境が変わっても身についているんですね。

鈴木ブリーダー:ただ、ワンちゃんが可愛いからといって、寝起きにすぐ抱っこしてしまったり、トイレのしつけが完璧じゃない状態で自由にさせたりすると、トイレの場所を覚えてくれなくなることもあります。

可愛いと思ってくださるのは嬉しいですが、甘やかしすぎた結果、お客様が困ることになるのは避けたいので。トイレが完璧になるまでは、ある程度ワンちゃんの行動を制限することも大切なんです。

―甘やかすだけでは覚えてくれないですよね。

鈴木ブリーダー:そうですね。トイレのしつけは第一だと思っていて。トイレが上手くできないことでお客様とワンちゃんの関係が悪くなってしまうこともあると思うんです。
なので、ワンちゃんが過ごす環境も細かく説明しています。環境が変わると今までできたことができなくなってしまうこともありますから。

―初めてだと余計に、どういう環境にすればいいのか不安になると思います。細かくどうすればいいのか説明してくれるのは助かりますね。

鈴木ブリーダー:生活環境などをお伝えした後に「こういう環境でお迎えしようと思ってるんです」と写真を送ってくださったお客様がいまして、そしたら自分のところより立派で(笑)ワンちゃんが過ごしやすい環境を用意してくれたんだと思ってすごく嬉しかったですね。

―愛情を持ってお迎えしてくれることが分かると嬉しいですよね。そういったお客様とのやり取りで印象的だったことはありますか?

鈴木ブリーダー:あまり写真を撮るのが得意じゃないんですよ。なので見学前のお客様に最新のお写真をお送りするときも「可愛く撮れないんですけど…」とお話しすることが多いんです。

そういうこともあってか、お客様から「写真も可愛いけど実物はもっと可愛いですね!」と言われることが多くて(笑)そう言ってもらえるのは嬉しいです。ただ、写真も同じように可愛く撮りたいんですけどね(笑)

―ワンちゃんの撮影は難しいですもんね(笑)

鈴木ブリーダー:はい(笑)「どの子をお迎えするか、みんな可愛いから悩む」という方もいらして、それも嬉しいですね。私もお客様の立場だったら悩むなと(笑)

―それだけ可愛さに自信があるってことですね(笑)鈴木さんからサービスでお客様にお渡ししているものについても伺えますか?

鈴木ブリーダー:ドッグフード(今までワンちゃんが食べていたもの)とシャンプーはお渡ししているのと、これは現金でお支払いしてくれた方のみになってしまうのですが、ハウスとしても使用できるキャリーバッグをお付けしています。

―ドッグフードの切り替えを急にするとワンちゃんがお腹を壊すこともありますよね。今まで食べていたものをサービスでいただけるのは助かると思います。


心配事があれば気軽に相談してほしい

鈴木 真己ブリーダー

―ブリーダーとして「やりがい」を感じる瞬間はどんなときですか?

鈴木ブリーダー:先ほどお話しした内容とも重なりますが、やっぱりお客様がワンちゃんを「可愛い!」と言ってくださるのはすごく嬉しいですし、「しつけが良かったので順調に育っています」という言葉も励みになります。

―大切に育ててきたワンちゃんを褒めてもらえるのが一番大きいんですね。

鈴木ブリーダー:そうですね。1匹1匹、愛情を注いでいる自慢の子たちなので。

―これからワンちゃんをお迎えしようと考えている方に向けてお伝えしたいことはありますか?

鈴木ブリーダー:「人と遊ぶのが楽しい」と思ってもらえるように、親離れする頃から積極的に戯れるようにしています。なので、どの子も人懐っこくて可愛いですよ。

お迎えしてからも不安なことや気になることがあれば、いつでも相談してほしいです。
子犬の時期は体調も崩しやすいので、些細なことでもご連絡いただければしっかりお答えします。

―最初のうちは特に不安になることが多いですから、そう言ってもらえるのはお客様としても心強いと思います。

鈴木ブリーダー:あと、お客様の中には「両親がどういうワンちゃんなのか」を気にされる方も多いのですが、必ずしも親犬と同じように育つわけではないんですよ。

―人間も親と同じようになるかを考えるとそうではないですもんね。

鈴木ブリーダー:はい。「成犬になったらどういう顔になるのか」を知りたくて親犬を見たいという場合もあるかと思うんですが、顔つきが似るとも限らないので。

―そうですよね。

鈴木ブリーダー:なので、親犬がどういうワンちゃんかよりは、その子を気に入るかどうかで判断してもらえればと思います。

うちではティーカップなど小さいワンちゃんを育てていますが、無理やり小さくしているわけではなく、健康面もしっかり管理して無理なく「小さくて可愛い」子たちです。そこは自信を持って言えます。

―小さいサイズなので食事量なども気になる方もいるかと思いますが、食事に関して気をつけていることはありますか?

鈴木ブリーダー:やっぱり体に応じた量をあげないと、可愛いからといってたくさん与えてしまうと下痢してしまうんですよ。

ドッグフードの袋に「何g」と書いてあっても、育てている自分がその子の適量を一番わかっているので、お客様には「可愛くてもこの基準を守ってくださいね」とお伝えしています。食事量を増やしていくのも「1gずつ、少しずつ増やしてください」と。

子犬は与えれば与えるだけ食べるんですよ。だからこそ、お手間かもしれませんが、しっかり与える量を計ってあげてください。その子に合った量を守れば下痢することもありませんから。

―ワンちゃんみんなの食事量を把握されているからこそ、お客様に明確な数字としてお伝えできるんですね。

鈴木ブリーダー:はい。食事の増やし方なども含めて丁寧に説明できるように心掛けています。

―もしも不安になることがあれば、その都度相談できますしね。

鈴木ブリーダー:そうですね。子犬の時期は心配事が多いと思うので、いつでもお気軽にご相談いただければと思います。

お客様からのご連絡は、子犬が3回目のワクチンを終えたあたりから少なくなるんですよ。ちょうどお散歩デビューする頃で、ワンちゃんも落ち着いてくるんです。

「便りがないのは元気な証拠」だと思っていて、何もないようでしたら私から変に連絡したりはしないので、そこは安心してほしいです(笑)

―本日はありがとうございました!

編集後記

ご家庭内でワンちゃんたちを自由に過ごさせている鈴木さん。定期的にシャンプーも行い、清潔さも保てるようにしているそうです。食事量など、ワンちゃんの育て方も丁寧に説明してくださるので、初心者の方も安心してお迎えできると思います。「なにかあれば些細なことでも気軽に相談してほしい」と心強いお言葉もいただけました。ティーカッププードルをお迎えしたいと検討中の方は、ぜひ一度鈴木さんのワンちゃんをご覧になってください。
取材のご協力ありがとうございました!

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